「明日は世田谷246ハーフだ(出ないけど)」ってんで土曜こんなことしてみたらば。
近所におんなじようなこと考えてるひとがおったw
ウクレレおじさんとは異なり、
こちとらは超絶ぽくぽく。
ただ、2週間後のマラソンは完走できそうな気がしてきた。
制限時間の6時間をぜいたくにつかえば。
*
あ、冒頭。
さも計画的な行動シマシタ的な物言いだが。
ほんとうは駒沢公園を出てからもう1本先のわりと慣れてる道を帰ってくるつもりだったんだが。
首都高の交叉点で信号を待ってて急きょ
「明日、世田谷ハーフじゃん?」って。
国道246をたどってみることにした。
駒沢公園から多摩川に出るまで246はアップダウンつづきで、レースの序盤という意味ではひじょうに波に乗りづらい、ペースをつかみづらいコース。
その臨場感?を味わってみたくなりましたとさって寸法。
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明けてきょう。
世田谷246ハーフを
狛江との境にある折り返し地点で眺めてみた。
8:30スタートで8k地点。
先頭集団の大学生は8:54前には来るのな。
去年はつくばマラソンとかぶったので世田谷ハーフの応援は2年ぶり。
なんだけど。
おととしはまだコロナで声出し自粛。
その前は1回か2回、コロナで中止だったから3年ぶり?4年ぶり?にふつうの声出し応援解禁。
これがどうやって応援すればいいのかわかんなくなっててビビった。
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「どうやって応援すればいいのかわかんない」てのは。
じぶんもむかしちょこっとマラソンかじったことあるからわかるんだけど。
沿道で応援されると。
不特定多数にじゃなくて、じぶんに声かけられてるなって実感できるとすげえうれしいし力が湧いてくる。
みたいなことあるじゃないすか。
(ロンのモチ、不特定多数向けでも応援されてるだけでもかなりうれしい)
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なので、じぶんが沿道で応援するときには。
知らない人にも、なるべく特定の個人に向けたエールを送りたくて。
個性的ないでたちのひとに「プーさんがんばれ!」名指しするとか。
くたびれてるっぽいひとに「腰が落ちてるよ!」名指しするとか。
こちとらもこちとらで。
別にレスポンスを求めてるわけじゃないけどやっぱり。
手を挙げて応えてくれたり、
一瞬でも腰がピッと上がったら、
うれしいしやりがいもあるし。
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んだが。
3、4年ぶりだからそういう
呼吸?的なものをすっかり忘れておって。
漠然と不特定多数に向けて応援しておって。
とちゅうで、はたと気づいた。
「おれの漠然とした『ファイットー!』やら『ナイスラン!』やら『ここからだよ!』は誰一人にもビタ一文刺さることなく、ただ宙に拡散されてるだけだな」
そこから急にランナーに擦り寄りはじめた。
(物言い?)
「ゲーム勘が鈍る」的なことがよく言われるように。
これもいわゆるひとつのブランクなのかなっておもった。
おもいましたとさ。
なんでシゲオ?
*
世田谷ハーフには、知り合いの方も何人か出走なさってた。
ひさびさだったり超ひさびさだったり、そうひさびさでもなかったりしつつも。
一瞬でもお会いできてうれしかったし。
もしこちとらのエールを少しでも受け取ってもらえたらと考えただけでもうれしかった。
そして、みなさんの激走を眺めつつ。
「マラソンってやっぱ観るもんじゃなくてやるもんだな!」
よくわかんない刺激を受けた。
来年はもっとすべての個に刺さる応援をしたいです!
そういう意味では、応援ってつくづく。
ランナーを元気づけるためにやってるのに。
けっきょくおのれのほうがランナーに元気づけられる行動なんだなっておもった。
おもいましたとさ。
*
クッソいらねえ情報的には。
世田谷ハーフの応援のときはいつも。
カープ菊池のレプリカユニフォームを身にまとって臨む。
それはむろん目立つため、お知り合いが見つけやすくするためなんだが。
隠れターゲットは「おれの後ろの沿道にいるひと」だったりする。
たぶん最初、「ちょ、何このカープw」っておもわれてるはずなのね。
で、ランナーが通過してくなかで知り合いっぽいひとが。
たまにこいつに「キクチ!」って声をかけてる。
(ユニフォームの前面には「Hiroshima」としか書いてないはずなのに)
よくよくみると、こいつの背中には「KIKUCHI」ってある。
のにやがて気づいて。
おれの後ろの沿道にいるひとは
「!!!!!」
世紀の大発見をする。
。。。
みたいなことを妄想して。
ひとりで勝手に楽しんでおる。
ほくそ笑んでおる。
そういうひとり遊び、だーいすき。
*
。。。
*
ほぼ最終ランナーまで見届けて大満足で帰宅して。
ソッコーでokストアにチャリを走らせ。
お酒とのり巻きをせしめ。
昼からの東日本女子駅伝をテレビで観た。
飲酒しながらぼーっと画面を眺めててつくづくおもったこと。
「マラソンってやっぱ、やるもんじゃなく観るもんだ!」