横浜マラソンのアフター。
おれ、ただ応援してただけで
一歩たりとも走ってもねえんだが。
アフターを仕切ってくだすったのは
フルを走ったはずのぬまっちさんで
それに乗っかっただけだった。
そんで、せめて
応援のひとたちは遅れちゃいけないてんで
あわてて、桜木町の中華屋に向かった。
中華屋に着くと。
ぬまっちさんはすでに、ビールを飲んでたwww
====
*
という感じで。
応援で書き漏らしちゃったことや
アフターのことをだらだら書いてく。
ごく内輪ネタをつらねる。
*
酒場でみなさんと合流するやいなや。
「やっとお会いできましたね!」
「でも、次こそははじめてお会いしましょう!」
トガーさん。伝統芸能www
*
2、3年前だったかな。
つくばマラソンをゴールした直後。
へとへとで導線をたどってたら、なぜか
おれよか20分ぐらい前にゴールしたはずなのに
ゴールライン付近にトガーさんがいらして。
「やっとお会いできましたね!」
「でも、次こそははじめてお会いしましょう!」
*
この日の横浜マラソンでも
おれが遅刻しちゃったせいで、
7k地点にたどりついたとき。
トガーさんはすでに、通過したあとで
お会いできなかった。
*
40k地点でトガーさんを待ちかまえる。
キタキタキター!
「トガーさーん!」
ありったけの蚊の泣くような声をはりあげる。
ト「はじめましてー!」
ぽまいは、ホントに速いのか?
まじめにマラソン、走ってんのか?
*
アフターで。
ト「いやあ、7k地点。
いっちさんの隣にみあたらなくって。
そんとき、はじめましてを用意してたのに」
ト「なので、40k地点では
ぜんぶ出そうとおもって、出しました」
はじめまして、をすか?
ぽまいは、ホントに速いのか?
まじめにマラソン、走ってんのかwww
*
トガーさんっていえば。
ゴール後、みんなで風呂いったらしいんだが。
「後ろでぬまっちさんがシャワー浴びてて
すっごくおっきいボクが座ってると
どうしても、地面についちゃうじゃないすかあ。
ぬまっちさんの水が、ボクのボクに当たって
ホント、めいわくだったんですよー」
って、ちんこでかいビジネスをしてて。
このひとはホントすごいな。
いつなんどきも、まったくブレがないな。
わりとマジで感心した。
*
前エントリーで。ごえもんさんの激走に
「胸を打たれた」的なことほざいて。
同様に胸を打たれたっていえば
ヨガのKANAセンセイかな。
(ダジャレとかじゃないっす)
*
KANAセンセイ。
7k地点におもったより速くいらして
「ちょっと速すぎじゃね?
大丈夫なのかな?」心配したものの
40k手前のとこでも
チョースマイルで通過してった。
軽く、泣きそうになった。
心配はかんぜんに杞憂だった。
おれは、KANAセンセイをあなどってたのか?
*
ひとつ、残念だったっていうか。
面識はまったくないものの
こうもんみえても、おれは
はらくだしPPさんのブログのファンで。
横浜マラソンを走られるって
ブログで表明されてたので
ひょっとしたら、お会いできるかな?
ひそかに、楽しみにしてた。
横浜マラソンの応援にイッチョカミする
ほざいたので、認識してくだすってたら
声もかけていただけるかも、とかね。
*
タイム的に、横を通りすぎたはずなんだが
けっきょく、コンタクトは果たせず。
でも、なんか、おもった。
「それでいいのだ」と。
*
アフターのメンツ。
いっちさんと原パンさんと
遅れて酒場についたら。
怪盗さん、トガーさん、ふらっとさん、
そしてぬまっちさんが先着してらした。
ぬまっちさんは40k地点では
ちょっとキツそうに通過してったが
いつもどおり、すげえうまそうにビールを
飲んでて、ああよかったな、おもった。
*
怪盗紳士さんは、ずっとにこにこしてて
トークもものすごく軽快で。おもわず
「つくばのゴール後、また乾杯しましょう!」
口走っちゃった。
ここ数年のつくばマラソンでは。
ゴール後、ブログ村の陣地に戻って
怪盗さんと乾杯することを楽しみにしてて。
今年はおれはこんなんだからアレだが
「じゃ、つくばせめてゴールしなくちゃな」
おもった。おもいましたとさ。
怪盗さんがおれのゴールまで、
待ってくだされば、な。
*
おれごときが怪盗紳士を語るのは
どうなのかなっておもうんだが。
こないだの品川のリレマラもそうだったが。
怪盗さんって、特にタケルくんが生まれてから
ものすごくおもしろぽてんしゃるを
前面に押し出してきてるような気がするの。
*
言うほどよくは知らないケド
たぶん、怪盗さんはもともと
キクチとおんなじたぐいの
ブログ弁慶っていうかなんつうか
人見知り気味な、おとなしいひとで。
むかしはそこに、おもうだけで言えない
的なシンパシーを感じてたんだが。
お子さんができてから、ガンガン
まろやかにおもしろくなってる感じが
なんだか、おれは、このましい。
ブログでもリアルでも
まだまだおもしろ側面を隠し持ってるはずだ!
