キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「3時間10分06秒ってのをどうおもうか?」のつづき

さてと、重い腰をあげてみる。
前編⇒「3時間10分06秒ってのをどうおもうか?」

そうそう。
このハナシをしたときは、ちゃらりんぐ
まだ起きてピンピンしてたな。



このエントリー。さんざんフイてきたように
なんで「遭難」してしまったかというと。

当初、こういう感じで考えてて。

○官九郎さんのアンサーと
○官九郎さんはそう言った背景。

○それに対するおれの考え。
○訊いた意図。
○おのれが抱えてる内なる矛盾やシリメツをカイチン。

○なんらか、オチ。

なんだが。
ただ長くなってしまうだけだし、
おれの内なる、を書き連ねれば書き連ねるホド
それはぜんぶショージキな告白なんだが
どれもウソくさくおもえるようになった。
ゆえ。

そんなん、どうでもいいな。



ちゃらら飲みで、おれは官九郎さんに
「大阪マラソンのおれの3時間10分06秒ってのをどうおもうか?」
を訊ねた。

官九郎さんの答えは
「ぼくがキクチに求めてるのは、そういうことじゃないです」

ほらね。やっぱり。

「じゃあ官九郎さんがキクチとやらに
求めてんのは、どういうことか?」
いろいろ訊いたんだが、それは措きまする。

しっくりきたり、「でもね、おれもね」とか
見苦しい弁明を挟んだりもしたが
とにかく総トータル的に、しっくりきた。

しっくりきたんじゃねえか、けっきょく。

んん? これはますます本格的に
「ブログに書くひつようあったのか?」
って感じだな。

でもそうそう、そういうことなのだよ。
「そういうことじゃないです」なのだよ。



で、その。
官九郎さんの想い。
官九郎さんがどう考えてるか、訊いたことや
おれのそれに対する妄想を連ねるよか

「何でおれが、官九郎さんに、そう訊いたか」

を考えるほうがいいような気がした。
なんとなく、だ。

だがしかし、だ。
それとて、ブログイップスを誘発しかねない
めんどくさいテーマなわけで。

なにしろ「内に矛盾やシリメツを抱えてる」
んであるからして。



。。。



ショージキ。
「じぶんが官九郎さんに訊いた理由」
なんか、ねえ。。。

その時点で完膚なきまでに、ノリだ。
訊いときたいなって、おもっただけだ。

たしかに
○大阪のタイムやらレース運びに大満足してて。
○当初は3時間20分で走れれば御の字。
○いやいや、3時間半でもいい。

っておもってて。かたや。
○でも、自己ベストには遠く及ばないし。
○ヒトケタすら出せなかった。

的なことはあったが、
だからどうだってんじゃない。



プロ野球選手がFA宣言をするとき
「(他球団での)じぶんの評価が知りたくて」
とかほざくひとがよくいる。

おれはアレが大っキライだ。
すなおにもっと給料がほしいとか
じぶんはまだまだこんなもんじゃねえとか
言やあいいのに、軸を他人に預けてる。

毎年かならずいて、ムナクソだ。

が、おれの今回の行動。
それとおんなじようなもんだ。
「すなおな気持ち」があるわけでもなく
たんじゅんに第三者的視点を求めただけ。

「評価が知りたくて」っていう。



これは、その。
モラトリアムエントリーだった「リスト」
をつくりながら見つけたんだが。

官九郎 2015/12/19 08:46
有楽町のホームで「てめぇこら官九郎、足立で勝負だっ」て言われたのを根に持ってます(笑)
90分台じゃ僕の背中も見えねぇぜ!
こんとき、だな。

もうすっかり忘れてたんだが、おもいだした。
このときの官九郎さんの感じ。

つまり、前後関係とか細かいこと関係なく
「やるの? やらないの?」
みたいなことが、前後関係を忘れて
すごくすがすがしいものに感じられて。

なんかおれはそういう陸上部的なリフジンを
求めていったのかもしれない。
(後付けなので、よくわかんない)

ただの、可能性だ。



さてと。

予想どおり収拾がつかなくなってきたが。
ひとつ、再確認ていうか確信したことがある。
を言っておくひつようがある気がする。

「おれは、もう降りてる」



なんつうか。現役感、みたいなものがない。
自己ベストを出したい、とか。
サブなんたらをめざす、とか。
そういうのが、ない。なくなってる。

そりゃあレースに出るとなったら
「どんくらいのペースでいく」
「だいたいこんくらいで走る」
とかって設定はする。が。

あくまで当日のコンディションとかで
やるもんであって。
そのなかで全力は出し尽くすケド。
目標タイムを据えて
それに向かって日々の練習をする
っていうのとは、違う。



じっさい、春に「もうタイムめざさない」
ってたわけたことをほざいて。
でも、これはいっときのことで
またメラメラ燃えてくるんだろうし。

ってタカをくくってたものの
気持ちはおそろしいほど、変わらない。

てめえの所業なのに
「もう少し、燃えたりしねえのかよ」
と、おもったりすることもある。

現役を、退いてる。



なので、(以下あくまで仮にね)勝ち負けとか
おれのタイムをどうするとか言われても。

すごく、困る。
困るというか、とまどう。
ベクトルが違うのに、引きずり出されても。

っていうか退役とくらべてどうすんの?と。



かたや。
おれはやっぱ、走ることがすきだ。
ということを、実感してる。

もっとそうでもないとおもってたのに
わりと、キライではない。
ので、いまも走ってるんだろう。

いま、走ってるのはぶっちゃけ。
「走るのがキライではないから」だし
「もし今後、記録めざしたいとおもったとき
まったくのゼロスタートじゃない感じ
程度には、しといたほうがいいんじゃねえか」
とおもってるからだ。

こんなこと、言うひつようないのかもしれないし。
じゃあ、何で官九郎さんに訊こうとおもったか。

ますます、謎は深まる。
じぶんでも、深いところではよく、わからない。


ただ、3時間10分06秒で満足
しきってるじぶんは、ちょっと
カッコわるいなあ、とはおもう。