きのう期末テストが終わったムスメっこ。
帰りのホームルームで担任の先生が
「明日からテストががんがん返ってくるけど
どんな結果でも気を落とさず
しっかり受け止めて前を向こう!」
的なことを、おっさってたらしい。
なんだその言いぐさwww
*
親バカの記録。
*
夜、帰宅すると
きょうは塾ないデーのムスメっこが
おうちにいた。
「きょうはテストは返ってきたのか?」
「いくつ返ってきたんだ?」
「結果はどうだったんだ?」
なにはさておき、気になる。
訊きてええええええ!
*
でも、なんでもないふうを装う。
「パパ、おかえり」
「お、おう。きょうは塾なしデーなんだな」
耐える。
*
だって、あれじゃないすか。
クソ父親が前のめりにがっつき過ぎとか
なんとなくかっこわりいし。
そんなことはどうでもいいとしても。
あんだけがんばってたのに
もし結果がイマイチで落ち込んでたら
なんかかわいそうじゃないすか。
現実は現実だからしようがないケド
ガッカリしてるさまは見たくないし。
それをこっちが
どうなのどうなの?って訊くような
傷口に塩を塗り込むみたいなマネしたら
なんかかわいそうじゃないすか。
ゆえ。
*
きのう、期末テストがすべて終わったあと
「できた?」訊いたら
「まあまあ」っつってた。
ムスメっこはクールガイなので
ほぼだいたい「まあまあ」っていう。
よしんばいい結果だったときも
ドヤ顔をさらすでもなく
こっちが訊くまで、何も言わない。
「まあまあ」のレンジがわからんちん。
*
で、話が一歩も進んでねえケド。
もし本人なりに「まあまあ」なできだったのに
結果が彼女の想定を下回ってたら。
なんか、かわいそうじゃないすか。
*
ムスメっこはもう食ったと言うので
じぶんの分の飯のしたくをして
録画しておいた「科捜研の女」を観ながら
飯を食いはじめる。
なんでもないふうを装って。
*
飯を食いながら、キョライする。
「ああ、おれもむかし」
「親にこういう気を遣わせてたのかな()」
*
テストを受けるのはじぶんだから
当然、じぶんがいちばん大変なのだ
と、信じて疑ってなかったけど。
じぶんが受けるテストは
じぶんががんばった結果でしかないから
いうほど大変じゃない。
じぶんのがんばりが作用しない
他人のテストのできばえに気を揉むほうが
100倍、大変だw
*
おれは子どものころ、「勉強しろ」とは
一度たりとも言われたことなかった。
それにかまけてろくに勉強しなかったし
結果も「ろくに勉強しなかった」なりでしかなかった。
それでも親は何も言わなかった。
そりゃ、ごくたまにうまくいったテストに
ドヤ顔をカマせば、喜んでくれたし。
受験が終わったときは、ものすごくホッとしてくれた。
ああそれって。
親なりにせいいっぱい
なんでもないふうを装ってたんだな。
いまさら、痛感しておる。
*
なんでもないふうを装って
「科捜研〜」を観ながら飯を食ってると。
「1時間目に英語が返ってきてね」
いままでこっちからひつこく訊くまで
何も言ってこなかったムスメっこが
みずから話を切り出してきた。
ということは?
*
。。。
*
内申に直結する
中3の2学期の期末テストだけに。
まわりの子もみな、いままで以上に
テスト勉強をがんばってたらしくて。
1時間目の英語が返ってきたあと
がんばりが結果に結びつかず
「これじゃ、高校行けない。。。」
泣き出しちゃった子もいたそうな。
総じて、いままでの定期テストより
今回はなんだかむつかしかったらしいし。
「そんなフインキだったからね」
「ななちゃんの点数なんか、とても言えなかったわけ」
*
きょうはけっきょく、
5教科返ってきたそうな。
あすと来週の月曜で
残りの4教科も返ってくるそうな。
(そんで12月の三者面談になだれ込む)
(その間にバカ親のマラソンもあるねっ)
*
ドキドキはまだまだつづく。
でいて、おれはたぶんおそらく
なんでもないふうを装いつづける。
こんなん、来年2月の受験までやんの?
マジかw
とりあえず英語、100点やったね!