ちょっと前からキクチはすっかり
「ドラマおじさん」である。
たとえば、えねーちけーの朝ドラ。
7:30からBSで観て、おおっておもうと
8:00からNHKで本放送も観る。
すげーっておもうと
23:30からの再放送を観るし、
土曜の1週間分一挙放送も観る。
まっくす4回w
*
戸田恵梨香がすきすぎる。
なお、朝のBSの放送の前には
むかしの「おしん」も観てる。
正確にいうと、おしんは。
「朝からコレはキツいぜ」っていう
橋田寿賀子ドロドロワールドがめくるめくので
乙羽信子になってから観るのやめたが
年度末でもう少しで終わっちゃうので
今週、また観はじめた。
(おしんは、おしんを演じるのが
少女期=小林綾子、青年期=田中裕子、
老人期=乙羽信子って分けられてるのだ)
田中裕子がすきすぎる。
*
あ、「ドラマおじさん」ってのは
朝ドラの本放送後の番組で司会をやってる
博多華丸・大吉の華丸が
やたらドラマに詳しいので
自称だか他称だかでそう呼ばれてるやつで。
(長え)
華丸は児玉清のモノマネやるほうね。
*
おれも最近すっかり、ドラマおじさん
と化しておる。
*
たとえば今クールでいうと。
上記、朝ドラの2本のほかに
木曜の夜は「科捜研の女」を観てる。
沢口靖子がすきすぎる。
日曜の夜は大河ドラマを観てる。
川口春奈がすきすぎる。
日曜っていえばテセウスの船も観てるし
土曜にはパパがも一度恋をした ってのも観てる。
*
「奥さん(本上まなみ)が死んじゃって
神の差配で奥さんがよみがえるんだけど
その奥さんの外見はドランクドラゴンの塚地」
っていう変化球気味なやつで。
その「外見は塚地、中身は本上まなみ」
って感じが、なんとなく「紅の豚」みたいで
観てるうちに塚地武雅がビジョにおもえてくる
みたいなやつで。
なんでこのドラマにだけ付記してるかは
まったくの謎で。
ここまで挙げてきたなかで
とりわけ思い入れがある
というわけでもないんだが。なんでだろ?
意味はない。
が、見た目と本質(中身)ってえの?
ちょっといろいろ考えさせられる。
ってのはある。
塚地武雅がすきすぎる?
*
あとは、アレな。
TVK(テレビ神奈川)で
西遊記の再放送がはじまって。
それもまいんち、観ておる。
放送時に観れないときは
ビデオに録ってまで、観ておる。
70年代の堺正章が孫悟空のやつ、な。
主題歌がゴダイゴのやつ、な。
夏目雅子が三蔵法師のやつ、な。
とにかく夏目雅子がすきすぎる。
*
ちょっと前なんか。TBSチャンネルで
「岸辺のアルバム」をやってて。
岸辺のアルバムってのは
キクチが生まれた年に多摩川があふれた
「多摩川水害」をめぐるドラマで。
舞台はジャストズバリ・狛江で。
それが観はじめたら、おもしろくって。
去年の秋の台風のことを思い出したり
いろいろ考えちゃって。
ブログに下書きしたまま
「やっぱよしとこ」ってアップしなかった
ぐらいおもしろくって。
とにかく八千草薫がきれいすぎて。
中田喜子のジョーダマ度もすげえなって。
*
とか。
もうコレ、リッパにキクチ
「ドラマおじさん」ってっていいじゃん?
