昨日だかおとといだか、ツイッターのトレンドワードに「突発性難聴」があって。
経験者?として覗いてみたんだが、そのメモ。てめえのために。
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昨日だかおとといだかにツイッターのトレンドワードに「突発性難聴」が挙がったのは、芸能ニュースに関連してのこと。
キクチが突発性難聴になったのが彼とほぼ同時期だったので。
うすら何となく、ワケワカメなシンパシーを感じてるんだが。
もう7年も前のことなんだな。
身の上バナシ-突発性難聴 カテゴリーの記事一覧 - キクチヒロシ ブログ
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あ、そんで何をしたいかというと。
ツイッターを眺めてて、自分が当時理解していたことと違った情報がけっこう流れてきたりして。
それはたんなる誤情報・誤解なのか、7年という時代を隔てた医療の進化の跡なのか。
特に後者だったら、てめえの頭のなかをアップデートしといたほうがいいなとおもって。
主に大雑把に4点まとめてみる。
めんどくせーし、クソシロートのただの備忘だから細かいソースは割愛。
(当時の理解そのままってのもいちおう掲出する)
(クッソいらねえ情報的には、一人称を「てめえ」って言うのは方言らしいな。最近知った。関西のひとが「じぶん」を二人称でつかうのとおんなじようなものかな())
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1)おかしいとおもったらとにかくソッコーで病院へ。完治するのは全体の3割。
7年前。「2週間以内(できれば48時間以内)に治療を始めるということを前提にして」「3割は完治、残り7割のうち半分は完治はしないけど改善はする、あと半分は回復せず」
と説明されたのは、現在もそのまんまらしい。
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2)突発性難聴とは「よくわかんないケドいきなり聴こえなくなった」の総称である。
というように、要するにいろいろ不明らしい。治療にステロイド系の薬をつかう有効性が実ははっきりとは証明されてない、ってのも当時のまま。
キクチはお医者さんに「最近ストレスたまってませんか?」って言われたが、当時はベタ凪な時期だったので「あ、つまり原因不明ってことなんだな」と理解した。そういう感じ。
何を言いたいかというと、そういう広義なものなので「そう診断されたけど実は」ということもありうるんじゃねえかと、シロートのネットをななめ見ての感想。
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3)片耳しかならない。基本的に一度なったらならない。
今回、ネットを見ていていちばんひっかかったこと。
「私もいままで突発性難聴に○回なった」って書き込んでるひとがけっこういて、キクチが聞いてたのは「基本的に再発しない」だったので「むむむ!」ってなったのね。
「この人、妄想だけなんじゃねえか? 悲劇のヒロインきどりみたいな(物言い)」すらおもった。いまや医学の発展で何度もなるものになってるとしたら、知識が旧型ですんませんってことなんだけど。
で、これも7年前と変わってなくって。
何を言いたいかというと、上記「広義」とも関わるんだが。
ほんとうに何度もなるようなら、狭義の?突発性難聴ではなく、ほかの病気の可能性がある。たとえばよく似た症状としてメニエール病とか、脳に何らかトラブルが起きててそのサインが聴力に出た、ということもあるらしい。
メニエールって野球の栗山監督が罹って、それが一因で現役を引退せざるをなくなったやつな。
いきなりの難聴の症状?が何度も出るようなら、(突発性難聴じゃないんなら)ロンのモチ治療法が違うので、「おれっち、また突発性難聴になっちったぜ」とかのんきに気取ってるばあいじゃねーだろ、と。
あるいはセカンドオピニオンの必要性、とか。
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4)「低音性難聴」ってのがあるらしい。
またまた上記と関わる。
むかし、「突発性難聴になるのは1万人当たり数人ぐらいまれ」と言われてたが、なったというひとは案外多く目にする。
それって、「自分の関心事だから意識しやすいのか」「なる人が少ないだけになった人が目立つ」ということなのか、はたまた「妄想な人も含んじゃってて嵩増しされてるのか」、「ガチで発症数じたいが増加傾向にあるのか」がよくわかんなくって。
あるとしたら「ガチで発症数じたいが増加傾向にある」なのかなとおもったんだけど。
そうだっていうデータも見つけられなくって。
いっぽう。
「低音型難聴」っていう、文字通り低い音が聴こえなく/聴きにくくなる症状もあるらしく。かつてはおなじ突発性難聴としてまとめられてたんだが、症状も治癒率も?再発率も?違うらしいので、いつだかに分離・独立(物言い)したんだと。
で、それがいまだに突発性難聴として診断されちゃってるケースが少なからずある。ってのも嵩増し的な意味で一因としてあるんじゃないかと。又聞き。
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浅く狭いところではそんなん感じ。
耳の異常ってはた目からはわかりづらいとか。
クスリの副作用があるとか。
耳鳴りやめまいが何よりうっとうしいとか。
それこそ聴力を失うんじゃないかっていう不安・恐怖心とか、いろいろあるケド。
極私的なことほざくと、クソキクチとてラッキー100で聴力的には完治したものの、極端に高所恐怖症になったことナドナド、とはいえ地味に後遺症的なもの? はいまだに随所に散りばめられてたりしてるケド、そんなことはここではどうでもよくって。
最初、お医者さんに「もしこのままでも、いまは補聴器の性能も格段に上がってますし」って言われて、少し安心すると同時におれはぜってー治してやるぞってメラメラした。こともあったな。これもどうでもいいな。
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がんばれば、じぶんなりにいいようになるから。
(ってえと超絶無責任だな?)
どうなったとしても、てめえの気持ちの折り合いがつけられるようになるから。
(ってえのも超絶無責任だし、完治したやつのノー天気発言だな?)
(なら、言わなきゃいいのにな!)
ただの上塗りかもしんないが、医学もテクノロジーも7年前よか格段に発達してることだし。
(たとえば7年前ってマラソンでいえば、まだ厚底シューズなんてなかったんだぜ?)
いまもし直面してるひとがいたとしたら。
とにかく、医学とテクノロジーとてめえを信じてがんばってほしい。がんばれ!
ほんっとうにそうおもう。
長くなっちゃたし、精神論&根性論ぇ。。。