キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

キチョーメンソン 前編

にょうぼうもキクチもずぼらなほうで。
それはたぶんO型だからなんだが、
そうやって血液型で分類するやつっての
どうなのっておもうの。

「ああ、AB型って感じだよね」
はっ? っていう。

出だしからメダパニ。

にょうぼうの家族はにょうぼう以外
みんなB型でにょうぼうだけO型だから
考えようによっちゃ生粋のずぼらで。

かたやキクチの家族はキクチ以外
みんなA型でキクチだけO型だから
考えようによっちゃ生粋のずぼらといえる。

家族でじぶんだけ血液型が違うから
小学生のころは
「橋の下で拾われてきた」とか
昭和のパワーワードみたいな言いぐさ
ガチで信じてたりしたからね。

んで、ソースはないがなんとなく
キクチ家は父も母もザ・A型っぽい
几帳面なところがあり。

妹もザ・A型っぽい
偏執的に神経質な面があるっちゃある。

のにくらべれば。
キクチはたしかにずぼらだ。
あくまで比較の話として。

どうっでもいいな。

あ、「キチョーメンソン」ってのは
もともとムスメっこのことで。

おれもにょうぼうもO型だから
ムスメっこもO型一択なわけだが。

(生まれた直後に血液検査したとき。
顔とかキクチにチョークリソツにもかかわらず
「もしO型以外だったら」って
ちょっとだけドキドキしたのは措く)

ムスメっこはわりと几帳面で。
並んでるものをピッチリそろえるのがすき
だったりする。

たとえば、スーパーやコンビニで
何をごそごそしてんのかとおもったら
陳列されてるポカリのラベルを
すべて真正面にしてたりしがち。

まあ「キチョーメンソン」。
完全にダジャレだ。

それ以上の意味はビタ一文ない。

でも、キクチ家ではわりと定着してて
ミスターといえば長嶋茂雄、
おじさんといえばプロシードさん、ぐらい
キチョーメンソンといえばムスメっこ
を代名詞してる。

先週末。
「もう登校日1日と卒業式以外、
中学に行くことはない」ってのと。
「高校の教科書をせしめちゃった」ってんで。

ムスメっこが猛然と
教科書やらノートやら参考書を処分してて。

キクチも何となく、感化されて。
「大断捨離祭りじゃあ!」と気勢をあげた。

一番の懸案は、
ムスメっこの部屋(元キクチの書斎) にある本棚。

キクチの本でいっぱいなのだが
そのラインナップ、
ムスメっこはひとっつも興味示さないし。

それよか。
ムスメっこのベッドの反対側の辺の壁の真ん中
(日本語へたっぴい)にあるので
もしデカい地震がきたら
ダイレクトに凶器になりうる。

と、前々から気になっていた。

ゆえ。
使用頻度が高いものと
頻度は低くても資料価値の高いもの
以外はノールックでポアし、
残すものは屋根裏の書庫へ移動することにした。

あ、「資料価値の高いもの」ってたとえば
むかしの報知高校野球とか
デアゴスティーニ的なのの高校野球版とか
前世紀末に出た「20世紀の高校野球」セット
とか、そんなん。

ついでに庭にある物置。

イナバの物置のでっかいのと中くらいのが
1ケずつ庭にましましてるんだが。

20年近く前に結婚するってんで
一度、実家を出たとき。
父親がキクチが実家に残してったものを
いっさいがっさい物置に放りこんで。

4年後に実家に戻ってきたんだが
それから10数年、ほぼ触れられてないもので。

こまっけえことをほざくと
デッドスペース製造機っていうか
そんなもんに固定資産税払ってるのも
アレなので。

「どんなに大切なものだろうと
10数年間、一顧だにされなかったもんは
未来永劫つかわれることはあるまい」
ってんで、ノールック大断捨離。

いちいち見直しちゃうと
片づけよかそっちに時間がかかっちゃったり
よしんば迷いが生じたりするじゃないすか。

たとえば、迷いのみなもとども(↓)。

んで、捨てないでおくものは
屋根裏の書庫に移動することにした。

すべてを受け入れる屋根裏の書庫も
まあ、問題のすくつで。

キャパ的にはほぼパンパンなんだが。
捨てちゃっていい本やマンガがいっぱいあるし

父親が資料として使ってた
価値がすげえあるんだかよくわからない
でいて専門の鑑識眼がないおれらからすりゃ
何の用途もない古文書的なもの、も
書庫の6割ぐらいを占めてるのに
何となく、母親が捨てたがらなかったし。

ってのを今回のどさくさで
ノールック断捨離することにした。

そうしないと 元本棚や元物置のモノが
入らないって事情もあるし。

。。。

あーっ、上のほうで
「ムスメっこの断捨離に感化された」
みたいなこと書いたけど、ウソだ。

っていま気づいた。

たしかにそれもある。
が、もともとのもくろみってのは
「学生時代の参考書やノートを掘り出す」
で。

特に高校時代のやつは思い入れもあるし、
ムスメっこに何か参考になることも
あるんじゃないか?

っておもって。

「『英語の構文150』の例文150ケを
高1のうちに丸暗記しとくといい」
とか、そういう。

しかしして「もともとのもくろみぶつ」は
まあ、物置にも屋根裏にもなくて。

キクチは処分するはずないから
くっそ、尾崎豊の写真集はあるくせに
なんで「英語の構文150」はねえんだ!

ナドトひとりごちつつ。

屋根裏の捨てるべきものを
2階におろし、1階におろして
まとまりごとに紐でゆわいておった。

日記ぇ。つづく。