キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

応援初心者の感想(横浜マラソンを沿道で応援してきた2)

つづき。

「マラソンを走ること」には興味あって
それなりの回数、走ってきたものの。

ボランティアとか応援には
まったく興味がねえ。
ひたすら、ありがてえな、すげえな。
おもってるだけなのだが。

今回、そういう応援初心者として
横浜マラソンの沿道にいて
おもったことをつらねてく。



応援は、2ヶ所。
7kすぎの橋の上と
山下公園を通りすぎた40k地点。
シルクセンターのカーブのとこ。

7kすぎの橋の上では
先頭から最終ランナーまで。
(おれは先頭からじゃないケド)
原パンさんとオークさんもいらしてた。

40k地点では先頭から
5時間30分のペーサーが過ぎるくらいまで。

オークさんは予定があるってんで離脱。
コンビニでおさけとつまみを買い込み、
40k地点に向かう途中、
山下公園のトイレに入ったら
Hiroさんとバッタリ。

4人で応援してた。



応援してて痛感したことは3つあって。

まず、おもったのは
「人の波に酔う」ということ。

こうもんみえても、おれは
乗り物にすごく弱くって。
バスとかタクシーって20分がリミットなんだが

マラソンで。
何万人ものひとがぞくぞくと横を通り過ぎる。
のを横で見てると、クルマ酔いみたくなるのな。

橋がけっこう揺れてて
それも相乗効果?あったのかも。



あと、けっこうぐったり疲れるのな。
じぶんが走るのとは、異種の疲れ。

これって、声をはりあげつづけてる
っていう実際的なことだけじゃなく。

人がどんどん通り過ぎてるなかで
そのなかで知ってるひとをみつけなきゃ
っていうのも、あんだろうが。

知らないひとにも、声援したい。
ってなかで、目に入る
視覚的な情報量があまりに多いからだ
って、気づいた。



それにはたとえば。
目立つかっこうをしてるひとや、

おれはこの日「カープ菊池」
のレプリカユニフォームを着てたので
カープっぽいひとには声をおくるし。

それを拡大解釈して
スポーツのユニフォーム着てるひとにも
声をおくりたくなるし。

とくに40k地点なんか
みなさん、限界が近づいてきてるので
「顎を引いて」とか
「前を追えるよ」とか
「かっこいいぞ!」とか
声をかけるわけで。



それは最初は、
ずっと「ファイトー!」だとか
「ナイスラン!」をくり返してると
てめえが飽きてくるし
ゲシュタルト崩壊みたくなってくる。

のの、回避策って意味合いもある
と、おもってたんだが。



なんつうか、うまい言い方がみっかんないけど
数万人のひとが通り過ぎるにもかかわらず
「おれ1、対、ランナー数万人」じゃなく

おれとおれが声援されるあなた
「1対1」なわけで。

せっかく応援をしてるんだから
そういう声をかけたほうが伝わりやすい。
っていうか、がんばってもらいたい。

ってことにやがて気づきはじめるわけで。

そのために、不特定多数のひとを
わりとつぶさに観察しているので

視覚的な情報量が多すぎて
わりとぐったり疲れる。



あとは、コレ。
きれいごとくさい物言いだが。
だんだん、感情移入してきちゃうのね。

特に、40k地点。



タイムがすげえ速いひとも
そうでもないひとも、たぶん頑張り度
って意味ではほとんどいっしょなはずで。

でいて、なんていうか、
苦しそう度でいえば、
「そうでもないひと」のほうが
高いふうに見えて。

でも、あとちょっとのとこを
必死でゴールを目指してるので
その姿に胸を打たれちゃうっていうか

「マジ、がんばれ!」
っておもっちゃう。



で、これは。
じぶんもマラソン走るからわかるんだが。

「がんばれ」って諸刃の剣な言葉で。

それをもらって
もっとがんばろうっておもえるひともいれば
「すでにがんばり尽くしてんのに
これ以上、どうがんばるんだよ」
っておもうひとも、たぶんいて。

おれなんかは、ザ・小せえにんげんで。
とくに、撃沈しちゃったときに
「がんばれ!」って言われると
後者のようにおもっちゃうほうなので。

そんなときに
どういう言葉をかけてほしいかを
考えちゃったりしちゃって。

「サブなんちゃら、目指せるよー」とか
「がんばりすぎなくてもいいんだ」とか
「歩いてでも前に進めばゴールに近づいてる」
とか、ワケワカメな言葉をかけちゃう。



あ、話がそれたな。



3つめ。
40k地点の100mぐらい手前。

これも、じぶんが走るから
わかることなのかなあ。

「あと2k!」ってよか
「あすこが40k地点だよ!」
ってったほうが伝わりやすいのかも
おもって。



あれじゃないすか。
「40k地点の100mぐらい手前」
ってことは、正確にいうと
「あと2kと195mと100mある」
わけで。

最後の力を振り絞ってるきょくめんでの
「あと2k」なのか
「あと2.195k」なのか
「あと2.195kと100m」なのか
あるいは
「あと、2kない」のかの違いは
ものすげえでかい差なわけで。

そこには神経質にならなきゃいけない
ような気がしてしまった。

まあ、だからどうだってんじゃない。
あるあるみたいなものだ。



おまけにもう1ついうと。

走ってる側からみた、沿道とのかかわりかた
ってのもいろいろあるなあとおもって。

たとえば、おれが走ってる側だったら。
不特定多数に向けた「ファイトー!」
には、ありがとうございます! だし

なんらかじぶんだけに向けられてる声も
ありがとうございます! で。

ものすごく集中してるときや
返す元気が残ってないとき
やさぐれきってるときなんかは
心の中でだけ感謝して、無反応。

ってパッターンだけしかないんだが。



あからさまに声援ほしがってるひとや
実際、声をくれって言ってくるひとや
ニコってするひとや
目にものすごい魂を灯すひとや
スイッチが入ったなってわかりやすいひと
実に、いろいろいらっさる。

レスポンスがないひとも
無視してるのか、聞こえてないのか
伝わってるけど返す元気が残ってないのか
ものすごくわかりやすい。



きのうは「カープ菊池」だったので
いままさに日本シリーズ中だから
「カープがんばれ!」
って言ってくるひとがけっこういて。

「おめえのほうが、がんばれ!」
って返したり。

ホークスのユニフォームのひとで
「きょうは負けねえからな!」
って言ってくるひともけっこういて。

「いいから、ちゃんと走れ!」
って返したり。

そういう荒い言葉のほうが
かえって元気をもらってもらえることもある
って気づいたりした。



。。。



ここまでほざいてきたことって、
いかにも初心者で。

応援慣れしてるひとからすれば
「何をいまさら」かもしれんが。

ただ応援してるだけなのに
なんだか、とても楽しかったし。

逆にちからをもらえるっていうか
「おれも(なんらか)がんばろうかな」
おもわされる、あの感じって
なかなか、悪くは、ない。

あんなんだったけど
横浜マラソンを走ったひとに
ちょっとでもちからになれたのかなあ。
なれてたら、うれすい。



あ、もう1つ気づいたのは。
「いっちさんの声がものすごくでっけえ」
ってことで。

橋の上。
そうとう全力で応援なさってるのを見て
ガチで惚れそうになった。

で、いて。
7k地点で力を使いすぎたのか、40k地点では
あからさまにパワーダウンしてらして。

その感じはその感じで
ガチで惚れそうになった。



。。。



そんなこんなで
40k地点では3時間ぐらいいたんだが
14時からアフターがあるってんで
泣く泣く、離脱。

桜木町のお店に向かった。
つづく。



そうそう。40k地点で
ごえもんさんが必死で走ってらして
いっちさんと原パンさんとhiroさんと
キタキタキター! ってんで
大声で呼びかけた。

「ごえもんさーん!」
「こうもーん!」
「真奈美ー!」
「なしおー!」

でも、まったく気づかれなくて
ごえもんさんは、そんだけ必死なんだなって
逆に、今回の横浜マラソンでいちばん
といっていいほど、胸に迫るものがあった。

そんで、ごえもんさんに渡しそこねた。

IMG_1857


うーむ、とりとめねえエントリーだ。
まあ、いいや。
なんらかがほとばっしっちった。