*
。。。
*
もともと、ドラマを観るほうではない。
むしろ、そういうブームに乗るのは
なんとなく負けた気になっちゃうので。
倍返しうんぬんとか、ぜんぜんわかんないし。
学生のころはちょうど「月9」の全盛期で。
月曜はみんな、月9を観るために
「きょうは帰るわ」とかいうのを横目に
なーにが「せっくすしよ」だの、
なーにが「しにましぇーん」だの
クダを巻きつつ、おれは揺るがないよ
ナドト嘯きつつ、精鋭と居酒屋へGOして
いろんなクダを巻いてた。
ぐらい。
*
んで、そのころ、
父親はあらゆるドラマにドハマリしてて。
あらゆるドラマをみてた。
子どもゴコロにそれがわかんなくって。
「齢をとると、ドラマ観るぐらいしか
人生の楽しみがなくなっちゃうのかあ。
マジ、終わってるな」
ぐらいに、冷ややかにながめてたんだが。
オレ・イマ・ジャストズバリソレジャンw
*
よくわかんないけどこういうのって
「ある齢になるとやけに演歌が滲み入る」
「紅白で石川さゆりに安心感をおぼえる」
みたいな機微なのかなあ。
とかね。
*
おもいかえしてみますれば。
キクチの父親・みきおだって
キクチが小中学生のころは
そういう俗世から離れた感じでいて。
ドラマなんか観ないひとだった。
*
すげえわかりやすい例として
みきおの人生のハイライトのひとつを
あげつらうと。
みきおは、自由業なひとで。
安定的な収入を得て家族を養うために
副業として高校の講師をしてたんだが。
*
ある日の放課後。
アジトとしてた書道準備室を出て
廊下をふらふらうろついてると
音楽室からなにか聴こえてきたという。
ピアノの伴奏にあわせてうたう女子高生。
の、澄んだ声。
おもわず、廊下にいた生徒に声をかける。
「あの子、すごく歌、うまいね」
「声がすごくいいよね、なんつう子?」
*
(みきおはガチマジ美空ひばりファンで。
てめえの歌にも自信マンマンなひとで。
親戚の結婚式にはかならず一曲うたうひとで。
カラオケスナックでひばりを歌っちゃ
おべんちゃらで褒められて悦に入る
的なひとで。歌謡にうるさいひとだった)
(子どもごころ的には。
親戚の結婚式になると、得意げにしゃしゃって
越路吹雪やマイウェイを歌い上げたりするのが
恥ずかしくて恥ずかしくてしようがなかった)
(長え)
*
音楽室から聴こえてくる歌声に
おもわず、廊下にいた生徒に声をかける。
「あの子、すごく歌、うまいね」
「声がすごくいいよね、なんつう子?」
生徒「え? 先生、知らないんですか!?」
ピアノの伴奏にあわせて歌ってたのは
当時、人気絶頂の薬師丸ひろ子で。
*
何を言いたいかというと。
てめえが勤めてる学校に
そんな国民的アイドルがいるにもかかわらず
てめえが勤めてる学校にいるどころか
その存在すら知らないぐらい
世間離れしてたみきおが
後年、ドラマおじさんとなり
授業の課題に
「尾崎豊の詩のなかから
気に入った一節をしたためなさい」
って出すようになるとか。
キクチがその生徒なら
「とにかくもう、学校や家には
帰りたくないーーーー」なのかな?
*
そんで職業柄、年度末になると。
「卒業証書を書く」
ってのが当時のみきおの貴重な収入源で。
1枚いくらってバイト代がもらえるから
勤めてる何校もかけもちで
キクチ家的に書き入れ時だったわけだが。
その年、人気絶頂の薬師丸ひろ子が
高校を卒業したってんで。
校門の前で卒業証書を掲げてる写真が
週刊誌にとりあげられたってんで。
みきおは山ほど「週刊なんたら」を買い込み
「コレ、お父さんが書いたんだ」って
ブログ的にすっげえ回り道したけど、
それがみきおの
ハイライトのひとつ ←イマココ
*
おととい、おうちを断捨離してたら
まだそんときの週刊なんたらが出てきて
ちょっと、おおってなった。
なりましたとさ。
んで、それもこれもひっくるめて
「いまやドラマおじさんになってるおれ」
も、なんか悪くないなっておもった
んだけど。まあそれはいいや。
*
えええっと。
どんどん脇道にそれちゃったケド。
脇道にそれてるうち
何が言いたかったのかわかんなくなっちった。
「血はあらそえないんだねえ」だか
「父親の気持ちおれもいま、わかりる!」だか
「薬師丸ひろ子もすげえすき」だか。
*
あ、おもいだした!
こないだの土曜。
ホワイトデーだってんで
「友チョコ」ってえの?
それをせっせとこしらえるってんで。
朝からムスメっこのなかよしの
○○ちゃんが超絶豪邸にきて。
いっしょに卵白を泡立てたりとか
それに適量の砂糖を混ぜて、さらに
溶かしたチョコと配合して焼き上げるとか
そういうことをしてるかたわら。
クソ父親は横でそのさまをながめてた。
ってことが本題だったんだ。
*
思春期のJCをものともせず
○○ちゃんに話しかけまくって
超絶wkrkしたんだけど。
それはなんか、ドラマの話で。
でもそれは。
薬師丸ひろ子のせいで?長くなっちゃったので
それを書くか書かないかは、明日決める。
ブログの書き方を忘れかけてるし。