前編⇒「3時間10分06秒ってのをどうおもうか?」
そうそう。
このハナシをしたときは、ちゃらりんぐ
まだ起きてピンピンしてたな。
*
このエントリー。さんざんフイてきたように
なんで「遭難」してしまったかというと。
当初、こういう感じで考えてて。
○官九郎さんのアンサーと
○官九郎さんはそう言った背景。
↓
○それに対するおれの考え。
○訊いた意図。
○おのれが抱えてる内なる矛盾やシリメツをカイチン。
↓
○なんらか、オチ。
なんだが。
ただ長くなってしまうだけだし、
おれの内なる、を書き連ねれば書き連ねるホド
それはぜんぶショージキな告白なんだが
どれもウソくさくおもえるようになった。
ゆえ。
そんなん、どうでもいいな。
*
ちゃらら飲みで、おれは官九郎さんに
「大阪マラソンのおれの3時間10分06秒ってのをどうおもうか?」
を訊ねた。
官九郎さんの答えは
「ぼくがキクチに求めてるのは、そういうことじゃないです」
ほらね。やっぱり。
「じゃあ官九郎さんがキクチとやらに
求めてんのは、どういうことか?」
いろいろ訊いたんだが、それは措きまする。
しっくりきたり、「でもね、おれもね」とか
見苦しい弁明を挟んだりもしたが
とにかく総トータル的に、しっくりきた。
しっくりきたんじゃねえか、けっきょく。
んん? これはますます本格的に
「ブログに書くひつようあったのか?」
って感じだな。
でもそうそう、そういうことなのだよ。
「そういうことじゃないです」なのだよ。
*
で、その。
官九郎さんの想い。
官九郎さんがどう考えてるか、訊いたことや
おれのそれに対する妄想を連ねるよか
「何でおれが、官九郎さんに、そう訊いたか」
を考えるほうがいいような気がした。
なんとなく、だ。
だがしかし、だ。
それとて、ブログイップスを誘発しかねない
めんどくさいテーマなわけで。
なにしろ「内に矛盾やシリメツを抱えてる」
んであるからして。
*
。。。
*
ショージキ。
「じぶんが官九郎さんに訊いた理由」
なんか、ねえ。。。
その時点で完膚なきまでに、ノリだ。
訊いときたいなって、おもっただけだ。
たしかに
○大阪のタイムやらレース運びに大満足してて。
○当初は3時間20分で走れれば御の字。
○いやいや、3時間半でもいい。
っておもってて。かたや。
○でも、自己ベストには遠く及ばないし。
○ヒトケタすら出せなかった。
的なことはあったが、
だからどうだってんじゃない。
*
プロ野球選手がFA宣言をするとき
「(他球団での)じぶんの評価が知りたくて」
とかほざくひとがよくいる。
おれはアレが大っキライだ。
すなおにもっと給料がほしいとか
じぶんはまだまだこんなもんじゃねえとか
言やあいいのに、軸を他人に預けてる。
毎年かならずいて、ムナクソだ。
が、おれの今回の行動。
それとおんなじようなもんだ。
「すなおな気持ち」があるわけでもなく
たんじゅんに第三者的視点を求めただけ。
「評価が知りたくて」っていう。
*
これは、その。
モラトリアムエントリーだった「リスト」
をつくりながら見つけたんだが。
官九郎 2015/12/19 08:46こんとき、だな。
有楽町のホームで「てめぇこら官九郎、足立で勝負だっ」て言われたのを根に持ってます(笑)
90分台じゃ僕の背中も見えねぇぜ!
もうすっかり忘れてたんだが、おもいだした。
このときの官九郎さんの感じ。
つまり、前後関係とか細かいこと関係なく
「やるの? やらないの?」
みたいなことが、前後関係を忘れて
すごくすがすがしいものに感じられて。
なんかおれはそういう陸上部的なリフジンを
求めていったのかもしれない。
(後付けなので、よくわかんない)
ただの、可能性だ。
*
さてと。
予想どおり収拾がつかなくなってきたが。
ひとつ、再確認ていうか確信したことがある。
を言っておくひつようがある気がする。
「おれは、もう降りてる」
*
なんつうか。現役感、みたいなものがない。
自己ベストを出したい、とか。
サブなんたらをめざす、とか。
そういうのが、ない。なくなってる。
そりゃあレースに出るとなったら
「どんくらいのペースでいく」
「だいたいこんくらいで走る」
とかって設定はする。が。
あくまで当日のコンディションとかで
やるもんであって。
そのなかで全力は出し尽くすケド。
目標タイムを据えて
それに向かって日々の練習をする
っていうのとは、違う。
*
じっさい、春に「もうタイムめざさない」
ってたわけたことをほざいて。
でも、これはいっときのことで
またメラメラ燃えてくるんだろうし。
ってタカをくくってたものの
気持ちはおそろしいほど、変わらない。
てめえの所業なのに
「もう少し、燃えたりしねえのかよ」
と、おもったりすることもある。
現役を、退いてる。
*
なので、(以下あくまで仮にね)勝ち負けとか
おれのタイムをどうするとか言われても。
すごく、困る。
困るというか、とまどう。
ベクトルが違うのに、引きずり出されても。
っていうか退役とくらべてどうすんの?と。
*
かたや。
おれはやっぱ、走ることがすきだ。
ということを、実感してる。
もっとそうでもないとおもってたのに
わりと、キライではない。
ので、いまも走ってるんだろう。
いま、走ってるのはぶっちゃけ。
「走るのがキライではないから」だし
「もし今後、記録めざしたいとおもったとき
まったくのゼロスタートじゃない感じ
程度には、しといたほうがいいんじゃねえか」
とおもってるからだ。
こんなこと、言うひつようないのかもしれないし。
じゃあ、何で官九郎さんに訊こうとおもったか。
ますます、謎は深まる。
じぶんでも、深いところではよく、わからない。
ただ、3時間10分06秒で満足
しきってるじぶんは、ちょっと
カッコわるいなあ、とはおもう。