キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

クラス替え後のムスメっこの動静のつづき

前エントリーのつづき。

ムスメっこの体育の授業は
男女別で、2クラス合同でおこなわれる。

ってんで。
スポーツテストの持久走。
隣のクラスの○○ちゃんといっしょ。

スタート前にウォーミングアップって
校庭を1周「レースペース」で走ることになった。

(あ、その前に何周かゆるゆる走ったり
体操したり、2人1組で馬跳びもしてたが。
これは「持久走のアップ」って意味で)

体育の先生が言うめやすは
男子45秒、女子50秒。

200mトラックを50秒ペースだと
1000mは4分10秒。

スタート直前。
○○ちゃんとムスメっこが横に並んでたので
「2人で42秒ペースで引っ張り合っちゃえ!」
近づいてって声をかけようとおもったが。

きょうはそういうの(家庭内で)禁止だったんだっけ?

おれの不穏な気配を察して、にょうぼう。
「わかってるな。ここから一歩も動くんじゃねーぞ」

は、はーい。。。
(42秒ペースだと3分30ペースな)

4月に入ってからムスメっこは。
平日は毎晩、○○ちゃんと2人で
○○ちゃん家の近くの神社を5周する。
という闇練をしてる。
というのを、知ってる。

とりもなおさずそれは、
スポーツテスト→体育祭対策で。

公文とか塾がある日は
部活→ソッコー帰宅→闇練→習い事
っていう、てんこ盛りっぷりになるわけで。

むっつり負けず嫌いだてらに
めらめら燃えてる感じがわかりやすすぎw

で、全体を2組に分けて
ムスメっこは2組目のスタート。

あとから聞いた話では。
そこそこ自信がある子が寄ってきて
ムスメっこがどっちの組に走るか訊き。

のきなみ、ムスメっこを避けて
1組目を走ることになったらしい。
「駅伝メンバー」ブランド、すげえな。

2組目のスタート。
1人、スタートから大逃げをする子がいて。
○○ちゃんとムスメっこがそれにつづき。

ムスメっこは大逃げしてた子を
4周目の最初につかまえ、
ほぼ独走でゴール。

タイムは平凡だったけど
まあいいかな、という感じ。

あとでよくよく訊いてみたら。
最初に大逃げした子は、
去年の体育祭で学年3番だった子で。

するってえと「大逃げ」ってよか
「そういうスタイル」ってことだな。

って、キクチだてらに。
持久走の経過が何でこんなにあっさりしてるかというと。

○○ちゃん。である。

○○ちゃんは。
3周までムスメっこと並走してたが、
そこからじりじりと遅れ、
けっきょく4分以上かかっちゃった。

小学校のときから圧倒的にトップ。
中1の体育祭では3分30秒台、
上級生をねじ伏せて圧勝してた。

ムスメっこは一度も勝ったことはなかった。

今年の初め。
駅伝のセレクションあたりから
ちょっとおもうように走れなくなって。

それは。
セレクションが2.5kmオンリーだから
「スピード派の○○ちゃんの距離適性に合わなかった」
だけだとおもってて。

でも、駅伝は2.5k区間だけじゃなく
1.5k区間もあるっていうか、
むしろ16区間中10区間が1.5kだから。

「セレクションの2.5kTTで、
速かった6人が2.5k区間、
次ぐ10人が1.5k区間って
決めかたが雑すぎじゃね?」

あくまで部外者の無責任な意見として、おもってて。

そのイチャモンは、言ってみれば。
駅伝でメンバー漏れした○○ちゃんのことがキョライしたからで。
それはまさに「距離適性」で。

あくまで想像だけど。
短い1.5kを走ったら、1.5k区間を走ることになった子らより、○○ちゃんのほうが速いはずだ。
ってわけで。

それは○○ちゃんのことをよく知ってるとか
「ムスメっことなかよし」っていう
ひいきの引き倒しじゃなく、
明らかに駅伝チームの戦力がアップすんだろ。
ってことで。

今回のスポーツテスト。

○○ちゃんはとくだん調子悪いとか
どこかを痛めてたとかでもなく、
わりと厳しめのバスケ部だから
運動不足ってこともあるはずもなく。

本人いわく「体力が落ちた」んだそうだ。

中学生って、むつかしいな。
成長期が早くくるか遅くくるかとか
それに伴うスポーツ的な特性の変化とか。
とりわけ女性だと、男性よりややこしくいろいろ変化するし。

ただ。
「今までできていたことができなくなっちゃう」
「負けたことない子に勝てなくなっちゃう」
って、本人にとってはキツいことで。

○○ちゃんは穏やかないい子だから、
その後の様子をみててもいつも通りだったけど
いろいろおもうところはあるんだろうなあ。

いらねえ情報的には。

おれ・オブ・
中3でピタリと記録の伸びが止まった、
アンド・この持久走の授業参観で
子どもへの必要以上の接近禁止を食らった
45になりなんとするくせえおじさん(長え)は
30年前のてめえと重ね合わせてみてたら、
なんだかとっても、切なくなった。

ともあれ、ムスメっこは
早起きして、父親とスピード練習だな。

それには、父親とやらも
ちゃんと早起きできなくちゃだな。

なお、教室に貼ってあった
ムスメっこの「3年生の目標」(↓)w

三つ子の魂百まで?

いっぽうの塾問題。
4月から個別指導の塾で
数学をみてもらうことにしたんだが。

「社会と理科はどうよ?」ってんで
せっかくだから、別の塾をみてみる。
ってことにした。

と、授業参観が終わったあと、
にょうぼうから訊いた。

なんで、おれ不在だぜ?

「別の塾」ってのは、べつに
個別指導の塾に不満や不安があるとかじゃなく。
親子ともども「学習塾」について無知なので
いろいろ見てみようって動きの一環で。

いま行ってるのが個別指導なので
授業?講義?形式のいわゆる「塾」で、
ムスメっこは都立高校にいきたいので、
都立に強みを持つところを見に行った。

にょうぼうとムスメっこの2人で。

細かいことはよくわからないが。

ムスメっこは、受けようとおもってる授業が
男子ばっかなのでちょっと及び腰なんだけど。

入るってまだ決めてないのに。
面談で志望校といまの成績を言ったら、
「GWはこれで勉強してみてください」
って社会と理科のテキストをくれたうえに。
入塾の時期が中途半端になっちゃったけど
特待生扱いで月謝が格安になるよう
本部にかけ合ってくれるんだそうだ。

ってのを訊いて、両親もろとも
「あそこに通ったほうがいい!」って
ムスメっこを猛烈に説得しはじめてる。