今朝、通勤であんよしてたら、
カラダが軽いし、フトモモがみなぎってる。
「ちっ、4日遅れじゃんかよ!」おもた。
この感じ、日曜10時半ごろほしかったな。
去年は2日前、今年は4日後。
ピークを合わせるのは、げにむつかしい。
ってことは、中3日でフルを2本走れば。。。
いや、なんでもないなんでもないんだ。
====
*
つくばのつづき。
10~15km
22:00/1:06:19(4:26、4:26、4:20、4:22、4:26)
22:03/1:06:23
10kを過ぎても、状況は変わらない。
想定ペース(キロ425)は超えちゃってるし
でいて、あんがい余裕がない。つらい。
スタートからずっと
「弱ったなあ、どうしよっかなあ」
って考えてる。
でも「弱ったなあ、どうしよっかなあ」
ってずっと考えてたら。
景色とか沿道、周りのランナーなんて
ほとんど憶えてないくらい、弱ってたら。
知らないうちに、距離が進んでて
なんかラッキーだな、とはおもった。
こういうの、なんてえの?
ケガの功名? ひょうたんから駒?
11k426。
*
11k地点のちょい先だったか。
曲がり角の直前、曲がり角を眺めてると。
50mぐらい先に見覚えのあるフォーム。
見覚えのある青いTシャツのひとが曲がってく。
官九郎さんじゃねーか。
にわかにてんしょんが上がる。
とりあえず、追跡してみようとおもう。
*
あ、前エントリーで「100m」ってったが
いくらおれが視力2.0ったって
こんな大規模大会で、
走ってるときに100m先のランナーなんか
見えるはずねえ。
なんでくだらねえ見栄をはったのかは、知らん。
正確にいうと、曲がり角で計ったら11秒差。
*
なんか元気が出てきたようで
わりとみるみる、官九郎さんに近づいてく。
官九郎さんは集団の左側をおとなしく走ってる。
*
きょう、官九郎さんは
どういう意図でつくばに臨んでるのか、知らない。
官九郎さんはAブロックなので
おれよか30秒は早くスタートしてるはず。
自己ベストを目指してるとしたら
あまりにもスローペースだし。
調子が悪くてスローダウンしてしまったにしては
やけに軽快で、よゆうたっぷりな感じ。
よくわかんないので。
集団の「右側」について、
見っかんないようにパスしようとする。
なんだそれ?
*
でも、間もなく。
「おいこらてめえ、キクチ(意訳)」
見つかってしまう。
表情は、ごくふつう。
「距離慣れするためのペース走なのかな()」
ってことにする。
12k、ガーミンヌピピッ。
「420ぐらいですか?」「はい」
12k426。
なんでおれはウソついたのか、ワケワカメ。
まったくもって。
*
そこから官九郎さんと並走する。
といっても、レースはレース。
おれから特に話しかけることも
官九郎さんから特に話しかけられることもなく
たんたんと、進んでゆく。
気分がリフレッシュできたし
いままでとおんなじペースなのに
ずいぶんと楽に感じる。
*
ちょっと調子づいてきて、提案してみる。
「せっかくだから15kの計測マット
同時に踏みましょうぜ!」
「そうしましょうそうしましょう」
なんだか、盛り上がってきたぜ。
ランナーズアップデートをみてて
「官九郎とキクチが同時に通過しやがった」
ってなれば、軽いネタ提供になる。
大田原でも、ぬまっちさんといわさんが
途中までほぼ同時に進んでるのをみて。
なんだかワクワクしたもの。
*
でも、そうだ。
官九郎さんはともかく。
こんなクソムシなんか
アップデートで追いかけるアレでもねえし。
あまつさえ。
つくばには相当数の村びとが参加してるし
大阪にも、相当数の村びとが参加してる。
応援だってそれぞれ、
相当数の村びとがいらしてるんだろう。
「アップデートみてるひとなんかいるのか?」
キョライしたが、
気づかなかったことにしておく。
13k420、14k422。
*
14kすぎ。
撮影ポイントが見えてきた。
「官九郎さん、撮影ポイントっすよ!」
そんなん、見りゃわかるっての。
そりゃ、トゥギャザーしようとしますよね。
イケメンの映り重視でチョイス!
撮られ終わったとおもて、油断してるおれ。
ずいぶん楽しそうなんだぜ?
怒られちゃうかな()
怒られたら、怒られたとき、考える。
15k426。
ここの5k(公式)、22分03。
*
22分ジャストぐらいの想定だから
(できれば22分を見たくなかったが)
まあ、許容範囲内だが
しかしツラい15kだった。
*
でもね。
もう、ダイジョブダイジョブ!
なにしろ、おれには官九郎さんがついてるから。
去年、かっきぃさんと同伴した感じで
今年は、きくっきぃに同伴して、
後半、超絶ビルドアップカマン!
おれはどこまでもついてゆくし
もしおれに前に出ろっていわれても
コトと次第によっちゃ、
バッチコイも辞さねえ!
(*)
おれ。
かっきぃさんみたく
ジョーダマチャンネーじゃねーケド。
チョーキモチャンオジでもって。
どちらかっつうと、対極に位置してるケド。
官九郎さんとおれの間には。
その差を補ってあまりある
男の絆みたいなもんが、あるとおもうのん。
障壁があればあるほど、燃えるコトもある。
と、おもうのん。
なにしろおれ「菊」の端くれじゃん。
名実ともに。生まれてこのかた。
(*)
「じゃっ、がんばってください!」
15kの計測マットを踏むやいなや、官九郎さん。
スローダウン。
ええええええっ!
背中を押し出されるような
エールを受けたので。
「はいっ!」とか言ってペース上げつつ
アタマの中では「まじすか。。。」
おれ、けっこういっぱいいっぱいなんすけど。
っていうか、官九郎さん。
ちょっとムリしてくださってたのね。
まっこと、申しわけない。
*
がんばってくださいって言われたので
もうちょっとがんばってみることにする。
ああ、きょう5kしか進めなかったぇ。
つづく。