キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

伝統芸能「次こそははじめてお会いしましょう!」と、真性人見知りみたいなこと(横浜マラソンを沿道で応援してきた3)

横浜マラソンのアフター。
おれ、ただ応援してただけで
一歩たりとも走ってもねえんだが。

アフターを仕切ってくだすったのは
フルを走ったはずのぬまっちさんで
それに乗っかっただけだった。

そんで、せめて
応援のひとたちは遅れちゃいけないてんで
あわてて、桜木町の中華屋に向かった。

中華屋に着くと。
ぬまっちさんはすでに、ビールを飲んでたwww
====


という感じで。
応援で書き漏らしちゃったことや
アフターのことをだらだら書いてく。

ごく内輪ネタをつらねる。



酒場でみなさんと合流するやいなや。
「やっとお会いできましたね!」
「でも、次こそははじめてお会いしましょう!」

トガーさん。伝統芸能www



2、3年前だったかな。
つくばマラソンをゴールした直後。

へとへとで導線をたどってたら、なぜか
おれよか20分ぐらい前にゴールしたはずなのに
ゴールライン付近にトガーさんがいらして。

「やっとお会いできましたね!」
「でも、次こそははじめてお会いしましょう!」



この日の横浜マラソンでも
おれが遅刻しちゃったせいで、
7k地点にたどりついたとき。

トガーさんはすでに、通過したあとで
お会いできなかった。



40k地点でトガーさんを待ちかまえる。
キタキタキター!

「トガーさーん!」
ありったけの蚊の泣くような声をはりあげる。

ト「はじめましてー!」

ぽまいは、ホントに速いのか?
まじめにマラソン、走ってんのか?



アフターで。
ト「いやあ、7k地点。
いっちさんの隣にみあたらなくって。
そんとき、はじめましてを用意してたのに」

ト「なので、40k地点では
ぜんぶ出そうとおもって、出しました」

はじめまして、をすか?

ぽまいは、ホントに速いのか?
まじめにマラソン、走ってんのかwww



トガーさんっていえば。
ゴール後、みんなで風呂いったらしいんだが。

「後ろでぬまっちさんがシャワー浴びてて
すっごくおっきいボクが座ってると
どうしても、地面についちゃうじゃないすかあ。
ぬまっちさんの水が、ボクのボクに当たって
ホント、めいわくだったんですよー」

って、ちんこでかいビジネスをしてて。
このひとはホントすごいな。
いつなんどきも、まったくブレがないな。

わりとマジで感心した。



前エントリーで。ごえもんさんの激走に
「胸を打たれた」的なことほざいて。

同様に胸を打たれたっていえば
ヨガのKANAセンセイかな。
(ダジャレとかじゃないっす)



KANAセンセイ。

7k地点におもったより速くいらして
「ちょっと速すぎじゃね?
大丈夫なのかな?」心配したものの

40k手前のとこでも
チョースマイルで通過してった。
軽く、泣きそうになった。

心配はかんぜんに杞憂だった。
おれは、KANAセンセイをあなどってたのか?



