キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「ほんとうの友だち」

きょうはムスメっこの学校公開(授業参観)だった。

1、2時間目(8時45分~)を
覗く予定だったので。
6時ぐらいからジョグをカマして
そのために5時半に起きて。

と、カンペキなプランを立てるも。

5時半。
雨がぼうぼう降ってたので、安定の二度寝。

そもそも。平日だって
5時半になんか起きれねえのに
土曜に起きれるわけねえんだよな。


ところで。
ホエアイズ富士登山試走のつづき?
もっというと。
ホエアイズ「けんいちさん=もじゃお」(後編)?

これは、たぶん。
あくまでたぶんなんだけど。
ないな。。。



まあそんなもん。
辺境のキワのキワでひっそり
穴を掘ってるだけのことなので。

つづけようと、つづけなかろうと
どうなるもんでもねえだろうし。

ただ、ヒトサマを取り沙汰しちゃったので。
何かの間違いでお待たせ的なことが
生じちゃってたとしたら、コトだ。

なにがコトだかはうやむやにしつつも
コトってことにしとくことこそが
ここでは重要な気がする。

ほんとうにソレでいいのか?



にしても、ったく。
ことことことこと。。。



学校公開。

1時間目は図工。
絵手紙をつくるって課題で。

2時間目は総合。
秋の修学旅行で行く、日光について調べるって課題で。

当初は2時間目でドロンする予定だったんだが。

なぜか異常におもしれえぞ、学校公開!

ってんで、
一部の地域を除いて、3時間目まで延長。

あの、むかしのナイターの
「一部の地域を除いて放送時間を延長」の
「一部の地域」ってシュールだよねっ。
それって狛江じゃないよね、よねよねっ。

は、措いても。



3時間目は、道徳。
「何だよ、道徳って」って
校庭に二宮金次郎の銅像もないきょうび。

臨んだんだが。
課題は「ほんとうの友だち」。

ムムムムッ。何だその、
わかりやすい教育の場です的な感じは。

「Eテレ」じゃねえ!
あくまで「教育テレビ」だぜ!
そういうニュアンス。



「ロレンゾの友達」というハナシがあって。

あらすじはこんな感じ(↓)なんだが。
おれのまとめかたがヘッタクソなので。
きょうみあらば、コチラで。
PDFの43ページ目。

おれあらすじ。
「あさっての夕方。村はずれの樫の木の下で!」
ロレンゾから20年ぶりの再会を望む手紙が
アンドレ、サバイユ、ニコライに届いた。

「しかし、どうするよ?」
ロレンゾは会社の金を持ち逃げしたとかで
刑事に追われてて、もしここに来たら伝えてほしい
と言ってるのをきいたと。

「あいつにかぎって・・・」
「でも、このタイミングでこの手紙、おかしくね?」
「あさって」の夕方。
3人は村はずれの樫の木の下に集まった。
が、待てど暮らせどロレンゾは現れない。

帰ろう。ということになった。
もし来るとしたら、誰かの家に訪ねてくるんだろう。
3人はアタマを抱える。

アンドレ
「もしウチに来たら、カネを持たせて黙って逃がす」

サバイユ
「おれは自首をすすめる。
でも本人が納得しなかったら、逃がす」

ニコライ
「おれも自首をすすめる。
本人が納得したら、警察まで付き添う。
でも納得しなかったら、通報する」

3人は家路につく。
けっきょくその夜、ロレンゾは現れなかった。
3人はねむれない夜を明かした。
翌日、警察から3人に連絡が入った。
「すぐ来てくれ」と。

3人が駆けつけると、そこにロレンゾ。
「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。
きのう、いきなりしょっぴかれて、
連絡できなかったんだ」

「いやあ、ところが
とんだ人違いで。。。」刑事。
一同ホッとして、夜の酒場へ。
再会を祝してどんちゃん騒ぎ。
しかし3人は、きのう樫の木の下で
話したネタを持ち出すことはなかった。

帰り道、3人はそれぞれあらためて考えてた。
「ロレンゾがガチで犯罪を犯してたとしたら
友人としてじぶんはどうしただろう?」

長え。
ホント、あらすじヘッタクソだな。

は、措いて。

ひとつ、授業的にポイントがあるとすれば
コレは先生が読み聞かせただけで
児童の手もとにテキストはなし。という。



「みんな、どうおもう?」
という担任チャンネーの問いかけに

ハイ! ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!

おめえらは笑点か、
あるいはお笑いマンガ道場かって感じで

めいめい、
誰それのやり方はどうだとか
アタシは誰に賛同するとか
アイツはいかがなものかとか
酒場で、樫の木の下での話題を
出さなかったのはどうだとか

喧々囂々だか侃々諤々だか、してる。

けっきょく
アンドレ、サバイユ、ニコライとも
友人ロレンゾのことをおもってしたことで
正解は、ない。



正解はないんだが。

「まあ、無実だったんだし。
久しぶりに会えたんだから
もうネガティブに後をふり返ったりせず
ふつうに酒場でどんちゃん騒ぎすりゃいいんじゃね?」

ひとりの男の子が言った。

おれはそれに、大いに首肯してしまった。
すげえ老成してんな、この小6。

「ほんとうの友だちとはどういうことか?」
って問いは完ムシじゃねえかよ!
は、措いても。



ちなみに、ムスメっこは
ハイ! ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!
の輪に加わることはなかった。

別に白けてたとか考えてないとかじゃなく
挙手しないタイプだということが
よおおくわかった。

「わたしも小学生のころ、
そうだったからななちゃんの気持ちよくわかる」

隣でにょうぼうが言った。

うっそでー。おもった。
「うっそでー」とおもったのは
気持ちがわかるって部分じゃなくて
わたしも小学生のころそうだったって部分。

おめえきょうび。
買物にいって、頼まれてもねえのに
しゃしゃり出てって値切ってんじゃん。

時の流れというものはニンゲンを、
ものすごく厚かましくたくましく、する。



。。。



道徳のじかんの終わりに、担任チャンネーは
重松清の『きみの友だち』っていう
文庫本を、児童どもに薦めた。

夕方。
ものすげえこむら返りでもって
シエスタから目覚めると。

美容院から帰ってきたにょうぼう
ウィズ・本屋でせしめた文庫本。

にょうぼうは読みかけで寝ちゃったので
これからこっそり、読みはじめようと
モクロンでる。



かたや、明日は2ヶ月ぶりに
月例川崎マラソンに凸するショゾン。

起きれるだろうか?


朝。
とりわけ「早起きしなくちゃ」な朝。
枕はおれの、ほんっとうの友だちっ。