きょう、200mのオトナベストを更新でけた。
「200m」ったって、
インターバルのうちの1本。
ヨーイドンでスタートしたわけじゃなく
助走? してのもの。
陸上部じゃないひとが50m走って
5秒5とか出して
「ボルトとかわんねえじゃんw」
ってなるあの感じとおんなじ手法。
助走をつけて、てめえのウオッチで
走りながら、測る。
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でも、キクチの200m(オトナ)は。
ぜんぶインターバルでの記録なので
横並びの比較って意味では、公平だ。
なにをいってんだろう。わけがわかんない。
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ジョグをしはじめて8年以上経つ。
そうすっとタイムなんかもう全方位的に頭打ちで
「自己ベストを更新する」
っていうモチベーションでつづけるのは
ショージキ、キツい。
「よかったときに匹敵する感じで走れた」
「未開の地(距離や練習)を切り拓いた」
ってことでやっと、つなぎとめる。もの。
モチベーションを保つには
そうやって、なんらか条件をつけて
テンションをあげる。
なんとか、現状を打開したいサッコン
そのきっかけ探しをしつづけてる
といっても、過言ではない。
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200mのインターバルはだいたい
36秒台だ。
36秒前半でそろえられたり、
突発的に35秒台になったりしたら
「いい感じだ」っておもう。
37秒とか38秒しか出せないと
「ダッシュ的な練習してないしな」とか
「うおおお、加齢が打ち寄せてんのか?」
とか、おもう。
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いっぽう。
よしんば、36秒フラットだとしてもキロ3。
「1kを全力カマしても物理的に2分台出ない」
って現実に打ちのめされる。
が、ずっと影を落としていた。
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でも、きょうのペースで1k走れれば
2分50を切れる。物理的に。
ロンのモチ、机上の空論もかまびすしくて
そのまま1k走れるべくもないケド
物理的に、てんしょんがあがる。
あまつさえ、突発的なものではなく
34秒台以下が6本中3本、出た。
これは、いやおうなく
てんしょん、上がりますよね。
「なんらかのきっかけなのかな()」
スットコドッコイな勘違い
いっしゅんだけでもしてもいいよね。
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じゃっかん追い風気味だったものの。
「すげえ遅い」から「遅い」になった
だけだったかもしれない、ものの。
だいぶうれしい。
それをよすがに、もうしばらくがんばれそう。
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200mのベースがとつじょ2秒あがった。
ってのの種明かしをすっと。
走力や瞬発力があがったわけじゃない。
短いダッシュをそれほど
つらねてきたわけでもない。
基本走。
AやらBやらCのスキップ。
かかとひきつけの2パターン。
シザース。
をマメ(じぶん比)にやってただけだ。
あと(オークさん的な言い方をすっと)
支持脚にうまく腰を乗せて前進するイメージと
じぶんにとって適切な着地位置のイメージを
つねに、通勤のなんでもないあるきから
しつづけてただけだ。
「だけだ」が2つもあんじゃねーか。
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ひっからげると。
だいたいすべて、オークさんのおかげだし。
OTTのアフターで官九郎さんが
「フジヤマサブなんちゃらプロジェクト」
を匂わすときに言ってた「神経系」
ってのを意識した。
ってことに集約される。
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ちょっと、200のオトナベスト出たからって
こんな大上段になってるてめえを
一歩ひいてみると、顔から火を噴くレベル。
200mなんかちょっと速くなっても
マラソンはもちろん
5000mにだって寄与するかどうかは
よくわかんないし、たぶん、しない。
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でも、いいんである。
おれは、そういうきっかけがほしかったんである。
「なんとなく、走る気が出てきた」
とかいう、雲をつかむやつじゃなく
明確な、形に現れるこういうものとして。
それはただの。
「焚き火に燃焼剤をつぎたしたら
いっしゅん、少しだけ、火力がつおくなった」
ていどのもんだろう。
実体のわからない、精神的な火力。
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いいのいいの。
そのつおくなった火力を
どう活かすかは、てめえしだいで。
ものがたりはたぶん、まだつづく。
オワコンだけど、しぶとくおわらない。
てんしょんあっぷにうなされて、
キモくね?
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。。。
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「嗽」
夏目漱石の「そう」に似てる。
意味はだいたいおんなじ。
本文とはいっさい、関係ぶう。
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夏目漱石って、中高生の頃
たぶん、読んだんだろうが。
「文豪だから読んだ」ていどで
つまり「漱石を読んだ」って実績のが大事で
個々の作品はあんまり覚えてなかったりする。
王道すぎて教科書っぽいっていうか
おんなじビッグネームなら
芥川とか太宰とか三島のが
中高生的に刺激あるし的な。(じぶん比)
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でも、「月が綺麗ですね」もそうだけど
この芸名といい、
ビミョーなセンスが抜群すぎる。
とおもうの。
ジャクリーヌ臭もするし。