キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

飲みュニケーションは大切2021冬 つづきのようなもの2

Nさんの結婚式の当日。

キクチはNさんのダンナさんにほざいた。

 

「で、なんつうか」

「一面で、すげえさびしい気持ちもあるんです」

「Nさんが遠くに行っちゃったって」

 

 

ある意味、ものすごい失礼だし。

ぶん殴られてもしようがないぐらいの気持ちだったんだが。

ダンナさんは、「あ、それちょっとわかるかも」「まあそんなん感じで今後ともよろしくな」

って、ものすごく感じよく返してくれた。

 

キクチはぶん殴られたほうがよかったとおもいまーす。

 

 

新居がわりと近所だったので。

当初はNさんの最寄駅でサシノミしてて、仕事終わりのダンナさんが夜遅く合流して3人で飲んだり。

おうちにおじゃまして飲んだりしていた。

 

 

何年か経って。

盟友・キャトゥがバリ島で式をあげるってんで。

その帰りに、ジャカルタに赴任してたNさん夫妻のおうちに遊びに行かせてもらったりもした。

 

キクチ最初で最後の、自発的な海外旅行。

 

 

で、やっと本題に入るんだけど。

(歪んだ第一印象ってこええなw)

 

 

Nさんのダンナさんのなかで。

キクチはなぜか「ザ・いいオトコ」って位置付けらしいのね。

 

あ、別に自慢コキたいんじゃないっすよ。

あくまでネタ100で。

 

あまつさえ。

理由は人当たりとかそういうんじゃなく

まさかの「ビジュアル」www

 

 

ほら、ネタ100でしょでしょ。

なにしろクソブサキモメン・オブ・キクチっすよ。

ブサイクなりのワケワカメなプライドは人一倍あるっ。

で、おなじみのキクチっすよ。

 

なもんだからNさんから

「ダンナがそう言ってる」

って伝え聞いたときは、どんな陰謀だよとおもったし。

 

真顔で「ことあるごとにそう言う」言うから

どんな超絶エリートか知んないケド

「目は節穴なんだな!」

ぐらいのことをおもった。

 

 

カラクリは、ですね。

キクチの第一印象が、ダンナさんのおともだちに顔面がクリソツだから。と。

 

そのおともだちはラガーマンで

筋骨隆々のモテモテで、プレーボーイで。

仲間うちでは「モテ男=そのひと」のシンボルみたいなひとなんだとさ。

 

走ってねえくせにマラソン体型なごぼうキクチぇ。。。

ちゃんちゃらおかしい。おかしすぎる。。。

 

 

たしかにかに。

写真を見せてもらったことがあるんだが。

10,000歩ゆずって、本人でも「ちょっと似てるかも」おもった。

あくまで、顔面だけを取り出せば。

 

 

でもでも。

そのおともだちがモテモテなのは

肉体とかフインキとかトークりょくとか内面からあふれ出る自信とか。

そういうのの合わせ技なわけでしょ?

 

「顔面がキクチ」だとすればなおさら。

 

 

でも、ダンナさんは完全に目が節穴だから。

「キクチくんはザ・いいオトコ」言う。

 

(ハッ、いま書いてて気づいたんだけど)

(それって「Nさんに憧れてるって公言してたキクチ」への厳しい牽制球だったのかな?)

(いやあ、そういう感じではなかったし、そういう性質のひとじゃないたぶん)

 

 

もっと言うと。

 

Nさん夫妻が新婚のころは。

キクチも結婚前夜の最も盛り上がってたころで。

のちのにょうぼうと家に遊びに行ったりもしたんだが。

 

キクチたちが帰ったあと、ダンナがあたしに言うのよ。

「はあ、やっぱりさ」

「キクチくんには」

「あのカノジョじゃもったいないんじゃない?」

 

おいおいおい。

ちょっと待ッテクサーイ。

それ、全方位的にいろいろ失礼だからなw

 

 

ダンナさんの理論によると、こういうことらしい。

○その似てるラガーマンのおともだちってのは。

○「じぶんがいいオトコでモテる」ということをたっぷり自覚しておって。

○女性関係でそういう振る舞いが垣間見られることもある。

○かたや、キクチくんは。

○あんだけザ・いいオトコなくせに謙虚で。

○あまつさえ「いえいえ、まったくモテませんよ」言う。

○「そんなわけねーだろ!」

○もはやパーフェクト超人じゃねーか。と。

 

そんなはなはだしい見当違いがあっての、

上記、全方位的にいろいろ失礼発言らしい。

 

 

。。。

 

 

そこまで言われれば。

キクチとて、ちょっとだいぶうれしい。

 

「筋肉つければ、ワンチャンある?」

「ラグビー、はじめっか?」

ぐらい勘違いをして、

「いやいやいや、違う違う違う」

瞬時に我に返ったりして。

 

キクチの人生、その前も後も。

ずっと、一歩たりとも微動だにせず安定的に

クソほどモテないしキモいまんまなわけで。

 

ダンナさんの節穴ぐあいってすげえよ。

 

 

あ、何度も言うけどコレ。

ネタとして聞いてね。ホント。

 

キクチもいま書きつつ「これはな、ネタとして書いてるんだよ」って何度も自分に言い聞かせてないと、何らかに圧し潰されそうだ!

 

 

。。。

 

 

で、土曜にもまたそんなん話が出て。

さらにやっかいなのが。

 

Nさんはダンナさんに20年ぐらいずっと、そんなんことを吹き込まれてるから。

「キクチはひょっとしてザ・いいオトコなんじゃねえの?」みたいな、クソ歪んだ価値観が定着しちゃってるってことで。

 

 

それを宴席でことあるごとに出してくるので。

(少なくともキクチの素性をよおく知ってる)Nさん自身もロンのモチ、ネタだってことは重々承知してるんだけど。

 

「えー!? キクチだぜ!?」

みたいに、キクチの素性をよおくご存じのパイセンがたがガチで反論されて。

そのたびに、キクチは何にも悪いことしてないのに。

なんだかスンマセンって気になる。

 

のは、なんかおかしくね?

 

なんならKさんでもNさんでも、指の一本も触れさせろや! ぐらいのことをおもう。

おもいましたとさ。