言葉として正しいかどうかは知らないが。
なんとなーく、うすらぼんやりとそのまま定着しちゃってる的なことってままあるじゃないすか。
「期待したい」っていう物言いが、
ずいぶん昔からすんごく引っかかっておる。
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その違和感は、当初、形のもんだいとしてキクチ内でぼっぱつした。
すなわち。
「期待」って、辞書的に。
[名](スル)あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。「―に添うよう努力する」「活躍を―している」「―薄」
つまり、一人称的な「want」に。
「したい」っていう「一人称的なwant」をトッピングするって、へんてこだなあと。
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まあ、そんだけ期待をしているってことを強調したいのかもしんないが。
そうならそうと、「すんごく期待してます」ってストレートに言えばいいのに。と。
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んで。
世で何となく、ぼんやりと定着しちゃってる「期待したい」
の使用シーンをながめるだに。
当初に覚えた、いわく言い難い違和感はこれだったのか!って気づいたのは。
「『すんごく期待してます』じゃない意味が込められてるんじゃないか?」
ってこと。
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おのれの偏見100ってことはじゅうぶん承知で。
「期待したい」で締められてる物言いってのは例外なくコウなってる。
○どこか謎の上目線で。
○でいて、スタンスとして当事者じゃないっていうか評論家みたいで。
○あまつさえ、じゃっかん過ぎたじぶんアッピール臭がただよう。
けっか。
「こういうオレ、カッケーでしょでしょ!」
だけがピンコ立ちしてしまっている。
という。
*
そこまででもうさんざん、
「こういうオレ、カッケーでしょでしょ!」
アッピールに余念がないのに。
だいたい締めに持ってくるのね。
ドヤ顔100で。
その、どんだけアッピールしたいんだよ感と。
「そんなクソセンスのかけらもねえ物言いで締めることを『オレカッケー!』に昇華できるようなアレぐあい」
に、辟易しちゃってるんだろうね。
(↑「スタンスとして当事者じゃないっていうか評論家みたい」ブーメランぇ。。。)
*
むむむ。
ザ・偏見、極まれり!
「期待ーしたいー、すごいガタイ次藤クンタイ!」
謎のとつじょジョイマン的なもの降臨で中和しようとしたけど。
うまくもおもしろくもねえうえに。
ひねくり出すのに本編書くより時間かかっっちった。