*
ふらっとさんの奥さんのユキさんは
33kだかでリタイアして
ちょっと遅れてから酒場にいらした。
ふらっとさんがあからさまにホッとしてて。
*
で、ふらっとさん。
この日、ネットでサブスリーで走って。
こないだ、新横公園で
ゆるゆるしか走れなかったのは
なんだったんだよっておもった。
ってのはいいとしても。
コンディションがやや厳しかったのに
ブログ村の仲間うちでトップで。
怪盗、トガー、ぬまっちっていう
並みいる強豪をねじ伏せてゴールした。
ってので、なんか、ゴキゲンヤローで。
*
それを目ざとくキャッチした奥さんのユキさん。
「おめえ、ちょっと浮かれてね?」
ユキ劇場のスタート。
酒場なりのなんらかのトークが盛り上がり。
ひと段落つくたび。
「きょうここで、いちばん速かったひとー!」
ユ&キ「はーーーーーーい!」
次のトークがひと段落つくと
「きょうここで、いちばん速かったひとー!」
ユ&キ「うぇーーーーーーい!」
右手でふらっとさんを指さし。
左手でおれおれって、挙手する。
*
ユキさんとはじめて、息がピッタリ合ったw
*
ユキさんとビジネスギクシャクがはじまったのは
去年のつくばマラソンのときで。
おれがユキさんの激走にガチで感動して
「般若みたいなつらでゴール目指してた」
ってった、その物言いはおれは超絶褒め言葉
っていうか、リスペクトのつもりだったんだが。
ユキさんの逆鱗に触れて。
⇒応援する側される側みたいなこと 2017つくばマラソン
そっから、お会いするたびに
デコピンを喰らいまくってるwww
*
「きょうここで、いちばん速かったひとー!」
ユ&キ「はーーーーーーい!」
の反撃なのか。ふらっとさんはたびたび
「そういえば、キクチ、警察に電話した?」
って言ってくるけど。
おれって、ヤバいこと後回しにしたい
ひとじゃないすかああ。
応援の往路と復路の間の空き時間とか
アフターに向かう道すがらとか
時間はさんざんっぱらあったのに
お店にも警察にも電話の一本すらせず
いまここにあるおもしろさを追い求めた。
ダメじゃんそれじゃ。
*
しかし、あれだな。
今年の横浜マラソン。
暑かったからなのか、
風がつおかったからなのか
首都高がアレなんだか、
ブロック分けがおかしいんだか、
シーズンの最初だからだかわかんないケド。
そういう身のまわりの
サブ50とかサブスリーのひとでも
のきなみ、3時間以上かかってて。
*
それは身のまわりにかぎらず。
こんくらいの大規模マラソンって。
サブスリー近辺以降って
ものすごい大群で押し寄せてくるものなのに。
40k地点で応援してても
3時間前半ぐらいまで、まばらだった。
そんくらい厳しいコンディションだった
ってことで。
なのに、自己ベストを出したり
それに近いぐらいで走れたひとは
そうとうスゴいとおもうし。
ちゃんと3時間を切ってくるふらっとさんは
てめえ猫かぶってやがったのか、ぐらいおもう。
*
あ、原パンさんってすげえ声デカいよね。
声の地肩がつおいっていうか、うらまやしい。
まあいいや、措く。
*
で、ユキさんが席をはずしたしゅんかん。
「(ユキさん、そうとう脚いたそうなのに)
これでおれがふらっとさんを
『次いきましょー』って引きずり回したら
こないだ、ガンプさんと飲んだあとみたく
『ヨメ、カンカン』ってLINEが
ふらっとさんから、すっとんでくるんっすかね
ヒヒヒ」
って、わるぐちを言ったりして。
そんなん感じでウタゲは進んだ。
*
長えが、つづける。
*
misaoさんは2週連続のフル。
みごと、完走して。
16時ごろに合流なさった。
本来、あんまりおさけをたしまないトガーさんは
misaoさんが合流したころには
すっかりごきげんになってて。
度を過ぎた感じでmisaoさんにからんで
misaoさんはあからさまに戸惑ってる。
*
トガーさんはこのたび
「ツイッターでからみづらいひと」から
「リアルでもからみづらいひと」に
昇進?昇格?なさったそうだ。
*
おれも、けっこう飲んでたので
