キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

川崎で飲んだその2

金曜も川崎で飲んだ。

あんま行かない川崎に、まさかの週2回目。

 

 

メンツはトマスさん、カミさん、キクチ。

 

最初に言いたいことを言っちゃうとね。

いま、ろくすっぽ走ってもないキクチは。

彼らみたいな、いまもマラソンをがんばってるひとがウタゲに誘ってくださるのは、とっても、ものすんごくうれしいのよ。

 

前にイキってこんなんようなことをほざいたが。

「ブログやマラソンを通じて知り合ったひとたちは得難いけど、しょせんひととひととの関係だからさ、ブログやマラソンでしかつながれない、縁の切れ目がひとの切れ目みたいなひととはそういうことだからまあしようがない」

 

こちとらが勝手に、もう何年もマラソンから遠く遠ざかってるぶんざいにもかかわらず。

やっぱ、せっかく知り合ってなかよくなった(とこっちが一方的におもってる)ひとと、いま走ってる/走ってないって線引きが、人付き合いにも適用されちゃうのはもったいないし。

 

だからこそっていうか、今回みたくトマスさんが誘ってくだすって、あまつさえカミさんも招きましたよう! みたいなことから発足したこの感じは、なんかものすっごくうれしかった。

 

。。。

 

ここまで「ものすっごくうれしい」しか言ってねえな!!!

 

 

そして、いっちさんとのサシ飲みから中2日。

舞台はふたたび川崎と、相成りました(←だれやねーん!)。

 

 

この日のキクチは、火曜に喋りすぎた反省を活かし、聞き役に徹しようとした。

 

カミさんに聞きたいことがあるし。

トマスさんにも一度聞いておきたかったことがある。

 

それよりなにより。

カミさんは、直前におこなわれた大阪マラソンで自己ベストを出しなすったので。

その寿ぎっつうか、ドヤ話をぞんぶんに浴びようとおもって臨んだ。

 

なので、カミさんに好かれようとおもってお店に入るなり。

「大阪マラソンの中継で、カミさんのゴールシーン映ってましたよ!」

渾身の一滴を注いだんだが、「あ、そうらしいっすね」程度の反応でビビった。

 

実質、キクチはそこで終了したといっていい。

なのであとはひたすら、酒うめえ!道をゆくしかないわけで(↓)。

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で、よく考えてみますれば。

「きょうは聞き役に徹しよう」おもったものの、カミさんもトマスさんももともと聞き役側の方たちなんだよなって気づいて。

けっきょく、いらねえことばっかべらべら喋ったような気がする。

 

 

この日、カミさんに訊きたいとおもってたことが1つだけあった。

「厚底シューズになってやっぱフォームとか変えたりしたんすか?」

なにをいまさらとか、バカ質問とか言わないでくれい!

 

なにしろキクチが走ってたのは、厚底が出る前だったからわかんないのよ。

 

そんで、厚底シューズのカーボンプレートによる反発力を活かすには。

それなりの走り方をしなきゃいけないわけでしょ?(伝聞)

しなきゃいけないっていうか、したほうがより効果を生むわけでしょ?(伝聞)

 

端的に言うと、これは完全に肌感覚でしかないんだけど。

厚底シューズが出たことによって、それまで一部のひとのものだったフォアフットががぜん進んだ感がある。

 

たまに河川敷をジョギングしてるときにすれ違ったり追い越されたりする大学生なんて、きょうび、ほぼ全員といっていいぐらいみんなナチュラルにフォアフットだし。

よしんば、陸上部の部活高校生もふつうにみんなフォアフットだったりする。

 

 

要するに、ある世代以降はもうフォアフットが陸上競技の入口にあって。

言ってみれば、生まれつきザンバラ髪で「チョンマゲってなんすか?」って世代で。

キクチは江戸時代に滅びちゃったから、チョンマゲしか知らないである意味幸せだったんだが。

カミさんとかトマスさんてのは。

 

とちゅうで明治維新が起きちゃったもんだから、自力でチョンマゲを切り、七三分けになでつけ、つまり後天的な努力によってフォアフットを身につけ。時代に順応してきてるわけじゃないすか、たぶん。

 

そのプロセスって興味ね? たんじゅんに陸上観戦好きとして。

 

 

結論的には、「特に意識はしてません」。

意訳すっと、足元に応じて徐々に徐々にナチュラルにフォームも変わってったってことなんだろうけど。

 

いやいやいやいや。

そういうんじゃなくって。

このチョンマゲ侍の亡霊に、成仏するに値する「ナルホド!」をくれい!

 

ケツやハムストリングスをこうやって鍛えましたとか意識するようになりましたとか。

ピンヒールのピンヒール抜きみたいなフォアフット養成シューズを、大リーグボール養成ギブスばりに活用しましたとか。(←ちょっと何言ってるのかわからない!)

 

。。。ありませんでしたね。

 

 

でも、それは裏を返せば。

そんだけ途方もない距離を踏んできたということで。

いい意味100で、これだけの長い期間、飽きもせず投げ出しもせず積み重ねてきたものの総和ってことで。

 

ロジック的にもテクニカル的にも何ひとつ晴れなかったものの。

その圧倒的な物量と年月とムードwに、なんとなく納得してしまった。

納得しちまっただ。

 

 

ってんで、3日前の川崎の反省を活かして?

この日の川崎は、ソッコーで2軒目をめっけて。

けっきょく2軒目で小田原在住のカミさんにとっての終電ギリギリまで、レモンサワーをメガジョッキで何杯も乾した(ような気がする)。

 

まあとにかくクソ楽しかったわけだが。

何か、書き漏らしてるような気がしてならない。

もし明日までに思い出したら、つづける。