アスリートヨガにイッチョカミさしていただいたときもそうだが、おのれの筋力不足というか無筋力を自覚させられるシーンがままあって。
筋力をつけたいなつけなきゃマズいなとおもう。
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だからといって別に。
マッチョになりたいともなれるともおもえないし、人並みすらおこがましいけど、それでもせめて「地球の重力に対してこの肉体を支えていられるだけの筋力」はつけたい。
じゃっかんの力強さがほしい!
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ってんで、足上げ腹筋をしてみるものの。
カラダが硬すぎて、ヒザが伸びねえw
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ヒザが伸びてなくても腹筋をイワす度合いは変わらないかもしれない。
むしろ硬いことは、ふつうの姿勢をとるだけでも人より困難を伴うので、鍛えられる度が高くてオトクなのかもしれない。
でも、ヒザが伸びているべき局面で曲がっていると、致命的にかっちょ悪い。
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やってる自分が、そのさまを鏡に映してるわけでもないのに「こりゃ、かっちょ悪いなあ」って実感してるくらいだから。
「やってる自分はバッチリできてると思う→そのさまを写真で見たらギャグレベルでできてない」的な法則をスライドさせて考えると、「やってる自分がかっちょ悪いのを自覚できてる→はたから見たらどんだけかっちょ悪いんだよ」って話で。
ふつうの姿勢をとってるのにすでに硬いって、どんだけ前のめりに先走ってんだよって話で。
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たとえば足上げ腹筋をするとき。
「2回しかできないけどちゃんとヒザが伸びてるひと」と、「15回できるけどヒザが伸びないひと」がいたら、ちゃんとヒザが伸びてるひとのほうが「デキてる」っぽいし。
できるメニュウも広がるであろう。
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ということで。
やはり、ちゃんと柔軟体操をすることにしてみた。
男として。
「硬さを捨てる」ということに躊躇がないわけではないが、かっちょ悪いのもメニュウが広がんないのもやだし、力強さが増せば収支的にプラスってことになるだろう。
収支?
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そんなわけで、人生100度目ぐらいの
「柔軟体操がんばるぞキャンペーン期間」
まだ硬いままだが、わりと楽しい。
反動をつけない。
呼吸をとめない。
息を吐いているときに距離を伸ばしてみる。