懸念してた土曜のウタゲ。
何がよかったかというと「むかしの思い出話に終始しなかった」ってことだ。
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大学時代の集まりだったんだけど。
そういうのは、半年か1年ごとにやってんだけど。
いつもけっきょく「あんときの誰それの武勇伝」
みたいなことに帰結して。
それをみんなで思い返して盛り上がるのは楽しいいっぽう。
いまを生きてるぼくたちあたしたちには、どうでもいいことで。
でもなんつうか、同窓会ってそういうもんだから。
「半年か1年に1回ならいいかな」っておもってた。
逆に言うと、それ以上の頻度だといろいろしんどい。
こういうのもある意味、時薬ってえの?
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で、ちょっと遅れて場に着いたら。
なぜだかきょうは、思い出話主体じゃないのね。
いまと未来の話だけしてる。
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たとえば、アナザージョーダマパイセン。
パイセンはいわゆる寿退社をして以来、主婦業をしてきたんだけど。
子育てが一段落つきそうなので、ちょっと働いてみようかと。
働く的にいえば、ブランクは20年ぐらいあるけど。
もともと、新卒で大手証券会社に入ってバリバリやってたかた。
ダンナさんが超絶エリート商社マンで、考え方?家庭の方針?で、家事に専念しておったんだが。
ウタゲで何度かお会いしたときの立ち居振る舞いをチラ見するだに。
ものすごく優秀だってことは、随所随所でわかるし。
こういう優秀なひとが、実業?に戻ってどんどん活躍すべきだとおもう。
でもショージキ、20年のブランクはなまやさしくはないなともおもった。
個人の実力・資質とは関係のない、「社会人としてのキャリア」という意味で。
(だって、よくわかんないけどたぶん)
(企業に属してきたひとたちは、企業でのキャリア・実績をみるもんじゃん?)
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フォローするわけじゃないけど。
パイセンは、全方位的にほんとうに優秀なひとなので。
ブランクうんぬん関係なく、見る人が見極めりゃ、どこでも活躍できるはず。
おもう。
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って話をジョーダマパイセンがしたときに。
そこまでパイセンの話をずっと黙って聞いてた
前の代の部長とモミアゲ後輩が、とつじょ興奮し出す。
「専業主婦業、なめんな!」
「それを20年近く、ちゃんとコンプリートしてきた価値は、すげえぞ!」
。。。
ああ、そうっすよね。
おれもそうおもってたのを、見事に言語化してくだすったよね!
さすがだね!
おもってたらば
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ジョーダマパイセン。
「あたしとキクチにむかしから決定的に足りないのは」
「こういう、『聞き上手』なぶぶんなんだよ!」
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パイセンいわく。
おれらは、てめえをアッピールしようとする気持ちが前に出過ぎて。
てめえの話しかしねえ。
パイセン「あたしもさんざん目立とうとおもって下ネタほざきまくったよ!」
同「キクチも、そんなん感じだったじゃん?」
キクチ「ええ! 目立ったほうがモテるとおもって。。。」
学生のころは、表に出る目立ったひとがとかくカッコいいとおもえたけど。
いま俯瞰すれば、前部長とかモミアゲ後輩みたく、じぶんが主張するよか、誰かが主張してんのをしずかーに聞いてる的な役割のひとのほうが。
「モテる」ってえと俗世だけど、ひとの信頼とかを得てた気がするし。
実際、前部長もモミアゲ後輩も、「おめえらが謎にモテ続けてきた理由はそこか!」ってなった。
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おっかしいな?
数年前のウタゲで。
「キクチは、ブサイクだし話もつまんねえケド、むかし(学生時代)から人の話をとにかくちゃんと聞くキャラだったから」
「あたしはキクチを見習わなくちゃっておもうんだよ!」
って言われて。
ちょっと、クソみてえなじぶんのなかのただ一つ褒められるべき箇所。
的に、誉れにおもってたんだが。
オトナをムダに重ねたキクチは。
聞き上手?聞き役?でもねえ、
ただの自己顕示欲マンに成り下がっておったんだな。
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思い当たるところはあったりなかったりすんだけど。
とりあえず、モミアゲ後輩を飲まして鬱憤を晴らすことにした。
おめえがモテるということ自体が敵で。
後輩なのでパワハラとかコンプラとか、関係ねえw