イッチョカミした富士登山試走のつづき。
というか外伝、みたいなもの。
なんかこう。
きのうは休憩、きょうは外伝ナドト。
正統なつづきじゃなくて、外伝的なものが
いつの間にかのさばっちゃってもいいかもね。
白戸三平における
「カムイ伝よか外伝のほうが主流じゃねえか」
的な。 ====
*
今回イッチョカミさしていただいて。
いちばん、カルチャーショックだったというか
「へえ、そうなんだあ」っておもったこと。
いわゆる、トレイルランっていうの?
山を走るほうをメインにしてるかたにとって
フルマラソンとか平地を走るひとは明確に
「ロードランナー」って、区別してんのね。
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たしかにかに。
今回、末席に加わらせていただいて。
「これは種目が違うな」
ということを、痛感した。
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たとえば。
マラソンのトレーニングとして
「オネカン(尾根幹線)」っていうコース。
多摩丘陵の入口を激烈に上って下る
のを、寵愛してるんだが。
そこはあくまでも舗装路で。
丘を上ったり下ったりするケド
鹿や熊やイノシシ注意なんて標識はない。
イノシシは、あったかな?
とか、いわゆる砂砂だったり、石石だったり
砂礫砂礫だったりするところを
滑ったり、段差がマチマチだったりして
ちょっと油断すると足首をやっちまう
なんてことに、気をくばることはない。
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たとえば。
激烈にシリモチをつく心配もないし。
よしんばついてしまったとしても、
ふつうにリュックに応急的なもの
ロキソニンなんかを常備してて
それをサッと取り出せるす~さん
みたいな、気をくばることもない。
とか。
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とにかく、求められるスキルが違う。
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ので、一度ほうほうのていで行っただけで
とてもとてもティモテ
エラソーなことを言えるアレではないが
富士山の五合目までを何往復しても
マラソンが速くなるかはわからないし
まして、5000が速くなるわけはない。
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ブログ村っていうブログのランキングサイトの
マラカテ(マラソンカテゴリー)っていうのは
一種、交叉点的なところがあって。
多くはマラソンをメインにしてるひとなんだけど。
5000とか1万メインなひともいれば
ウルトラにハマっているひともいれば
トライアスロンにハマってるひともいれば
トレイルにハマってるひともいて。
それも記録をめざしてるひとや
ダイエットをめざしてるひとや
楽しむことをつきつめてるひともいて。
ときには、キン肉に余念がなかったり。
つけ麺にご執心だったり。
ハイキングに転じたり。
下ネタの急峻を駆け抜けるひともいる。
その多様性が、おもろい。
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んだけど。
コレはたぶんにおれの思い込みで。
ジョグ、する。
↓
マラソン、走ってみる。
↓
傾斜とか、チャリとか、水泳とか
もっと長いキョリとかに趣向が移る。
ってのが、だいたいの流れだとおもってた。
つまり、「マラソンやっときゃ、わりとつぶしがきく」
的なことをおもってた。
*
ってのが、違うんだなあって、おもった。
山を駆ける、にハマったひとが
おれらを「ロードランナー」というが
おれらは、彼らを「ほにゃらら」
とはことさら、言わないように。
だからどうだってんじゃない。
そういうもんなんだあ。
おもしろいなあ。
っておもいましたとさ。
というだけのことだ。
「トライアスロンをやるひとって
じゃっかん、アッパーなのかな?
どこそこのパーツ、チタンだぜー
とか言ってるし」
ぐらいな感じで。
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「でも、やり遂げたあとの一杯のビールは、んまい!」
みたいな共有感は種目を問わない。
のも、いっぽうであるとおもう。
は、措いても。
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「ロードランナー」
って言葉が、あらためて言われると
なんかやけに新鮮で。
いまさら、むかしの知り合いに
「ジツは、お、おれ、マラソンとか走るんすよ」
とかあらためて言っちゃう
的なフレッシュさが、ある。
いま、その角度? っていう。
*
学生時代の同級生に。
ハセガワくんって、いて。
風ぼうからみんなに「ゴリさん」
って呼ばれてて。
みんな、「ゴリさん」「ゴリ」
ってふつうに呼んでたんだけど。
ある日、誰かが「ゴリラ!」って呼んで。
みんなの頭上に「!」が点灯して。
「あ~、ハセガワくんはそういうわけでゴリさんなのねっ」
って、ちょっとした原点回帰気分を味わう
っていうか、そういう。
違うな。。。
ちょっとハセガワを取り沙汰したく
なっちゃっただけだ。
きょうも「ゴリさん」は、母校の
近くの女子大で、イキイキはたらいてるんであろう。
*
ロードランナー。
脊髄反射で、こういう(↓)。
こういうやつをかいくぐって(↓)。
ファミコン、な。
*
ファミコンを買ってもらった
小4のクリスマス。
最初にゲッツったカセットが
ロードランナー、だった。
じぶんは盗賊(?)で
敵をよけたり埋めたりしながら
地下の金塊をせしめてく
という、ゲーム。
この「ロードランナー」って、英語で書くと
Lode Runner なのな。
Road Runner じゃ、ないのな。
「Lode=鉱脈」とな。
なるほどですねっ(←超絶死語ナリ)
たしかにかに。
Road Runnerじゃ、ワケワカメだもんね。
「もっとふつうにボストンとか走れよ!」って。
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「Long and Winding Road」
のWindは、「風」じゃなくって
「曲がりくねってる」って意味だったのー!?
おいおい、ジョージ・ハリスン!
「My Sweet Lord」って
マイ・スイート・ロードとか
「おれの甘ったるい道」かとおもってたら
「Load=主」とな。
「おれさまちゃんのそれはそれは優しい主(しゅ)」
って。
そのシュッ!って切れ味から、
もう違うと、ジツはおもってたんですよねー。
おいおい、ジョージ・ハリスン!
「ルパンルパーン!」じゃなかったの?
みたいなことですよね!
っていう。
*
まあ、おれはビックリした。
ことを、ついでに。
有名なハナシらしいんだが。
おれはきょう、はじめて知ったので。
ドヤ顔、かつ。
てめえが収穫したヅラで、臆面もなく
さらしとく(↓)。
*
あのう。
「ロードランナー」ってあんじゃん?
「ボンバーマン」ってあんじゃん?
ボンバーマンって、
ロードランナーのスピンオフなんだってさ。
⇒まさかの繋がり!? 「ロードランナー」と「ボンバーマン」!
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要約すっと。
ボンバーマンの主人公(↓)
っていうのは、脱走野郎で。
ボンバーマン内で
めでたしめでたしって、逃げ切れて
人間になれて。
そいつ(↓)が
ロードランナーとかいって
お宝を探しに坑道に潜ったら
元の仲間(↓)に遭っちゃったっていう。
左、ロードランナーの敵。
右、ボンバーマンの主人公再掲。
ほらね。クリソツ。
まあ、信じるか信じないかはアナタ次第!
ナドト、さっきみてた都市伝説の影響を
モロにうけちゃったんだか、しちゃってね。
それを聞いて、血湧き肉踊って。
上のロードランナーとか
ボンバーマンのキャラを
エクセルでシコシコ、描いちゃったりして。
おそるべし! 富士登山。