キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

アタリメエじゃねえか!―品川サマーマラソンのテンマツ(アフター編)

リレマラが終わって。
さあ、アフターだってwktkしてたんだが。
wktkしてるわりに、全身でもっててんしょんが上がらない。

ものすげえ、腹が減ってたんである。
ものすげえ、減ってたんでR。

謎のとつじょ嵐山光三郎なていで。
====


とにかく、腹がぺこぺこでしようがない。
リレマラが終わって、
超スーパーウルトラミラクルメガトンレベルで
ビール飲みたいのに。

「いまビール飲んだらきっと瞬殺されるな」
ぐらい、腹がぺこぺこ。

おもいかえしますれば。
朝、あわててて。
切り餅を1ケ食っただけだった。



リレマラの会場は大井ふ頭。
あれね、羽田空港に行くモノレールの途中駅のほうね。
大井競馬場の近く。

ウタゲの会場は品川。
幹事シードさんが牛タン屋さんを手配してくだすってた。

もう、カウのタングーを切望して、やまない。
アタマのなか、カウのタングべりーまっち。

腹へりへり腹が行き届いちゃって。
移動の電車とか、
超スーパーウルトラミラクルメガトン無口。

ムクチヒロシ(←いつぞやの使いまわし)。
会話はすべて手話。
ダイジョーブイ、ぐらいのシュワ。

ちょっとした幼稚園児なら
「おなかとせなかがー、くっつくぞっ」程度。

とにかく黙秘権を駆使して
一刻も早く品川にとうちゃこしたくって
独りでぐんぐん歩いて進む。



うーむ。

腹の減りぐあいを臨場感たっぷりに
お伝えしたい熱意が空回りするだけで
吐いて捨てるような
アンクルなウイットしか出てこねえ。。。

きょうでレポを終える自信がねえ。



品川駅。
牛タン屋の至近にたどり着く。
ウタゲは15時から。

14時ちょいすぎなう。

あと1時間、いや60分
いや3600秒はとても待てない。

ロータリーの正面にオレンジの看板を見つける。
超絶オアシス。

男塾かってぐらい、最短距離を直進する。

「0次会、いきませんか?」
まさかずさんが遥か後ろから声をかけてくださる。
コップを口元に持ってくジェスチャーをともなって。

「いや、おで、飯、食い行く」
助詞も省くぐらいの省エネシツレイで辞去する。

ホント、ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。
テンパリすぎてた。



吉野家のオレンジの看板に吸い込まれ
紅しょうがを死ぬほど添えた、牛丼を食う。
腹が満たされた。

結婚する前、にょうぼうと焼肉屋にいって。
死ぬほど肉を食って、
お会計をして店を出たしゅんかん
大声でにょうぼう。

「あああ、ニクヨクが満たされたー!!!」

いやいやいや。
言葉の遣いかたを決定的に間違えてるでやんす。
って記憶がキョライするぐらい
“ニクヨク”が満たされ。

「しあわせって、いまこのときみたいなことを言うんだろうなあ」
ぐらいの満足感に包まれ。

店を出ると、30m先の野外で0次会をやってる。
男梅サワーを1杯イッチョカミして、
満を持して、1次会のお店に突入。



いや、たぶんおれのストーリー展開が
おもいっきしヘタクソなだけなんだが。

「これから牛タン屋にいくってってんのに
おめえなに、牛丼屋で腹ごしらえしてんだよ」

ってオチってだけだ。
もっとおもしろくすることでけただろうに。

こんなおれはいろいろ、ダメだ。



。。。



1次会の牛タン屋。
6人掛けのテーブルの1つに着くと。
斜め前にトヨチンさんがいらした。

この日、20人以上のかたがいらしたが
初めましてだったのは
トヨチンさんジャストオンリーだった。

トヨチンさんがこのリレマラに参加なさることは
事前にLINEがまわってきたときに
チェキしていて。

ものすごく、キョーミがあった。
ものすごーく、キョーミがあった。

大井の陸上競技場で、
ご挨拶をカマそうとおもってたが
超絶人見知り、そんなことでけない。

わかってるくせにカマトトぶって
「あのモコモコしたかぶりもののかた、どなたすか?」
とか、プロシードさんに遠目で訊いてみたりして。

そういうよくわかんない、
おのれのなかの間の詰めかた(?)
みたいの、するのが精一杯だった。

まったく、話しかけれない。



牛タン屋で斜め前にトヨチンさんがいらさっても。
声がかけられない。

表に出さないようにモジモジしてると
おれの隣にふらっとさんが、ドスン。
「てめえ、キクチ。
きょうはいつごろ、目がすわるんだろうな」
とか、いろいろごちゃごちゃ話してくる。

うるせえ!



