「えーっとね、白レバーでしょ。
あと、だし巻き卵、しめ鯖炙り。
あ、馬ユッケ忘れてた。あと・・・」
席につくやいなや、
頼みたいものを空んじるユキねえさん。
店はマルさんが嗅覚でもって
よやくしてくださったので、初来店で。
行きの電車で食べログをみながら
イメトレを重ねてたらしい。
主役オーラが、パねえ。
ゲキアツだ。
*
ユ「みなさん、なんかほかに頼みたいものあれば・・・」
一同「十分だよ!」
むしゃむしゃ食ってると。
ユ「しかしキクリン、
けっこう派手に落下したよねっ」
・・・(まったく記憶にねえぇ)
ユ「倒れたまま動かないから
さすがにちょっとびっくりしたよ」
お、お、おうよ。
ユ「さすがにちょっとびっくりしたケド」
ユ「近寄ってみたらちゃんと息はしてるし」
ユ「うん、ダイジョーブダイジョーブって」
息はしてる=ダイジョーブ?
思考回路www
もとい!!!
あわわわ、そんなんだったんすか。
*
っていうか(↓)。
「ひょっとしてユキねえさんは。
コトのテンマツをよくは知らねえのか?」
ぐらい、おもってた。ショージキ。
マル「それで、旦那とユキねえさんが
いろいろダンドリする係でよぉ・・・」
マル「あたしは、キクチを落ち着かせる係でw」
ううっ、すげえチーム体制だな。
これで、次からもいつでも。。。
いや、なんでもない。
*
以下、マルさんによる。
「奥さんに連絡しなきゃなんだけどよぉ」
「キクチのスマホはパスワードロックされてんじゃん」
「どうしようどうしようってったら」
「ユキねえさんがキクチのリュックから
紙切れを見つけだして」
「なにかとおもったら」
「エントリーしたレースの控えで」
「ユキねえが言うわけよ」
「『この緊急連絡先は奥さんじゃない?』」
「ユキねえ、マジ、有能すぎる」
ユキねえさん、マジ、有能すぎる。
*
「それで奥さんに電話したんだけどよぉ」
「とうぜん、そんな訳わかんない番号から」
「夜にいきなり着信あって、出るわけないじゃん」
「何度か鳴らしたあと」
「『いま、こうこうこういう状態だから
キクチさんのケータイに電話ください』って」
「ユキねえ、留守電に入れるわけ」
それで留守電きいたにょうぼうが
あわ食ってコールバックしてきて
連絡がついたんだと。
ユキねえさん、マジ、辣腕!
*
そんなこんなで。
お3方にクソ迷惑かけながらも
なんとか修羅場は収まったそうで。
「ひょっとしてユキねえさんは。
コトのテンマツをよくは知らねえのか?」
ぐらい、おもってた。ショージキ。
とか、ホント
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!
でもでも。
言いわけがまし100的には。
ユキねえさん、こんなんふうだったんすよ。
クールすぎる。
おれなら、手柄を恩着せまくるぜ。
なのに。
*
おれのブログ村的には。
ユキねえさんとは
わりとご相伴さしていただいてるほうで。
とくに難聴騒動からコッチ。
やたら、ユキねえさん率高し。
そういえば、ホエアイズたかしさん?
ってのは措いて。
たとえば。
フライング気味に、コウ。
⇒【サシノミ】ユキねえさん
その数日後、BJさんプロシードさんと、コウ。
⇒復活ののろし、おれヒロシ
で、上で取りざたした前回のアレと。
今回の、コレ。
*
ユキねえさんは
「マラソンにそう、キョーミねえ」ばかりか。
走れば走るほど、マラソンにキョーミねえを
確信してるひとで。
去年の味スタ6耐の打ち上げのときなんか。
みんなが、「わー、楽しかった」
「やっぱ、走るのっていいよね」
って言ってるそばから。
「キクリン、確信したよ。
あたしゃ、マラソンする気、ますますない」
とか豪語する感じで。
*
もともとブログ村のひとって。
お互い、細かい素性とかはよく知らずに
マラソン×ブログで
うっすく(あるいは濃厚に)つながってる
ってだけの間柄なのに。
ユキねえさんは
マラソン走る気ねえし。
ブログもめったに更新しねえ。
ってんで。
*
共通点(っていうか)は
「村のひとのなかではわりと近所なほう」
「ウタゲは嫌いではない」ってだけで。
あとはわりと接点のありようもない。
にもかかわらず、こうして
ひんぱんに声をかけてくださるのは
おれは、ものすごくラッキーだな。
*
なあんてことを、キョライさせながら
「呼び出し」もひと段落したことだし
静かにビールを飲んでると。
地図夫さんとユキねえさんは。
ユキねえさんがチャレンジしようとしてる
むつかしい資格のことを語りはじめて。
おれにとっては
そのすべてが宇宙語みたいにワケワカメなので
ひとりで静かにビールを飲み進めてると。
*
「おう、キクチ、よぉ」
「あたし最近さぁ」
「絶望的に走るモチベーションがなくってね」
と、マルさん。
おめえ、北海道マラソン走んじゃねえのかよ!
は、ひとまず措いても。
「そういうことは今までもよくあったケドよぉ」
「今回はよぉ」
「ブログを書く気まで失せちゃってよぉ」
「こんなのはじめてだから、
じぶんでもちょっと、とまどってんだわ。。。」
マルコリーニ、いきなり吐露しはじめる。
*
よっしゃ!
おれもいま、絶望的にモチベーションない。
ジョグに対しても、ブログに対しても!
ちょうどいい。
これは話が弾むかもしんねえ!
チャンスだ、よっしゃ!
。。。
っていうかコレ。
「よっしゃ!」「ちょうどいい」
ってきょくめんじゃ、ねえよな?
火を見るよりあきらかに。
*
そんなこんなで
絶望的にジョグする気も
ブログ書く気もないひとたちが
マイナスオーラを同調させんとしていた。
んであった。
つづく。