キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

きょうサブスリーをどうしてもやっておかなくてはならない 2017古河はなももマラソン ハーフから30kまで

今回のクソ辺境のはなももふり返り。
万が一、ニーズってもんがあるとしますれば
ここからゴールまでだよね、たぶん。

でもなんかこう。
つい3日前なのに、もうずいぶん
前の出来事なような気がする。
とか、どうでもいいな。
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コース全体図。
地図全体

ハーフ~30kは、
全体図でいうところの右のほうの十字(ドム)。
21-30地図



20~25km
21:22/1:49:18(4:22、4:20、4:11、4:16、4:13)
21:26/1:49:42

中間点通過が1時間32分59秒。

当初のプラン通り
「ここからたったのハーフマラソン」
って、気持ちを切り替える。



「ハーフ」巡航の基準は
さいきんのハーフの巡航最低ラインとおんなじ。
「4分20でもいい」

懸念点があるとすれば。

いつもフルがうまくハマったとき
(ネガティブスプリットをキメたとき)
「前半をもう少し速くいけばいんじゃね?」
ってよく言われるんだが。

前半だって、そうラクしてるわけじゃないんだよね。
じぶん的には、わりといっぱいいっぱい。
だったりする。



ってことはどうでもよくって。

10k~ハーフまで、
そう動きが良かったわけではないので
逆療法的にイチかバチか上げてみるっていうか。
まあ、ギャンブル要素満載。

前エントリーで18k過ぎ。
「淡々と進んでればいつかまた潮目が変わるはず」
ってったケド。

待っててもしようがないので、
潮目の変化とやらを、おむかえにいった。
ってニュアンスもある。

とにかく、いままでのハーフはリセット。
フレッシュな気持ちで、ちょっとだけピッチを上げる。



ジツは。
「ハーフを超えたから、よし、いくべ!」
ってんじゃなくって

どうしようかずっと迷ってた。
こええし。

けっきょく、ピッチを速め出したのは
第3折り返しを折り返してから。
第3折り返しっていうか「第1ドム」
片道1kのオルテガから。

そんなわけで、22kは420かかってる。



そんな半ば破れかぶれでピッチを速めたものの。

いざ、ピッチを速めたらなんだかしっくりくる。
というか、走っててきもちい。

「ひょっとしてやっぱきょう、超絶絶好調なんじゃね?」
ウキウキしてくる。



十字路を左折して、片道2kの第4折り返しへ。
全体図のいちばん右へ向かう。

左折して、よしって爆走(おれ比)をはじめると
「ファサッ!」

おれから何かが落下した。

ふり返ると、5mぐらい後ろに
5cm四方の長方形が落ちてる。

なんですって!!!!

計測チップ????



引き返して拾おうとして、ふと右足をみる。
チップはちゃんと、着いてる。

腰に貼ってたホッカイロだったようだ。
そのまま、進みはじめる。
(拾わなくてゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ)

「いま、そんなドラマ性、いらねえよw」
独りごちながら。



考えてみりゃここだって序盤とおんなじ
先の起伏も見渡せる一本道。
なのに、明らかにさっきとは気分が違う。

23k411、24k416、25k413。

がんばってる感はまったくなし。
っていう抵抗ゼロ感(?)、ゆるジョグ感に
どんどん、楽しくなってくる。

「やっべ、この絶好調、ガチなやつだ」



ちなみに今回。
携帯したのは、ブドウ糖の塊5袋と
100円の羊かん。
そのまま飲める顆粒VAAM(どっかでもらった試供品)。
あと、富士登山試走で地図夫さんからいただいたマグオン。

