あわてて年賀状を書きはじめる。
我が家(アレキさんではないほう)では
おれが裏面をつくるのが、鉄のルール。
*
デザイン的にもコピー的にも
センスはまったく、ない。
おれは賀状あんま出さない派。
去年もらったひとに出して、
新年が明けて、出してないひとから届いたら
返す、ていど。
超絶人見知りのコミュ障なので
おれ宛に届くのは、毎年2通ぐらい。
*
仕事がらみも家に届くにょうぼうが
せっせと賀状を書きながら、言う。
「おめえ、キクチよお。
じぶんのぶん、3通ぐらいしかねえケド
ムネコフさんとかたかしさんとか
出さなくていいのか???」
ふぁっ!!!!
*
たしかにかに。にょうぼうは。
ブログ的なことはまったく知らないし。
それはなにも、おれが秘してるわけじゃなく。
どっちかっていうと、
「おれのブログ、クソおもしれえから読んでみ」
的に、アッピールしてみても、
「おめえの推奨なんか、つまんねえにきまってる」
ってんで、見向きもしない。
ノー興味。
*
それでも、話の端々に。
俎上にあがることはよくあって。
そんなわけで。
「ムネコフさんには賀状、出さないの?」
「ぼっち練のひとにそんなセンスの賀状でいいの?」
「さんざん迷惑かけたマルさん夫婦に
詫び状を送りつけなくていいのか? あーん!?」
「なんたら2700っておじさんは?」
とかってなった。
*
いちいち細かくて恐縮だが
「2600」な。
*
ふと、考えてみますれば。
そのひとたちとは日頃からよく接してて。
流れとしてとうぜん。
狛江の冷え切った夫婦の
不毛な会話にさえ登場するひとたち。
だのに、賀状すら出さない。
(仕事関連のうっすいつながりの
*
って関係性、言われてみれば。
そのとおり不思議で。
そこらへんの文化(?)を
ブログにまったく興味のないにょうぼうに
説明するのは、すげえむつかしい。
かけ算九九を覚えたばっかの子どもに
分数の足し算を教えるくらい、むつかしい。
*
なんていうか、この。
「ふだんからよくコミュニケーションとってて
リアルでもお会いしてるにもかかわらず
お互いの素性やら、もっというと
住所もおなまえも知らないひとたち」
と知り合いだったりするってのは。
年齢だけはいいオトナになっちったきょうび。
とても大事なことのような気がする。
と、あらためておもった。
おもいましたとさ。
*
そんなわけで、良いお年を!
(明日もブログ書きますよ)
おめえキクチよお、パクリンチョだなっ!