キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

OTT3000mの経過と「おれの走る意味」のヒント 2017夏オトナのタイムトライアル その2

すげえひさびさの3000m。
おんゆあまーく、ズドン。
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3000mは400mトラックを7周半。
全体像はこういう。

仮に11分とすると。めやすは。
400m=1分28=キロ3分40ペース。

0200m 0:42.2
0600m 2:07.0(1:24.8)
1000m 3:34.4(1:27.4)
1400m 5:03.7(1:29.3)
1800m 6:35.0(1:31.3)
2200m 8:07.9(1:32.9)
2600m 9:41.3(1:33.3)
3000m 11:09.4(1:28.1)



とはいえ。
「キロ4分かかんなきゃいいかな()」
ぐらいの超絶意識高い系だったので
ペース感がよくわかってなかった。

というか。
時計を気にしないことにしてたので
考えに入れてなかったんだけどな。



0200m 0:42.2
0600m 2:07.0(1:24.8)
1000m 3:34.4(1:27.4)

じぶんが走った組は
11分00秒~11分20秒想定で
ペースメーカーのひとも11分00秒から。

なのに、スタートするやいなや
バーーーって飛び出してく。

あきらかに速すぎる。

「11分ペースじゃねーのかよ!」
って、ぽまいはユキさんかよ
って感じでおもいながら。

ついてこうとするが、
すでについてけない。



これは「草マラソンの弊害」で。
トラックでそもそも
イーブンペースを刻むわけない。
「つっこんで、粘って、最後もっと粘る」はず。

ってことを思い出した。
のは、走り終わって何日か経ってからだw

あと、「200mを42秒」って
別につっこんでもいねえよな。
むしろわりとイーブンペース想定に近い。
じゃねーか。ってのは、措く。



先頭集団から15mぐらい離れて
半周(200m)地点通過。

200m地点には公式ウオッチがあって。
ためしにみてみたら42~43秒。

でもでも。
「タータンってきもちいな」
ともおもってるので、わりとラクに入った。



さて、どうやって前を追ってこう。
ナドト考えながら1周通過。

すると、官九郎さん。
「キクちゃん、84(秒)!!!」

で、出たな。陸上ずき。
「タイムは度外視」ってやすい野望は
毎周、官九郎さんがラップを読み上げるだろう
=どうやらこっぱみじんっぽい

ってことがわかったので、
とにかくがんばることにする。
(↑なんだこの、根性論100)

1000m3分35ぐらい。

「1000~2000mも
こんくらいで粘って。
ラスト1000を死に物狂えば
10分30ぐらいではいけるかな」

とか、ふりかえればスットコドッコイな
考えを、そのころはふつうにしてる。



1400m 5:03.7(1:29.3)
1800m 6:35.0(1:31.3)
2200m 8:07.9(1:32.9)

じぶんでは時計をみないが。
官九郎さんがラップを読み上げてくださるので。
それを張り合いにがんばる。

んだが。
「キクちゃん、85!!!」
「キクちゃん、87!!!」
「キクちゃん、89!!!」

周回ごとにラップがみるみる落ちてくw
90秒台がアタリマエみたいになってくw

「w」ってなんだろな?



なんていうか。
3000ぐらいのキョリだと、ふつう。
「苦しい」の要素のほとんどが心肺で。
呼吸が苦しいのを歯を食いしばりながら
脚を前にだしてく。

ってもんだとおもうんだが。

呼吸はなんともねえのに、脚が前に出ねえ。
先に脚が終わっててやんの。

20170827OTTピッチストライド

やさぐれて。
まだ終わってないのに今回の
ピッチ&ストライドさらしときますね。

とりあえずストライドがクソせまい。
(じぶん比)

どんくらいせまいかっていうと
4月のOTT(5000)なんかオハナシで。
なんなら、2月のハーフのときと変わらない。
ウケる。

今月の走行距離100k未満。いらねえ情報。



前の集団から30mぐらい。
「前についちゃえ!」
毎周、Ukeさんが声をかけてくだすって。

おれも、そうだそうだ! ってんで。
「おれもいまそうおもってたとこです」だの
「ここの1周で追いつきます」だのぬかすが。

まあ、ジリジリ、離れてゆきますの。



中盤から終盤。
ホームストレートのところで。
スタッフのチャンネーの1人(?)が
キクチだのクソ辺境だのここがんばれだの
毎周、すごく檄をとばしてくだすって。

「ひょっとしておれに気があんのかな()」
とか、とんだ勘違いをしそうになって。
でも、とんだ勘違いをしとくことによって
おれ、がんばっとこうっておもった。

クソありがたかった。



2600m 9:41.3(1:33.3)
3000m 11:09.4(1:28.1)

「1000~2000mでタレたので
ラスト1000は3分20でいかなかったら
てめえキクチ、ぶっころす」

ぐらいの覚悟でもって
ラスト2周半(1k)地点から
じぶんなりに切り替えたんだが、このアリサマ。

競るひともいないし。
官九郎さんの毎周の
「キクちゃん、90うんたら!!!」
なんかそのまま伝わらず、脳内翻訳で
「てめえ、ナメてんのかよ!」
って聞こえる。

マジ、きつい。

ゴール直前に公式ウオッチをチラ見したら
11分なんかとっくに超えてるので
「おめえ、ダサすぎるぞ」
とかおもいながら、ゴール。



11分09秒。
たぶんぶっちぎりの生涯ワーストだし
5000mの通過タイムよか遅い。

「まあ、こんなもんだよね」
なんて、ぜえぜえしながら諦念しつつ。



走り終えたら。
(信じらんないくらい遅かったケド)
なんだかものすごく楽しかったし
なんだか、爽快な気分だった。

「せめてもうちょっとでも速く走れれば
もっともっと楽しくなるんだろうになあ」

じぶんにとっての「走る意味」が
うすぼんやりだけど、わかったような気がした。

OTT、DNSしないでよかった。

年に2回も開催してくだすったスタッフの方々。
ブログ村の仲間たち。
ホント、ありがとうございました。

って、心の底からおもった。感謝した。

おれ、走るの、やめません。
クソ遅いケド。



。。。



記録証をいただき、ブログ村の陣地に戻り。
着替えて、一番搾りをプシュ、してると。

「11分もかかったのに、ビール飲むんすか!?」
ニヤニヤしながら、話しかけてくる。

官九郎、クソ生意気だな。
おもいながら、ニヤリと返した。