けっきょく、ブドウ糖と
ハーフ通過直前に羊かん、しか食わなかった。

給水は23k手前ではじめて摂った。
以後、給水所ごとにスポドリと水を両方摂ったが
給食は摂ってないとおもう。



25~30km
20:35/2:09:53(4:05、4:12、4:07、4:04、4:07)
20:41/2:10:18

ゆるい下り坂もあって26k4分05秒。

いままでのマラソン。
25~35kまでの間にてんしょんがあがり
4分ヒトケタが出ると。
のちにかならずしっぺ返しを喰らう。

「まだイキってんじゃねえよ」
独りごちて、ちょっとゆるめる。
27k412。



ドム、三度目の左折。
片道3kの第5折り返し(ガイア)へ。

「すげえゆっくりいってるつもりなのに」
「マラソンの27kめが4分12」
っていう事実にかんぜんに舞い上がる。

舞い上がるっても、
「地に足がつかない」的な意味じゃなくって
調子づきはじめちゃってるほう。

おのずと、脳内再生されますよね。
ジョックロック。

キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

「いやいやいやいや。まだジョグだろ!」
独りごちるが、ひっこめない。

せっかくなので、脳内大音量にはせず
リチャードクレイダーマン的BGMって感じで
甘脳内再生しとく。

28k407、29k404。

なお、「独りごちる」は、
ホントに音声に出してる。いらねえ情報。



ここらへんでは、
「グロスでもサブスリーいけるんじゃね」
って、あとになってみりゃスットコドッコイな
勘違いをカマしてる。

そんくらい、まだ軽いジョグ気分でイケてる。



そんなスットコドッコイな勘違いのいっぽう。

「きょうおれは、どうしてもサブスリーを
やっておかなくてはならないのではないか?」
考え出す。

おれには官九郎さんみたく
サブスリーを目指すつおい想いがそもそもない。
きょうの目標だって03分カットだ。



でもでも。

ここまでの経過タイム。
ここ最近のラップ。

ちょっと手を伸ばせば、
サブスリーをたぐり寄せられる。
いま、そんな位置にいる(とおもう)。

「据え膳食わぬは・・・」じゃないケド。
そんな幸せな状況にあって、
ターゲットにしないのは、どうなんだろう?

たとえば、おれの目の前にフカキョンがいて。
おれのほうがもう一押しさえすれば
フカキョンをオトせる。
ってなったとき。

指をくわえてむざむざ見送る。

なんてことが、あるだろうか?
まあ、ないわな。
(たとえがへたっぴいすぎて
よけいわかりづらくなる
いつものパッターンなり。。。)

夢想だにしなかったフカキョン。。。
もといサブスリーは、
おれのほうがもう一押しさえすれば
できるかもしれないのだ。のだ。



あまつさえ、だ。

今後もマラソンを走ったとして。
そういう状況はもう二度とないかもしれない。
最初で最後のチャンスかもしれない。

文脈がどうあれ。
じぶんの頭上になんらかがめぐってきたとき
それをガガガッと取っちゃう。
そういういきおいって、要るはずだ。
マラソンにかぎらず、なにごとも。
とか、クソバカが人生を語ってんじゃねえよ。
は、さておいても。

きょうはツキもあるしw



わかったわかった、わかりましたよ。
「のではないか?」を、措く。

「きょうおれは、どうしてもサブスリーを
やっておかなくてはならない。」

うしっ、いくぜ!



30k407。

この脚の残りかただと、
これからあと2段階、ギアチェンジでける。
イケル!


30k地点の計測マットを踏みながら妄想する。
以後、計測マットを踏むたび、ずっと。
ランナーズアップデート、応援ナビ。
画面を眺めているであろうひとたちの顔を。

「あっ、キクチ、やってやがるな」
って、顔を。


官九郎さん、おれから目を離すなよ!
萌え太郎さん、帰ったらドヤ顔トーク、訊いてください!
ムネコフさん、こっからもっともっといくよ!
motoさん、おれまだオワコンじゃないかも。
あやたさん、キクチごときがムカツクでしょw
サトさん、おれが来週のサトさんにいきおいつけたる!
カミさん、楽しんでもらえてる?
かっきぃさん、あ、ゴルフ中か。。。
きぐま、出てこいやー!

ナドト、0.5秒ぐらいで走馬灯する。


30k通過。
2時間10分18秒(ネット)。

サブスリーまで
残り12.195kを49分41秒。
キロ4分04秒4。
(↑あとづけナリ)


つづく。



蛇足。
応援ナビによる順位経過。
スタート 942位。
05k 1145位。
10k 1257位。
15k 1273位。
20k 1255位。
中間点 1244位。
25k 1151位
30k 977位。