「かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソン2018」
をゴールしたわりと直後のことで。
そんとき、同時に表題がキョライした。
「せっかくリセットすんだから
いらねえ知識とか経験、すべて捨てちゃおう」
そしたらなんかすげえ、わくわくしてきた。
あ、きょうもそんな感じで
きのうのつづきっていうか。
プロローグ的に観念的なことをほざくらしい。
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ジョグをはじめたのが2010年のいまごろ。
丸8年になる。
8年ってわりと短くはない年月じゃないすか。
その間、「走ること」について
多少なりとも経験を積み、知識を得てきた。
とおもう。
*
ただ、そのなかにはいらないものもあって。
別に自分の道程を否定するとかじゃなく。
意識の足かせになっちゃうというか。
なまじっか知ってしまったばっかりに
じぶんの成長に壁をつくってしまう
なんらかが、あるもんで。
「このコースをこんくらいで走ったいまは
こんくらいの調子/仕上がりだな」とか。
「ここをこうすればこうなるもんだ」とか。
「ここらがおれの限界かも」とか。
いくらでもあるもんで。
それらは一概に悪なわけではなくて
それによってケガが防げたとか、
こうしたから飛躍的に伸びたとか、
そういうのもいっぱいあるケド。
とりあえず、全・削・除。
*
こういうと
ちょっと語弊があるかもしんないが。
わりとジョグをはじめてすぐのひとが。
はんちくな知識と経験にかぶれたおれからすっと
いくぶん型破りな練習を積み。
いくぶん型破りな設定でレースに臨み。
怖いもの知らず感でもって設定をクリアしてく。
って、よくあることで。
*
それは
「そんなことしてたらケガしちゃうって!」
「それでいつまで記録のばせんのかなあ。。。」
って、どこか冷ややかに見ちゃう。
みたいなクソ上目線なダークサイドを
おのれのなかに発見しちゃって
うんざりしちゃったりも、しつつ。
もう反面ではそういう、いい意味での
「知識まっさらによる破天荒プレイ」
にじゃっかん、あこがれもしてた。
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幸か不幸か。サッコン。
かすみがうら(めんどいからもう略す)は
初フルのときとそう変わんないタイムだったし。
前エントリーで気どったように
「6kを全力で、キロ5が切れねえ。」
「ゆるジョグ15kで、2回あるいたー。」
ってのが、おれの等身大。
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こ、これはまさに
全削除からのリスタートには
うってつけと、いっていいじゃないすか。
4、5回目までのマラソンは
走るたびに20分も30分も縮めてた。
そういう、感じ。
先に夢だけを見ていい資格を有してるげ。
リセットの旬きたれり感、パねえ。
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。。。
*
そんなわけで。
無邪気っこオーラで。
「おいおいおい、6kも走れちゃったよ」
からの果てしない延長線をたどりはじめる。
ことにした。
*
まあ、言っても。
現実的に全削除なんてできるわけねえから。
つごういいとこだけ過去の経験を持ち出すw
たとえば
「9年目のベテランなおれさまちゃんが
ルーキーのおれさまちゃんをコーチするてい」
なあんてのが実現できたら
さぞ、楽しかろう。
じっさい。
「きょうは6kも走れちゃったよ」って感覚。
これがまた、おもってたよかうれしいなう。