キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

場所がない、みたいなこと

金曜日はひさびさに東急で帰るデーをカマした。

じぶんのなかに澱のように溜まってるごちゃごちゃっとした考えごとをまとめたかったから、東急の駅から4k、河川敷をゆっくりあるいてきた。

 

ところで。

ブログを毎日更新したいとはおもってるんっすよ。

ネタもたまっておる。

 

ただ書く時間がない。いや、なくはないんだが、時間がもったいない。

書くのって案外、時間がかかるじゃん?

 

だいたい、ブログを毎日更新できるなんてたぶんヒマなんだ。

あ、だいぶ前にジョグについてそんなんようなこと言って燃え上がったひとがいたっけ?

燃えろ燃えろー燃えちまえー!

 

とか言っちゃってねw

こまっけえことはわかんねえケド、キクチはヒマなんだよ。

 

 

そんで、冒頭と話はつながってないようでつながってんだがもうちょっと待って。

 

 

そのごちゃごちゃっとした考えごとは15分ぐらいで済まして、まだおうちまで3k、30分以上あるってんで、ブログ書く時間がもったいない問題に乗り出してみた。

 

音声入力?

口述筆記?

 

しゃべったことがたちどころに文字に起こされるなら、書く時間がだいぶ短縮されるじゃないすかってんで。

 

 

だいぶ前に「やりてえなあ」ってブログでも触れて。

実際、けっこう練習してみたりもしたんだけど、けっきょくモノにならずにキーボードで打つことにしちゃってるやつ。

 

というのも、音声入力には単純にして最大の難関がある。

「やれる場所がきわめてかぎられておる/場所がない」とな。

 

 

キーボード打つorスマホシュッシュするみたいにはゆかない。

たとえば、おうちでダラダラしてるときに家族の前でスマホ(録音機器)に向かってぶつぶつ喋るのはちょっとアレだし、職場でおしごとの隙にいきなり独りでぶつぶつ喋り出すのもだいぶアレじゃないすか。

 

あと、よく「街をあるきながら、電話してるていでできる」って言うひとがいるけど、実際にやるとなるとなかなかにハードル高えよ。

 

 

でいて。

金曜夜の河川敷ならば人もあんまいないし、少々声を出しても「へんなおじさんがいるね」程度で済む。

 

程度???

 

 

やってみた残滓の一部がコレ(↓)。

ほぼ無修正でこれだけの変換率ってすげえわ。は、措いて。

f:id:kikuchiroshi:20210119231249j:plain

 (あ、iPhoneだと「てん」「まる」っていうと「、」「。」になって、「かいぎょう」っていうと改行されるの。ほかの端末だとなったりならなかったりするらしい)

 

 

やってみたら課題がいくつか出てきたので、以下ついでに列挙してみる。

 

1)慣れがひつよう。

ネタがいくら頭の中にあっても、録音スタートでいきなり文章になるように喋るのは想定の数倍むつかしいもので、考える時間がすげえ長くなっちゃう。

(それでもキーボード打つより文字数は全然かせげるんだけどね)

事前にメモを箇条書きなり図表にしといてそれを見ながら。ナドの準備をしとくとだいぶん違うのかもしれない。っていうかわりと必須っぽい。

 

2)慣れがひつよう2。

文にしたら不要な喋りグセみたいなものがビミョーに出ちゃう。

コレ、けっきょく3000字分ぐらい喋ったんだけど、「おもう」連発してたし、上の画像でもいくつかあるように、これからやろうとしてる気持ちをほざいてるだけあって「〜してみようかなと」も連発してたし。

 

 

ひとつ、関係ねえ話をはさむと。

むかし大平首相っていたじゃん? モノマネが「あー、うー」なひと。

それで記者泣かせみたいなこと言われたらしいんだけど、実際にテープを起こすと、「あー、うー」とか喋り言葉特有のチリ(「あのう」とか「えっと」とかそういうの)を除けば、まんま原稿になるぐらい理路整然と喋ってたらしいのね。

 

「まんま原稿になる」って実は、よっぽど対象に対する理解が深い&頭のなかがロジカルじゃないとできない芸当らしくって、なんかカッコいい。

 

いわゆる知識人みたいなひとに話を聞くと、その場では「おおっ!」ってなっても、テープを起こしたらたいがい、文章としては成り立たないもので。

何を言いたいかというと「知識人とか言っといてだっせー」ではけしてなく。

喋り言葉と書き言葉の違いってそういうもんだし、口述筆記みたいなものを前提として喋るならば、「べしゃりがうまい」とはまたちょっと違うスキルが必要だということだし、大平正芳スゲーってことだ。

 

余談すぎる。

 

 

ついでにもうひとつ余談。

コレ、心底ビビった。

写真はめいっぱい明るくしてあるが、河川敷の端っこの藪の暗闇にぬうっと(↓)。

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 いつ、誰が、どうして、ここで、何のために?

とんだ5W1H案件w

 

 

3)スマホの電池がクソほど減る。

職場でフル充電してほぼ減らないまま河原を歩き出したんだが、おうちに帰るときは10%切ってた。よしんばドラクエウォークより電池食う。

 

4)パケット?ギガ?をクソほど食う。

これは後から気づいた。

キクチはあんまり大きいギガ数で契約してないし。Wi-Fiつないでるとき以外はすぐなくなっちゃうのでスマホで動画は見ない性質で。(結果的に毎月ギガ余りまくる)

 

したらば、スマホは毎月20日でリセットなんだが、いま残り50MBぐらいのギリギリ生活で、きょうは20日だからなんとかあと1日乗り切れ!

低速モードってガチでとてつもなく低速だから不便なんだよね。

がんばれ!

 

 

あと、極私的なこと(じぶんにとってはちょっと大切なこと)をあげますれば。

5)酒飲んじゃダメだ。

 

ひさびさの「東急で帰るデー」にwktkしちゃって、ニコタマの駅前でしこたまおさけを買い込んであるきながら飲んでたわけですよ(まさかのダジャレぇ)。

で、考えごとを終えて口述筆記の練習をスタートしたわけだが。

 

ウタゲのときみたく、ほろ酔いで舌が滑らかになるかもねとかおもってたのは、逆であった。

口述筆記って言葉を発する前にしっかり頭のなかで組み立てなきゃなんないのに、アルコホールの影響をモロに受けてぐだぐだになる。

 

 

ラスト。それと関係して。

6)話し相手の不在。

 

ウタゲのときに(理路整然かどうかはともかくとして)話がどんどん転がってくのって、話し相手がいるからこそなのね。

喋りの独り言をその感じでやるのはとてもむつかしい。練習が要る。

ということがよおくわかった。

 

深夜ラジオで伊集院光がやってるじゃない?

決して喋らないんだけど、トイメンに構成作家を置いとくやつ。

あいづちを打つなり笑い袋になる役割。あの重要性ってとても重要なんだなあっておもったおもいましたとさ。

 

 

。。。

 

 

音声入力?口述筆記?っていろいろ楽しそうなので、もう少し陽気がゆるんだら夜に河川敷に出ばって、酒も飲まずにちゃんと練習してみたくなった。

これは、やるフラグ。(←てめえに言い聞かしとる)

ブログネタにもなりそうだ。

 

ほかにも、どんなアプリを?どういうノウハウで?とかけっこうあるんだけど、それはおいおい。やんねえフラグぇでw