すげえひさびさの3000m。
おんゆあまーく、ズドン。
====
*
3000mは400mトラックを7周半。
全体像はこういう。
仮に11分とすると。めやすは。
400m=1分28=キロ3分40ペース。
0200m 0:42.2
0600m 2:07.0(1:24.8)
1000m 3:34.4(1:27.4)
1400m 5:03.7(1:29.3)
1800m 6:35.0(1:31.3)
2200m 8:07.9(1:32.9)
2600m 9:41.3(1:33.3)
3000m 11:09.4(1:28.1)
*
とはいえ。
「キロ4分かかんなきゃいいかな()」
ぐらいの超絶意識高い系だったので
ペース感がよくわかってなかった。
というか。
時計を気にしないことにしてたので
考えに入れてなかったんだけどな。
*
0200m 0:42.2
0600m 2:07.0(1:24.8)
1000m 3:34.4(1:27.4)
じぶんが走った組は
11分00秒~11分20秒想定で
ペースメーカーのひとも11分00秒から。
なのに、スタートするやいなや
バーーーって飛び出してく。
あきらかに速すぎる。
「11分ペースじゃねーのかよ!」
って、ぽまいはユキさんかよ
って感じでおもいながら。
ついてこうとするが、
すでについてけない。
*
これは「草マラソンの弊害」で。
トラックでそもそも
イーブンペースを刻むわけない。
「つっこんで、粘って、最後もっと粘る」はず。
ってことを思い出した。
のは、走り終わって何日か経ってからだw
あと、「200mを42秒」って
別につっこんでもいねえよな。
むしろわりとイーブンペース想定に近い。
じゃねーか。ってのは、措く。
*
先頭集団から15mぐらい離れて
半周(200m)地点通過。
200m地点には公式ウオッチがあって。
ためしにみてみたら42~43秒。
でもでも。
「タータンってきもちいな」
ともおもってるので、わりとラクに入った。
*
さて、どうやって前を追ってこう。
ナドト考えながら1周通過。
すると、官九郎さん。
「キクちゃん、84(秒)!!!」
で、出たな。陸上ずき。
「タイムは度外視」ってやすい野望は
毎周、官九郎さんがラップを読み上げるだろう
=どうやらこっぱみじんっぽい
ってことがわかったので、
とにかくがんばることにする。
(↑なんだこの、根性論100)
1000m3分35ぐらい。
「1000~2000mも
こんくらいで粘って。
ラスト1000を死に物狂えば
10分30ぐらいではいけるかな」
とか、ふりかえればスットコドッコイな
考えを、そのころはふつうにしてる。
*
1400m 5:03.7(1:29.3)
1800m 6:35.0(1:31.3)
2200m 8:07.9(1:32.9)
じぶんでは時計をみないが。
官九郎さんがラップを読み上げてくださるので。
それを張り合いにがんばる。
んだが。
「キクちゃん、85!!!」
「キクちゃん、87!!!」
「キクちゃん、89!!!」
周回ごとにラップがみるみる落ちてくw
90秒台がアタリマエみたいになってくw
「w」ってなんだろな?
*
なんていうか。
3000ぐらいのキョリだと、ふつう。
「苦しい」の要素のほとんどが心肺で。
呼吸が苦しいのを歯を食いしばりながら
脚を前にだしてく。
ってもんだとおもうんだが。
呼吸はなんともねえのに、脚が前に出ねえ。
先に脚が終わっててやんの。
やさぐれて。
まだ終わってないのに今回の
ピッチ&ストライドさらしときますね。
とりあえずストライドがクソせまい。
(じぶん比)
どんくらいせまいかっていうと
4月のOTT(5000)なんかオハナシで。
なんなら、2月のハーフのときと変わらない。
ウケる。
今月の走行距離100k未満。いらねえ情報。
*
前の集団から30mぐらい。
「前についちゃえ!」
毎周、Ukeさんが声をかけてくだすって。
おれも、そうだそうだ! ってんで。
「おれもいまそうおもってたとこです」だの
「ここの1周で追いつきます」だのぬかすが。
まあ、ジリジリ、離れてゆきますの。
*
中盤から終盤。
ホームストレートのところで。
スタッフのチャンネーの1人(?)が
キクチだのクソ辺境だのここがんばれだの
毎周、すごく檄をとばしてくだすって。
「ひょっとしておれに気があんのかな()」
とか、とんだ勘違いをしそうになって。
でも、とんだ勘違いをしとくことによって
おれ、がんばっとこうっておもった。
クソありがたかった。
*
2600m 9:41.3(1:33.3)
3000m 11:09.4(1:28.1)
「1000~2000mでタレたので
ラスト1000は3分20でいかなかったら
てめえキクチ、ぶっころす」
ぐらいの覚悟でもって
ラスト2周半(1k)地点から
じぶんなりに切り替えたんだが、このアリサマ。
競るひともいないし。
官九郎さんの毎周の
「キクちゃん、90うんたら!!!」
なんかそのまま伝わらず、脳内翻訳で
「てめえ、ナメてんのかよ!」
って聞こえる。
マジ、きつい。
ゴール直前に公式ウオッチをチラ見したら
11分なんかとっくに超えてるので
「おめえ、ダサすぎるぞ」
とかおもいながら、ゴール。
*
11分09秒。
たぶんぶっちぎりの生涯ワーストだし
5000mの通過タイムよか遅い。
「まあ、こんなもんだよね」
なんて、ぜえぜえしながら諦念しつつ。
*
走り終えたら。
(信じらんないくらい遅かったケド)
なんだかものすごく楽しかったし
なんだか、爽快な気分だった。
「せめてもうちょっとでも速く走れれば
もっともっと楽しくなるんだろうになあ」
じぶんにとっての「走る意味」が
うすぼんやりだけど、わかったような気がした。
OTT、DNSしないでよかった。
年に2回も開催してくだすったスタッフの方々。
ブログ村の仲間たち。
ホント、ありがとうございました。
って、心の底からおもった。感謝した。
おれ、走るの、やめません。
クソ遅いケド。
*
。。。
*
記録証をいただき、ブログ村の陣地に戻り。
着替えて、一番搾りをプシュ、してると。
「11分もかかったのに、ビール飲むんすか!?」
ニヤニヤしながら、話しかけてくる。
官九郎、クソ生意気だな。
おもいながら、ニヤリと返した。