二子玉川に引っ越してきたUkeさんとウタゲをカマせることになったんすけどね。
それは、ほそぼそと続けてる月例のホルモン会の一環で。
このたびUkeさんがそういうことになったってんで。
独断と偏見でスペシャルゲストとしてお声がけしてみたって寸法で。
しかしして、Ukeさんの仕事のごつごうで。
19:30スタートってことになった。
*
ふだんのホルモン会は19:00スタート。
場所は最近、武蔵小杉ほぼ固定。
10分前にいっちさんと南武線の改札で待ち合わせて同伴出勤さしてもらう。
この上ねえうっひょー!案件。
この上ねえ、「キクチキモい」。
今回はいつもより30分繰り下がったので。
意を決して、いっちさんにLINEしてみる。
「待ち合わせ時間はいつもどおりで」
「0次会やりません?」
「やりましょう!」
うっひょー!
この上ねえ、「キクチキモい」。
*
一刻も早く飲みはじめたいから。
6:20には南武線の改札に到着する。
わりとほどなく、いっちさん到着。
うっひょー!
。。。キクチ、マジでキモいよな。
*
で、0次会。
7:20には1次会のお店に向かわなくちゃなんないから。
30分1本勝負。ちょうどいい。
あんま時間があるとキクチは飲みすぎてしまい。
1次会が始まるころにはすっかりできあがってしまう。
ということは、横浜の上大岡の立ち飲み屋さんとかで何度も経験済みなので。
30分1本勝負。ちょうどいい。
*
中ジョッキを空けたら、まだ20分以上飲めるってわかったので。
大ジョッキをオーダーする。
*
あ、ここで言いたいのは。
それですっかり調子に乗っちゃっていつもとおなじ轍を踏んじゃったんっすよてへぺろ的な話ではなく。
「走ること」に関して、わりとすげえまじめにお話ししたってこと。
。。。
せっかくいっちさんとマンツーのデート?なのに。
そんなクソどうっでもいいこと(!)話してんじゃねーよキクチ!
もっとなんかあんだろ!
そこがキクチの限界である。
いずれにしろ、キクチがクソキモいという事実は微動だにしない。
*
走ることに関して。
11月のつくばマラソンにエントリーしちまってて。
せめてちゃんと歩かず完走はしたいので。
「ちょっとは走っとこう」おもった。
んで、9月のはじめだったか。
職場からの帰宅ジョグ?
ハーフマラソンぐらいの距離を。
どんなゆっくりでもいいからとりあえずコンプリートしようってんで走り出したら。
とちゅうで「ムリムリムリムリ!」ってなって。
環七から電車に乗って帰った。
*
身のほどを知るっていうか。
思い知ったっていうか。
徐々に距離を伸ばしてく作戦に変更して。
経堂から地元駅まで約8k。
↓
世田谷代田から約10k。
↓
代々木上原から約13k。
→次ステップは職場から直で20k。
なんだけど、そこに行く気がないっていうか。
いちいち満足してしまっておる。
これはビビってるんではなく。
要するに、いっこうに向上心が湧いてこないというか。
「より長く走る(走れるようになる)」
「より速く走る(走れるようになる)」
なんて、もはやじぶんにとってはどうでもよくて。
とちゅうで植え込みに腰かけたりして休憩しつつ。
走り終わったら「きょうもぶじゴールまでたどりつけましたとさ!」
ってなる、のんびり感と達成感が楽しくなってきちゃってて。
*
「1ヶ月後にマラソン」という現実を見れば。
少なくとも距離とか時間は伸ばしていかないとマズくて。
「このままじゃ、完走、おぼつかねえじゃん?」
むちゃくちゃ焦る反面。
(4年前、完全な準備不足で後半あるきたおして)
(ものすごーくみじめな想いをしたので)
(もうそういうのは味わいたくないって)
(おもってはいるものの)
「それならそれでもいいんじゃん?」
って悟りを開いた? てめえも確かにいて。
サッコンがぜん、前に出てきて。
「より長く」「より速く」っていう短中期的な計画よか。
きょうの「コンプリートでけた!」「きもちかった!」に心底満足してるてめえがいるんっすよ。
*
いっちさんはちょっと前から。
マラソンから、山登り、山歩きにシフトされてて。
装備がどうだとか、冬山登山にそなえてどうだとか。
そっちがぐんぐん楽しくなっていらっさるようで。
キクチは山に登りたいとはビタ一文おもわないけど。
(さみいしあちいし、重いし、虫嫌いだし、高所恐怖症だし)
いっちさんのその、しなやかな移行のしかた。
って、いろんな意味でものすごく勉強になるっていうか。
カッコイイなって、前々からおもってて。
それは幾度となくご本人にコクってもいるんだけど。
そういう転身って意味では、じぶんにとってどういう形態がいいんだろう?
「いいんだろう」ってえと語弊があるな。
「おれ自身がおもしろがれることは何があるんだろう?」
ってのを模索しつづけて、いまだ答えが見つからない。
*
。。。
*
みたいなことを。
大ジョッキの減りぐあいと0次会の残り時間を勘案しつつ。
お顔にみとれながら、いっちさんとお話ししてるわけ。
そうそう!
「おもしろがれること」ってのが大事で。
たとえばいまマラソンをがんばってるひとだって、
別に苦行とか努力とおもってやってるんじゃなく。
やってておもしろいからやってるはずで。
いっちさんの山のぼりもたぶんおんなじはずで。
そういうことなんっすよ。
*
んで、上記みたいなことって。
たぶん、じぶんの頭のなかでぼんやりしてることなんだけど。
話しながら。
じぶんの口から出たことをじぶんが耳で聞いて。
「あ、おれ、そんなこと考えてんだ」
逆に認識しちゃったりなんかして。
こういうの、言霊ってえの?
(言葉で表すことによって、輪郭がくっきりしてくる的な?)
あるいはメタってえの?
(てめえ自身を第三者的に俯瞰してる的な?)
*
キモいけど、もう一度言うけど。
おめえキクチな。
せっかくいっちさんとデート?さしてもらえたんだから。
もっと艶っぽいことほざけよ!
瞳のひとつも潤ませろよ!
(まあ、逆に言うとそんくらい)
(いっちさんをおねいさん/パイセンとして信頼しちゃってんだろうか?)
(勝手に寄りかかってゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!)
(怒られちゃうかもしんないけど)
(いっちさんは、すげえ漢っぷりのいい方だし)
(ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!)
*
みたいなことをしてるうち。
時間はあっという間にSugi。
1次会のお店に出遅れてしまったでござる。
ザ・0次会あるある。
Sugiさん、お待たせしちゃって。
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ!