まあ、アレっすね。
おとといも昨日も飲みすぎちゃって。
前エントリーはわりと硬派にイクつもりだったのに
酔っ払いながら書いたら
中身のないものになっちゃったし。
昨日なんか、帰宅途中に安定の川原で寝落ち。
なものだから、ブログなんか書きませんよね。
っていうのをMovesセンセイを見て知るシマツ。
飲んでたはずなのに、自宅の寝室にいて
心底びびった。
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*
というわけで、つくばマラソンのつづき。
経過を振り返る前に
どうしても書いておかなくてはならないこと
の2つめ。
2つ中、2つめ。
*
今年のつくばマラソンでは。
沿道で応援してくださるかたがたに対して
ありがたいと、心の底からつおくおもった。
いや、別に「今までそう感じたことはない」
とか、そういうことじゃなく。
つおくおもった。ってこと。
*
だいたい、ね。
じぶんが走るわけでもないのに
早起きして茨城県に行くなんて。
おれだったら、絶対しないのね。
できない。
応援したい気持ちはないはずないケド。
そこまでエネルギーは出せないというか。
「暖房の効いた部屋で、こたつに入って
みかん食いながら、うんぬん」
ジャスト・コレ・ズバリって感じで。
スマホの応援ナビとにらめっこ
ぐらいが、関の山だ。
それだって、心は揺り動かされる。
*
でも、とんでもないジコチュー&矛盾だが
現地でもって、応援されると
すげえありがたい。
*
前日。
伯父の家に前乗りして、寝る前に
会場に持っていく荷物と
ひとまず伯父の家に置いていく荷物を
仕分けしてて、気付いちゃったぇ。
キクチヒロシ@kikuchiroshiアッー! 補給ジェル系をまるっとおうちに忘れてきた。。。そしてほぼ新品のワセリンがなぜか2ケある。。。
2017/11/26 00:00:08
これに即反応してくだすったのが、こめきちさんで。
「おれのジェルくれてやるから
朝、陣地に来やがれ!(超意訳)」
別に、そういうの求めてたわけじゃなく
ただ「うっかりさんなおれというキャラ」
セルフプロデュースキャンペーンの一環として
つぶやいただけなのに。
スタート前はいかないつもりだったが
これで陣地行きが決定。
クソありがたい。
お礼は酒場で、とおもったが
一身上のつごうで参加できなくなったので
きのうのウタゲでぬまっちさんに
なんらかを託した。と、おもう。
酔っ払ってて、覚えてねえ。
っていうか。朝の陣地。
走らない、応援にきたっていうひとが
たくさん、走るおれよか早くにいるとか
どういうことだよって、おもった。
*
マラソンを走ってる間も。
それはそれは大勢の村のみなさんが
沿道にいらしてた。
事前に知ってた5kと35kの応援団は
そこまでいくことを張り合いにがんばれたし。
サプライズ応援には、心が打ち震えた。
抜けや勘違いがあるかもしれない
というクソ失礼恐怖と格闘しつつ
挙げてく。
*
5kすぎ。
口の堀陸橋にさしかかろうというとき。
幟を持ったmizoreさんと原パンさんをみつけた。
聞いた話によると
陣地からここまで走って来たらしいんだが
このお2人のペースが速すぎて
ほかのかたをブッちぎっちゃってたそうな。
幟をもって疾駆するとか、戦国時代かよ。
じゃ、つくば走れよって話だ。
*
口の堀陸橋の下り。
ぬまっちさん。
「キクチー!」
ぬまっちさんはおれのなかで。
「このひとだけは怒らせちゃいけない世界ランキング」
第2位のひとで。
そんくらい、穏やかなかたなんだが。
本気で声を張ったときの、すごさを知った。
*
30k手前のつくば市役所らへん。
「キクチー!」
ムネコフさんが見つけてくだすった。
最近2、3年、
このムネコフポイントを起点に
爆上げしたいなあポイントだったんだが。
今年は行くとも行かないともおっさってない。
「いらしたらいいなあ」とはおもうものの
上記のとおり、走りもしねえのに
茨城までいくって、めんどくせえじゃん。
っておもってたので。
涙腺が一気にゆるんだ。
ここは1kちょいのスライド区間。
折り返して戻ってくると
ヒサシさんとうーぱぱさんとおっとさんまで
いやがるではないか。
で、ムネコフさんの横を通り過ぎようとすっと。
黄色いマグオンを差し出してきやがる。
ああ、ムネコフさんってそういうこと
するひとだよね。
「追い応援」を背中に受けながら
さっそく、いただく。
レモン味に目からの分泌物で
なんらかの塩味がくわわり
すっぱくてしょっぱかった。
*
32kすぎ。
農道を走ってると、マーマンさん。
「マーマンさん?」
なんのひねりもねえ声をかけると。
にやにやしながら
「いるよ」って言うだけ。
がんばれとか、ファイトーとか言わない。
マーマンさんはマーマンさんで、
こういうことするひとなんだよね。
それだけでじゅうぶん、伝わる。
ぽまいは、おれのお父さんかっていうw
じぶん勝手に都合よく解釈する。
「今回、おれは30~35kをがんばる
って言った。いちばんキツくて
コース的にも単調な区間。
わざわざそこにいて、
背中を押してくれようとしてる」
その100mぐらいあとに
ロッキーおじさんもいて。
頭のなかをロッキーのテーマと
脳内ジョックロックが、かまびすしい。
この1k。
ラップが4分04に、はねあがった。
*
35k。
ブログ村の大応援団。
おととしは、ふらふらになって
ここにやっとこたどり着き。
去年は、ここで力尽きた。
今年は、それよかちょっとは元気だ。
最後のパワーをもらう。
ぬまっちさん「キクチ、今年は勢いある!」
そうだ、そうなんだよ。
おれ、まだ勢いあるのよ今年は。
踏み込みをもう一段、つおくする。
*
ラスト5kぐらい。
ぽつんと、きうじ(ワタナベさん)。
そういう絶妙に限界が来てて
でいて、絶妙に沿道の応援が最もほしいとこに
きうじはいる。
たしか、去年だかおととしも。
口の堀陸橋の上りのとこにいらしてた。
で、そんな絶妙なとこにいらしてるのに。
おれは気付かれなくてw
「ワタナベさん!」声をかけると。
「お、お、おう!」って
応援しに来てるんだかよくわかんない
絶妙なうめき声をあげられた。
たしか、去年だかおととしも気付かれなくて。
「ワタナベさん!」声をかけて。
「お、お、おう!」って
応援しに来てるんだかよくわかんない
絶妙なうめき声をあげられた。
気がする。
*
40k地点。
なんとか3時間05分はカットしなきゃって
あと9分だけ、がんばりゃいいんだよって
最後の力を振り絞ってると。
「キクチ、がんばれー」
見慣れたチーム75のうちわ。
ほしこさん。
6k地点にもいらしてたよね。
独りよがりなキクチはおもいましたよね。
「うん、わかった。
残りはほしこさんのためにがんばる」
*
そうやって、ほうほうのていで
ゴールにたどり着いた。
いろいろな応援のおかげで、たぶん
5分ぐらい速くゴールできたんだろう。
おもう。
*
。。。
*
長くなったが、つづける。
これがきょう、いちばん書きたかったこと。
*
ゴール後。
数分だけ陣地に顔を出し。
家族とそそくさと帰路に着いた。
ゴールに向かうランナーを横目に見ながら
伯父のクルマを停めてある駐車場へ向かう。
駐車場は、マラソンのスタート地点を左折し
つくば駅方面に歩いてったほうにある。
*
ゴールまで残り300m地点ぐらいかな。
歩道をランナーとは逆方向にあるいてると。
前から、見覚えのある美女ガー。
かるりーのさん、akiさん、ほしこさん。
ああ、もう帰ってきたのねとおもいつつ
応援していただいたお礼を言ってると。
かるりーのさん。
「ユキちゃんがね、やりそうなのよ!」
コースに目をやると。
ユキさんとペーサーのみゃあこさん。
ユキさんが般若のような顔で走ってる。
おおおお、そういうことか!
*
え? するってえと。
応援の美女ガーのみなさんは
ユキさんに伴走してきてるってこと?
コースの反対側の沿道をみると
あっちでも、大勢の村のひとが
ユキさんに声援を送りながら伴走してる。
なんていうか、陳腐な言い方しかできないが。
美しい光景ってこういうことを言うんだな。
おもった、おもいましたとさ。
全力で応援するひとたち。
全力で応援にこたえる走りをする、ユキさん。
一体感が、パねえ。
ユキさん、やったぜ。
おれ、見届けないで帰っちゃったケド。
今年のつくばマラソンでいちばん感動した。
でも、写真撮るの、わすれちった。
*
はたしておれは、
応援にこたえるような走り
できたんだろーか?
*
ユキさんのちょいあと。
必死にゴールを目指すごえもんさんを発見。
せっかく大阪からいらしてたのに
朝もお会いできずザンネンだなあ
おもってたのもあって。
声援を送る。
「ごえもんさーん、ラストファイトー!」
横にいる伯父。
「ん? ごえもんさん???」
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