いやいやいやいや。
そうやって、おれの内なるモジモジ。
会話でココロのスキマを埋めてくださる
喪黒ふら造、まじ、ありがてええ。

根本的な解決はビタ一文ないまま
最大のもんだいは先送りできて
「いまがよければそれでハッピー」
って感じで時間が過ぎてく。

ナイス! 軍事衛星!



しばらく間を置いて。
「はじめまして! トヨチンと申します」

やっべ。
キターーーーー!
もとい、いらっしゃった。
こちらから挨拶しなきゃいけないのに。

おれこそカオナシって感じで
「キクチと申します」
フルパワーで、蚊の鳴くような声をしぼり出す。

なにかお話ししなきゃ。
なにかお話ししなきゃ。
なにかお話ししなきゃ。

「あのう。先ほどの
『モコモコしたかぶりものにチャイナ』
と、ぜんぜん印象が違うんですね」



トヨチンさん、明らかに怪訝だ。

でた。
おれ、こういうこと言うよね。
「それにどう答えろってんだよ!」
的なの。しばしば。

よくあるある。
よかれとおもってなにかをクチにしたら
周り中の静寂をインビテーションする。
って、展開。

超高校級のコミュりょくゼロが
そのぽてんしゃるをいかんなく発揮するしゅんかん。

「空気って、ホントにかたまるんだあ」
って、しゅんかん。

わかってる。よくある。



「アタリメエじゃねえか!」
10メーターぐらい先から、プロシードさん。

「ですよねですよね」

いや、マジ、救われた。
固まってたまわりの空気が、ほぐれた。



でもやっぱり。
おれは、1ミクロンたりとも、成長してない。

とある村のかたがたと、
わりとひんぱんにお会いするようになって。
自然な感じでお話しでけるようになって。

「おれもなかなか、オトナになったもんだ」

とか、勘違いしそうになってたが。
それは、回数を重ねさせてもらった
がなせるわざ、ってだけで。

やっぱ、人見知りのコミュりょくゼロは
まったく、変わってない。

スラムダンクの谷澤クンかってぐらい
まったく、成長してない。

おれもそうだけど、YAZAWAもそうだな!
ぐらい、微動だにしてない。



「ブログを書くのに、
どんくらい時間かけてるんですか?
いや、わたしいつも
1時間半ぐらいかかっちゃって」

トヨチンさんが、おれに、おっさる。



そんなこと、おれなんかに訊いてどうすんだ?



いやいや、これは言葉のツギホなんだよ。
おれのすきな真ん中低めに
打ち返しやすいボールを放ってきてくれてんだよ。

ザ・会話のキャッチボールなんだよ。

普段着な感じで、
さらっとハナシをつなげればいいんだよ。



来たボールを、ちょっとふくらまして
相手がキャッチしやすいとこに投げ返せば
いいだけなんだよ。



ちょっと、待て。
ふくらます?
トヨチンさんがキャッチしやすいように?

それってどこだ?
どんなくらいでもって、だ?



でいて、おれの存在感を示せるようなものも
ちょこっと盛り込んで。

って、示すもんって何じゃらほい?



それがちょっと示せりゃ
トヨチンさんにどこか、いい印象もっていただける
かもしんない。



示せりゃ存在感が残る、かもしんない。

示せなきゃ、空気以下な感じで終わる。

おれの存在が、なくなる。



うおおお、わっかんねええええ!
無理難題すぐる。

考えるな、感じろ!

導き出した解。
→「い、1時間ぐらい、ですかね。。。」

なんか、もうね。

○おいしいカレー
○ふつうのカレー
○カレー
○カレー味のうんこ

って、外すほうがむつかしい4択で
あえてハズレを引く、この積極性、ね。



けっきょく。トヨチンさんに
なんら挽回もでけないまま。

あまつさえ記憶ロストしないように
よんどころない理由もあって
できうるかぎりお酒をセーブしたまま。

いや、すげえ楽しかったんだケド。

たかしさんにふたたび
「あからさまに、飲み、控えてますよね」
って言われるデジャブを経て。

「記憶ロストしなかった」
ってだけが唯一の拠りどころって感じで

楽しみで楽しみでしようがなかった
おれの品川サマーマラソンは、終わった。

んであった。



。。。



なお。
「い、1時間ぐらい、ですかね。。。」
ってフイたきょうのこのエントリーは
『いつもどおり』
2時間ぐらいかけて、書いてる。

ば、挽回、したい。