ひとつ、残念だったっていうか。

面識はまったくないものの
こうもんみえても、おれは
はらくだしPPさんのブログのファンで。

横浜マラソンを走られるって
ブログで表明されてたので
ひょっとしたら、お会いできるかな?
ひそかに、楽しみにしてた。

横浜マラソンの応援にイッチョカミする
ほざいたので、認識してくだすってたら
声もかけていただけるかも、とかね。



タイム的に、横を通りすぎたはずなんだが
けっきょく、コンタクトは果たせず。

でも、なんか、おもった。
「それでいいのだ」と。



アフターのメンツ。
いっちさんと原パンさんと
遅れて酒場についたら。

怪盗さん、トガーさん、ふらっとさん、
そしてぬまっちさんが先着してらした。

ぬまっちさんは40k地点では
ちょっとキツそうに通過してったが
いつもどおり、すげえうまそうにビールを
飲んでて、ああよかったな、おもった。



怪盗紳士さんは、ずっとにこにこしてて
トークもものすごく軽快で。おもわず
「つくばのゴール後、また乾杯しましょう!」
口走っちゃった。

ここ数年のつくばマラソンでは。
ゴール後、ブログ村の陣地に戻って
怪盗さんと乾杯することを楽しみにしてて。

今年はおれはこんなんだからアレだが
「じゃ、つくばせめてゴールしなくちゃな」
おもった。おもいましたとさ。

怪盗さんがおれのゴールまで、
待ってくだされば、な。



おれごときが怪盗紳士を語るのは
どうなのかなっておもうんだが。

こないだの品川のリレマラもそうだったが。

怪盗さんって、特にタケルくんが生まれてから
ものすごくおもしろぽてんしゃるを
前面に押し出してきてるような気がするの。



言うほどよくは知らないケド
たぶん、怪盗さんはもともと
キクチとおんなじたぐいの
ブログ弁慶っていうかなんつうか
人見知り気味な、おとなしいひとで。

むかしはそこに、おもうだけで言えない
的なシンパシーを感じてたんだが。

お子さんができてから、ガンガン
まろやかにおもしろくなってる感じが
なんだか、おれは、このましい。

ブログでもリアルでも
まだまだおもしろ側面を隠し持ってるはずだ!



ふらっとさんの奥さんのユキさんは
33kだかでリタイアして
ちょっと遅れてから酒場にいらした。

ふらっとさんがあからさまにホッとしてて。



で、ふらっとさん。

この日、ネットでサブスリーで走って。
こないだ、新横公園で
ゆるゆるしか走れなかったのは
なんだったんだよっておもった。

ってのはいいとしても。

コンディションがやや厳しかったのに
ブログ村の仲間うちでトップで。
怪盗、トガー、ぬまっちっていう
並みいる強豪をねじ伏せてゴールした。

ってので、なんか、ゴキゲンヤローで。



それを目ざとくキャッチした奥さんのユキさん。
「おめえ、ちょっと浮かれてね?」

ユキ劇場のスタート。
酒場なりのなんらかのトークが盛り上がり。
ひと段落つくたび。

「きょうここで、いちばん速かったひとー!」
ユ&キ「はーーーーーーい!」

次のトークがひと段落つくと

「きょうここで、いちばん速かったひとー!」
ユ&キ「うぇーーーーーーい!」

右手でふらっとさんを指さし。
左手でおれおれって、挙手する。



ユキさんとはじめて、息がピッタリ合ったw



ユキさんとビジネスギクシャクがはじまったのは
去年のつくばマラソンのときで。

おれがユキさんの激走にガチで感動して
「般若みたいなつらでゴール目指してた」
ってった、その物言いはおれは超絶褒め言葉
っていうか、リスペクトのつもりだったんだが。
ユキさんの逆鱗に触れて。
応援する側される側みたいなこと 2017つくばマラソン

そっから、お会いするたびに
デコピンを喰らいまくってるwww



「きょうここで、いちばん速かったひとー!」
ユ&キ「はーーーーーーい!」
の反撃なのか。ふらっとさんはたびたび
「そういえば、キクチ、警察に電話した?」

って言ってくるけど。
おれって、ヤバいこと後回しにしたい
ひとじゃないすかああ。

応援の往路と復路の間の空き時間とか
アフターに向かう道すがらとか
時間はさんざんっぱらあったのに
お店にも警察にも電話の一本すらせず
いまここにあるおもしろさを追い求めた。

ダメじゃんそれじゃ。



しかし、あれだな。
今年の横浜マラソン。

暑かったからなのか、
風がつおかったからなのか
首都高がアレなんだか、
ブロック分けがおかしいんだか、
シーズンの最初だからだかわかんないケド。

そういう身のまわりの
サブ50とかサブスリーのひとでも
のきなみ、3時間以上かかってて。



それは身のまわりにかぎらず。

こんくらいの大規模マラソンって。
サブスリー近辺以降って
ものすごい大群で押し寄せてくるものなのに。

40k地点で応援してても
3時間前半ぐらいまで、まばらだった。

そんくらい厳しいコンディションだった
ってことで。

なのに、自己ベストを出したり
それに近いぐらいで走れたひとは
そうとうスゴいとおもうし。

ちゃんと3時間を切ってくるふらっとさんは
てめえ猫かぶってやがったのか、ぐらいおもう。



あ、原パンさんってすげえ声デカいよね。
声の地肩がつおいっていうか、うらまやしい。

まあいいや、措く。



で、ユキさんが席をはずしたしゅんかん。

「(ユキさん、そうとう脚いたそうなのに)
これでおれがふらっとさんを
『次いきましょー』って引きずり回したら
こないだ、ガンプさんと飲んだあとみたく
『ヨメ、カンカン』ってLINEが
ふらっとさんから、すっとんでくるんっすかね
ヒヒヒ」
って、わるぐちを言ったりして。

