キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

目的設定と自己主張、みたいなこと

ムスメっこはあんまり自己主張しないひとで。

授業参観なんかに行っても
小学校のときから絶対に手をあげないし。
誕生日に何ほしいか言ってみっつっても
とりたてて何がほしいか、言わない。

それは。
ほんとうは欲しいものがあって。
なのに、遠慮して言えないのか、
あるいは、ガチでとくに希望がないのか、

よくわからないんだが、措いて。
まあ、受け身にんげんで。

そろそろ中3になるってんで。

行きたい高校はねえのか、とか
テニスはつづけるのか、とか
訊いても、おんなじように梨のつぶてで。

誘導尋問的に、
「なんたら高校を目指しゃいいじゃん」
ってのを。

あんまりしつこく言うと
ウザい親一直線になっちゃうので。
サブリミナル的にたまに盛り込んだりして。

でも、イエスでもノーでもない
「うーん」って生返事ばっかで。

それは。
ムスメっこに「ソノ気」にさせたいってのと。

反面それは、親としてのおれのエゴの
「そうであってほしいムスメっこ」を
押し付けようとしてるだけなんじゃねえか、
てのの、はざまにあって。

こないだ、飲んだときに
マルさんにこぼしたりなんかしたりして(↓)

マルさんに。
「じぶんが行きたかった大学の近所にあるから、
ムスメっこをなんたら高校に行かせたいんです」
っていう、まったくもっていらねえ情報の例えをぶち込みつつ

www.kikuchiroshi.com

そんなムスメっこが、きょうおもむろに。
「○○高校にいきたい」
って言いだした。
(○○高校は上記なんたら高校とは異なる)

とてもうれしかった。
すんごく、うれしかった。

よしんば。

中3になるから塾でもいっとくか
ってんで、えらんだ理由が
「Aちゃんといっしょだから」とか。

○○高校にいきたい理由が。
1ケ上の部活のパイセン♀が
○○高校に進学が決まって。

卒業式のときに。
「ななこも○○高校に来なよ」言われて。
ムスメっこはそのパイセンがすきで
あこがれてるから。

でも、いいのいいの。

自己主張をしなかったムスメっこが
ある希望? 志望? を持ち
あまつさえ、それを吐露した。

って、すげえ一歩なんだよ。
おもえた。おもいましたとさ。

それだけで、酒を3杯飲める。

いや、なんつうか。
ムスメっこはそういう性格だから。

このままいくと、 受け身に流されるだけで。

それはそれでいいってこともあんだろうが。
これこそ親のエゴかもしんないが。
「進学」で考えたばあい。

○本人は、それなりにがんばりました。
○で、偏差値?内申?的に合った先に進みました。

ってのは、ちょっと違うんじゃねえの?
「違う」っていうか、つまんなくね?
足りなくね? おもってて。

むしろ、決める要素としては
じぶんと肌が合ってるか、とか。

そういうの、ひっくるめて。
「あたし、そこにいきたい
(とか、そういうふうになりたい)」
って、つおくおもえるかってのが
たぶん、何よりも大事で。

「受かる・受からない」って側面でも
「流れのままレベルに合ったとこ」ってより
想いのあるほうが、うまくいく可能性も高くなりそうだし。

ええっと。
言ってることがどんどん薄まってきたな。

なんかこう、チョー月並みになるんだけど
目的(ゴール)を設定することって大事w
じゃん?

マラソンで目標タイムがあると。
終盤ぎりぎりどうかってタイムで
でいて、すげえくたびれてんのに
わかんない底力が出せる、的なやつ。

目標タイムを設定してなかったら、
果てしなくタレちゃったんだろう。的なやつ。

。。。

そんなきょうび。
父親のほうは、評論家としてはゴリッパだが。
相変わらず宙ぶらりんで。

てめえはどうかっていうと。
10k走ろうとしたら、
5kぐらいでつらくなってあるいちゃった
とか、マジうけるわ。
うけるわあ。

薄まりまくりだわあ。

たぶんいま、人生でいちばん脚おそい。

がんばって学費かせぐかな。
少なくとも、その気はちょっと湧いてきたな。