キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

なんでもないふうを装う

きのう期末テストが終わったムスメっこ。

帰りのホームルームで担任の先生が
「明日からテストががんがん返ってくるけど
どんな結果でも気を落とさず
しっかり受け止めて前を向こう!」
的なことを、おっさってたらしい。

なんだその言いぐさwww

親バカの記録。

夜、帰宅すると
きょうは塾ないデーのムスメっこが
おうちにいた。

「きょうはテストは返ってきたのか?」
「いくつ返ってきたんだ?」
「結果はどうだったんだ?」

なにはさておき、気になる。
訊きてええええええ!

でも、なんでもないふうを装う。

「パパ、おかえり」
「お、おう。きょうは塾なしデーなんだな」

耐える。

だって、あれじゃないすか。

クソ父親が前のめりにがっつき過ぎとか
なんとなくかっこわりいし。

そんなことはどうでもいいとしても。

あんだけがんばってたのに
もし結果がイマイチで落ち込んでたら
なんかかわいそうじゃないすか。

現実は現実だからしようがないケド
ガッカリしてるさまは見たくないし。

それをこっちが
どうなのどうなの?って訊くような
傷口に塩を塗り込むみたいなマネしたら
なんかかわいそうじゃないすか。

ゆえ。

きのう、期末テストがすべて終わったあと
「できた?」訊いたら
「まあまあ」っつってた。

ムスメっこはクールガイなので
ほぼだいたい「まあまあ」っていう。

よしんばいい結果だったときも
ドヤ顔をさらすでもなく
こっちが訊くまで、何も言わない。

「まあまあ」のレンジがわからんちん。

で、話が一歩も進んでねえケド。
もし本人なりに「まあまあ」なできだったのに
結果が彼女の想定を下回ってたら。

なんか、かわいそうじゃないすか。

ムスメっこはもう食ったと言うので
じぶんの分の飯のしたくをして
録画しておいた「科捜研の女」を観ながら
飯を食いはじめる。

なんでもないふうを装って。

飯を食いながら、キョライする。
「ああ、おれもむかし」
「親にこういう気を遣わせてたのかな()」

テストを受けるのはじぶんだから
当然、じぶんがいちばん大変なのだ
と、信じて疑ってなかったけど。

じぶんが受けるテストは
じぶんががんばった結果でしかないから
いうほど大変じゃない。

じぶんのがんばりが作用しない
他人のテストのできばえに気を揉むほうが
100倍、大変だw

おれは子どものころ、「勉強しろ」とは
一度たりとも言われたことなかった。

それにかまけてろくに勉強しなかったし
結果も「ろくに勉強しなかった」なりでしかなかった。

それでも親は何も言わなかった。

そりゃ、ごくたまにうまくいったテストに
ドヤ顔をカマせば、喜んでくれたし。
受験が終わったときは、ものすごくホッとしてくれた。

ああそれって。
親なりにせいいっぱい
なんでもないふうを装ってたんだな。

いまさら、痛感しておる。

なんでもないふうを装って
「科捜研〜」を観ながら飯を食ってると。

「1時間目に英語が返ってきてね」

いままでこっちからひつこく訊くまで
何も言ってこなかったムスメっこが
みずから話を切り出してきた。

ということは?

。。。

内申に直結する
中3の2学期の期末テストだけに。
まわりの子もみな、いままで以上に
テスト勉強をがんばってたらしくて。

1時間目の英語が返ってきたあと
がんばりが結果に結びつかず
「これじゃ、高校行けない。。。」
泣き出しちゃった子もいたそうな。

総じて、いままでの定期テストより
今回はなんだかむつかしかったらしいし。

「そんなフインキだったからね」
「ななちゃんの点数なんか、とても言えなかったわけ」

きょうはけっきょく、
5教科返ってきたそうな。

あすと来週の月曜で
残りの4教科も返ってくるそうな。

(そんで12月の三者面談になだれ込む)
(その間にバカ親のマラソンもあるねっ)

ドキドキはまだまだつづく。
でいて、おれはたぶんおそらく
なんでもないふうを装いつづける。

こんなん、来年2月の受験までやんの?
マジかw

とりあえず英語、100点やったね!