さてと。これから何回かに分けて
かすみんの各論を展開してく。
まず、リタイアについて。
まあじぶん比、ガチ超絶流行語ぇ、だ。
マラソンリタイア童貞として
ぼ、ぼ、ぼ、ぼくのうっすい初体験をまとめとく。
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そうそう。
日曜、茨城からの帰路とか
きのうもいちんち、そうだったんだけど。
偏頭痛的にずつうがイタイ。
あんど、なんかずーっとアタマがふわふわしてる。
「気持ちが切れたことによるリタイア」
「余力を残してのリタイア」
なつもりだったので。
「おれ、ホント根性ねえなあ」
「もう少し、つづければよかったかなあ」
救護室のテントで小2時間、
そんなことを、考えるともなく
脳内ぐるぐるしてたんだが。
ひょっとして、あんがい
適切なタイミングだったのかもしれない。
カラダはバッチリ、限界超えてた
のかも、しれない。
と、おもわなくもない。
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あ、やべ。
ほんの枕なつもりだったのに
きょうのオチを言っちゃったてへっ。
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。。。
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マラソンでリタイアをしたのは、
フル21回目ではじめてだ。
リタイアした理由は、
タイムを狙ってスタートしたものの
中間点にもいってないのにちょっとむつかしいなあ
とおもったから。
つまり、気持ちが切れた。
別にタイムを狙ってなかったら
たぶんゴールはしただろう。
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かたや。
「かならずゴールだけはしてきた」
というのがじぶんのなかで、どこか
安いプライドになってた。
誇りにおもってた。
ってのを裏返すと、ある意味において
「リタイアするハードルを勝手に上げてる」
ってことで。
カラダ的に限界っぽくなってきたし
気持ちもきれた19kすぎ。
「リタイアしちゃおう」
ってペースをゆるめたものの。
いざ、ホントにリタイアするとなると
ある種の踏ん切りが要った。
「おれはそれでほんとうにいいのか」
とか、なんどもなんども、考える。
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けっきょく、やめちゃって。
現実としてもうふたたび走り出す
ってことはないんだけど
「それでほんとうによかったのか」
とか、考えつづける。
収容バスが動くまで2時間、自問自答す。
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。。。
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とくに今回のバヤイ。
カラダがまったく動かなくなったわけでも
どこかを傷めてどうにも動けなくなったってわけでも
ない。
テントのすぐ外はコースで。
がんばってるひとたちが、がんばってる。
「おれのコレはほんとうによかったのか」
ずっと、考えつづける。
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たとえば、ポイント練習。
「うわっ、きっちい」
「もうやめちゃおう、おれ、がんばったし」
ってきょくめんが、必ずクル。
それを乗り越えてやり遂げると、
達成感も満足感を得られるが。
うっかりやめちゃうと。
「脳の甘い誘惑に乗っちまったあああ」
「ここでもうひと根性だせりゃ
おれ、もっとつおくなれるのにいいい」
後悔、しまくる。
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レース中は、それがもっととんがる。
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早々におもいどおりにゆかなくなったとき。
(疲労が蓄積したってだけのバヤイなら)
あとは、残務整理みたいなもんで。
「なにかもう一押しあったらリタイアしちゃおう」
おもう。ネガティブスピリット。
「いやいや、それじゃダメだもっとガンバレおれ」
「つれえ! が、リタイア申し出る勇気がねえ」
も、おもう。
「いやいや」と「勇気」を何往復もする。
けっきょく、ゴールまでいっちゃう。
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根性って、ほとんどのバヤイ、たいせつだ。
それもわかってる気になってるから。
ほんとうにリタイアしますって言う
=根性がたりなかったって認める
って作業をどこかしらともなう。
「ここでリタイアしたらクセがつくかも」
ってことも、何度も何度も考える。
じぶんが根性ナシってのを受け入れる根性。
なんの自己弁護だよって感じだが
それがひつようなときもあるのかもしれない。
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去年のかすみがうらマラソンは。
今年と真逆でさむさとの戦いだった。
気温が低くて、雨はどんどんつおくなり
風が容赦なく吹きつける。
ヒロダディさんとごいっしょしながらずっと
リタイアする機会をうかがっていた。
機会と決意の踏ん切りがつかずけっきょく
歩きたおしたり、たき火に当たったりしながら
3時間52分かけて、ゴールにたどり着いた。
ゴールにたどり着く「惰性な根性」が、
リタイアするって宣言する「ない根性」を上回った。
なんていうか。10代のころ。
部活チョーつれえ、やめてえってとき。
すっぱりやめちゃうか
顧問こええし、やめるって言いだせない
って、やめないでいるか。
「こええ顧問に『やめる』って言えるほうが
ひょっとして根性あるってことなんじゃね?」
みたいな。
正解は、わからんちん。
っていうか、このたとえがよくわからんちん。
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いい齢になって出る、マラソン大会。
も、おんなじで。
「やっべ、もうきついもうだめ」
ってときに、やめちゃうことと
踏ん切りがつかずつづけちゃうことの
判断が、むつかしい。
おれは根性の閾値みたいなものが低いから
今回、やめますって言った。
よゆうがあるうちやめたつもりだったが
上記のとおり、偏頭痛がいたい。
ということは、いっぱいいっぱいだったのかも。
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仮に日曜。
おれが根性閾値高いひとだったら
どうだっただろう。
「ガーミンのライブトラックさらしちゃってるし」
と、ミエハルマンだったら
どうなっちゃってたんだろう。
ちょっと、ゾッとしもする。
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なんか
話がとっちらかっちったケド。
たぶん「リタイア癖」はつかないとおもう。
じぶんから早々にリタイアしたくせに
すごくみじめったらしくなって
「こんな気持ちにはもう二度となりたくない」
っておもったから。
どういうふうにみじめったらしくおもったかは
次エントリーにて。
キーワードは、収容車ナリw
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リタイアするなら「もう少しがんばれるのにいい」
とおもってるうちにしちゃったほうがいい。
でも、それって。
「ここからがおれのがんばりどころ」
ってのと、判断むつかしいよね。