そんなん感じでウタゲは進んだ。



長えが、つづける。



misaoさんは2週連続のフル。
みごと、完走して。
16時ごろに合流なさった。

本来、あんまりおさけをたしまないトガーさんは
misaoさんが合流したころには
すっかりごきげんになってて。

度を過ぎた感じでmisaoさんにからんで
misaoさんはあからさまに戸惑ってる。



トガーさんはこのたび
「ツイッターでからみづらいひと」から
「リアルでもからみづらいひと」に
昇進?昇格?なさったそうだ。



おれも、けっこう飲んでたので
「イタダキクチ」とか
わけのわかんないビミョーなパクリを展開
misaoさんをあからさまに戸惑せた。

トガーさん、他人事ではない。



で、前述の怪盗さんもそうなんだけど。
おれの見立てではmisaoさんって
いままで2、3回お会いした感じでは
真性の人見知りだなっておもって。



なんつうか、あるじゃないすか。

キャラ付けのための
「あたし、人見知りなんですぅ」と
「ガチ真性人見知り」。

ガチ真性人見知りなひとって
「あたし、人見知りなんですぅ」を吹聴したがる
ビジネス人見知りは一発で見破れるし
ガチで真性な人見知りも、一発で見破れる。

それは、理屈とかじゃなく。
どこかしらその空気が流れてるっていうか
人見知りが人見知りを知る、みたいな
ピーンとくるなんらかがあって。



よくわかんないたとえをすっと。
じぶんが柔道をやってたとして。
街をあるいてて、前からひとがあるいてきて
すれ違う。

そのひとは、ガタイがよい。

なかで、柔道かどうかが一発でわかる。
よしんば、柔道か空手か拳法か
ラグビーかアメフトか、ただデカいか。
ってなかで、ピーンと柔道を感じ取れる。

みたいのがあって。
ホント、わかりづれえたとえだな。



で、これはおれだけかもだが。
人見知りであることは、
ほんとうに不便でイヤな引け目なんだケド。

それをキャラ付けとかビジネスでやってるひと
わりとけっこうな頻度で見かけると
ちょっとどうなのかなって、おもうの。



そこらへんの「ガチを見破れる」
「ビジネスとしてオイシイとおもってやってる」
あたりのことって、どうおもいますぅ?

的なことを、人見知りあるあるとして
misaoさんとお話ししたかったんだが。

けっこう酔っぱらってたので
そういう趣旨でちゃんとお話しできたのか
「そういうことお話ししたいなあ」って
おもってただけなのか。

あやふやで、覚えてない。



怪盗さんとmisaoさんとキクチ。

広義で「人見知り」ってのは
共通してるとおもうんだが。

細かく分類すると、それぞれビミョーに異なる。
ってのも、お話ししたかったんだケド。
実際にお話ししたのかどうかは謎で。

じゃあ、それをここで滔々と語り出すと
ムダに長くなるだけなので、措きますね。



いらねえ情報的には。
マラソン近辺でじぶんと人見知りの性質的に
いちばん近いとおもうのはムネコフさんだ。
どうでもいいな。

ムネコフさんにめいわくだな。



あといらねえ情報を連ねると。

たまに「どこが人見知りなんですか!?」
ってご指摘を受けるんだが。

キクチに人見知りじゃないっぽい感じ
をキャッチするひとがいるとすれば。

それは。
これでも社会に順応っていうか生きるために
後天的に身につけたもの。

あるいは、お酒の神様のご差配で。

一枚、皮をめくると本質は何も変わってなくて。
ずっとビクビクしながら生きてて。

人見知りなくせににんげんはすきだったり
人間観察がすきだったりするので
よけい、タチがよくないっていうか
ややこしいことになってんのかな。



そんなこと、どうでもいいし
前にもどっかで言った気がするし

あまつさえ、横浜マラソンとも
マラソンの応援とも
アフターともまったく関係ねえじゃねーか!



。。。




そんなこんなで、帰り道。
「きょう受けた刺激をじぶんにどう活かそう?」
考えながら、あるいてたが。

つくばも、その一週前のハーフも
ハーフの前日の駅伝も
まったく、走れる気がしねえ。

あ、いやいや。
そんなネガティブスピリッツはいい。
財布だ、財布どうした?



ってんで、お店に電話したら
電話の向こうでやけに不機嫌に
ぶっきらぼうな対応をされて。

その謎は、あとで解明すんだが。



駐輪場に着いたら、
探せど探せど、チャリがみっかんなくって。
駐輪場を3周しても、みっかんなくって。

「マジか! きのうは財布きょうはチャリ。
踏んだり蹴ったりパッターンかよ!」

途方に暮れたのもつかの間。
「あ、今朝、ジョグしてったんだっけ!」
世紀の大発見をして。

おうちまでとぼとぼあるいた。