突発性難聴ってのは
「いきなり片耳が聴こえなくなる」ほかに
耳鳴りとか目まいを伴う。
ってのが、一般的(?)らしいんだが。
おれは「ただ、聴こえない」だけだった。
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5/23火曜夜。
「無音じゃなくなった」ことがうれしくて
帰り道、右耳で音を拾いまくってたら
おうちに帰ってから、耳鳴りがはじまったw
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気になって、しようがない。
いままで、耳鳴りってなったことなくって。
どういうもんか、よくわからなくって。
ぶおんぶおんとか、ガガガガガとか
あきらかにそれっぽいのがこだまする。
ってことかなあとおもってたら。
なんていうか、常時、テレビの砂嵐。
それが大きくなったり小さくなったり
たまにわけのわかんない電子音をともなう。
脳みそと耳のなかの間ぐらい(?)から。
みたいのが、24時間。
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「聴こえない不安」ってのは
「今後も聴こえないままかも」って不安だけで
聴こえない以外の実害はなくて
わりと「平和な災難」って感じなんだが。
「耳鳴りがとまらない」ってのは
「いまここにある常にあるうっとうしさ」
っていうか、実害がありまくりで。
おれのバヤイ。
聴こえるようになった音の量と
耳鳴りの量がモロに比例して
どんどん耳鳴りが大きくなるようになったw
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さいしょのころはそれこそ気になって
またしてもまったくねむれなかった。
んだが、いつの間にか慣れてしまうんだぜ。
ということも申し添えておきまする。
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。。。
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「病気つれえわあ自慢」を連ねると。
「鋭い音なら入ってくるようになった」
前エントリーでこう、ほざいたが。
聴こえてくるとともに、そいつが牙をむいてきたw
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口では説明するのがむつかしいんだが。
そしてアカデミックなことは
なにひとつわからんが
「すべての音は複合的にでけている」
みたいなことがあって。
たとえば。
平板に喋ってるはずの車内アナウンス(の録音)。
「次は代々木上原、代々木上原」
は「ぎ」がつおい。
あ、そういうことはあるわな。
考えりゃ、すぐわかるな。。。
女性のヒールの音「カツッ」。
これはひとつの「カツッ」ではなく
いろんな音が合わさって「カツッ」チームを
つくりあげていて(?)。
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何が言いたいかというと。
「カツッ」チームを構成する
(アカデミックはわかんねえんだがアゲイン)
高い音、低い音、中くらいの音
着地した直後の音、着地を安定さす音
とかとか、あるなかで。
そのなかでいちばん鋭いやつだけが
なぜか、脳みそをモロに直撃する。
活きて、脳に届くw
「大気圏で緩和されずに地上に降りそそぐ紫外線」
みたいなダイレクトちゅどーんぐあい。
よくわかんねえケド。
もしおれが浅井健一だったら。
そんなにビジンさんじゃないケド
腰と肘とハートで
赤いタンバリンをかろやかに撃ちふるうのが
欠落したおのれの感性にビンビンクルゼ。
ぐらい。
なんのこっちゃ?
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というわけで。
「耳鳴りのうっとうしさ」は
まだ、慣れが醸成できた(?)んだが。
「活きて脳に届く鋭い音」は
ものすごい頭痛を連れてきてまじつれーので。
その帰りの電車で
「突発性難聴 耳鳴り 耳栓」
で検索したら、前に触れたとおり
使用の是非が極論かまびすしかったが
地元駅に着いたらドラッグストアに直行して
耳栓をせしめ、聴こえない右耳に挿しこんだ。
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。。。
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ここからは、いらねえ情報の
さらにいらねえ情報。
今回の一連の症状。
同居してる実母には言ってなくて。
それはまあとうぜん、
余計な心配をかけたくないからなんだけど。
同時に「おのれに対するディフェンス」
って意味合いも濃くって。
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母親は声の調整機能がそなわってなくて。
ってのは、ただ声がでかいってだけなんだが。
どんな状況であろうとつねに
「テレビでいうと音量40」状態。
な、うえに「ぽまいはサトラレか」
ってぐらい、とりあえず、おもったこと
目の前で起こってることをすべて声に出すw
タイミングとか言いかたとか関係ぶうで
おもったことをいつでも言えるのって
人生ラクショーだよなあってうらやますい。
な、もんだから、今回のこと。
おれが中途半端に伝えても
たぶん、重大さが伝わりきらないだろうし。
重大に伝えたら伝えたで
いちんちじゅう、横で何の解決策もねえ
「しんぱいだしんぱいだ」的なことを
音量40で唱えられつづけても困るw
治るもんも治らなくなりそうだw
ので、伝えていない。
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あ、これも何が言いたいかというと。
家のダイニングでの席は。
おれの直右が母親なんだが。
母親の声の質ってのは、ぐうぜん今回の
「活きて脳に届く」率がクソ高いやつで。
絶妙に、脳髄(?)にガツンガツン響いて。
でも、何も知らねえからとうぜんなんだが。
ずーっと、音量40で独りごちてて。
何も知らねえからいまさら「うるせえ」
ってのもアレだし。
ずーっと喋ってるったって、幸か不幸かわりと
楽しそうだったりうれしそうだったりすっから
「うるせえ」ってのがなおさらアレで。
だからって耳栓したらばれるし
不自然に席を外してわけのわかんない
よぶんないぶかりを産むのもナンだしで
チョーふだんどおりをキメてるので
たぶんこの一週間で。
ずいぶんけっこうな忍耐力と演技力が
身につけられたんではないかと
おもったりおもわなかったりしまーす。
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っていうか、それもこれも含め。
耳がいい方向に向かってるプロセス
って考えりゃ、むしろウエルカムなのだ。
(と、おもいたい)
つづく。