「イタダキクチ」とか
わけのわかんないビミョーなパクリを展開
misaoさんをあからさまに戸惑せた。
トガーさん、他人事ではない。
*
で、前述の怪盗さんもそうなんだけど。
おれの見立てではmisaoさんって
いままで2、3回お会いした感じでは
真性の人見知りだなっておもって。
*
なんつうか、あるじゃないすか。
キャラ付けのための
「あたし、人見知りなんですぅ」と
「ガチ真性人見知り」。
ガチ真性人見知りなひとって
「あたし、人見知りなんですぅ」を吹聴したがる
ビジネス人見知りは一発で見破れるし
ガチで真性な人見知りも、一発で見破れる。
それは、理屈とかじゃなく。
どこかしらその空気が流れてるっていうか
人見知りが人見知りを知る、みたいな
ピーンとくるなんらかがあって。
*
よくわかんないたとえをすっと。
じぶんが柔道をやってたとして。
街をあるいてて、前からひとがあるいてきて
すれ違う。
そのひとは、ガタイがよい。
なかで、柔道かどうかが一発でわかる。
よしんば、柔道か空手か拳法か
ラグビーかアメフトか、ただデカいか。
ってなかで、ピーンと柔道を感じ取れる。
みたいのがあって。
ホント、わかりづれえたとえだな。
*
で、これはおれだけかもだが。
人見知りであることは、
ほんとうに不便でイヤな引け目なんだケド。
それをキャラ付けとかビジネスでやってるひと
わりとけっこうな頻度で見かけると
ちょっとどうなのかなって、おもうの。
*
そこらへんの「ガチを見破れる」
「ビジネスとしてオイシイとおもってやってる」
あたりのことって、どうおもいますぅ?
的なことを、人見知りあるあるとして
misaoさんとお話ししたかったんだが。
けっこう酔っぱらってたので
そういう趣旨でちゃんとお話しできたのか
「そういうことお話ししたいなあ」って
おもってただけなのか。
あやふやで、覚えてない。
*
怪盗さんとmisaoさんとキクチ。
広義で「人見知り」ってのは
共通してるとおもうんだが。
細かく分類すると、それぞれビミョーに異なる。
ってのも、お話ししたかったんだケド。
実際にお話ししたのかどうかは謎で。
じゃあ、それをここで滔々と語り出すと
ムダに長くなるだけなので、措きますね。
*
いらねえ情報的には。
マラソン近辺でじぶんと人見知りの性質的に
いちばん近いとおもうのはムネコフさんだ。
どうでもいいな。
ムネコフさんにめいわくだな。
*
あといらねえ情報を連ねると。
たまに「どこが人見知りなんですか!?」
ってご指摘を受けるんだが。
キクチに人見知りじゃないっぽい感じ
をキャッチするひとがいるとすれば。
それは。
これでも社会に順応っていうか生きるために
後天的に身につけたもの。
あるいは、お酒の神様のご差配で。
一枚、皮をめくると本質は何も変わってなくて。
ずっとビクビクしながら生きてて。
人見知りなくせににんげんはすきだったり
人間観察がすきだったりするので
よけい、タチがよくないっていうか
ややこしいことになってんのかな。
*
そんなこと、どうでもいいし
前にもどっかで言った気がするし
あまつさえ、横浜マラソンとも
マラソンの応援とも
アフターともまったく関係ねえじゃねーか!
*
。。。
*
そんなこんなで、帰り道。
「きょう受けた刺激をじぶんにどう活かそう?」
考えながら、あるいてたが。
つくばも、その一週前のハーフも
ハーフの前日の駅伝も
まったく、走れる気がしねえ。
あ、いやいや。
そんなネガティブスピリッツはいい。
財布だ、財布どうした?
*
ってんで、お店に電話したら
電話の向こうでやけに不機嫌に
ぶっきらぼうな対応をされて。
その謎は、あとで解明すんだが。
*
駐輪場に着いたら、
探せど探せど、チャリがみっかんなくって。
駐輪場を3周しても、みっかんなくって。
「マジか! きのうは財布きょうはチャリ。
踏んだり蹴ったりパッターンかよ!」
途方に暮れたのもつかの間。
「あ、今朝、ジョグしてったんだっけ!」
世紀の大発見をして。
おうちまでとぼとぼあるいた。