ムスメっこがクラス替えに燃えている。
春休みになって、すぐ。
おともだちの△△ちゃんと遊びに行くって
とりあえず駅に集合してった。
ともに駅から離れてるのに
電車でどっか出かけるのか?
*
夜、「どこで遊んでたの?」訊くと
「近所の公園をハシゴしてた」って言う。
近所の公園をハシゴしながら
2人でいちんち、
クラス替えについて語ってたそうな。
ヒマかw
*
夏、冬、春休みになると、いつも。
なかよしの○○ちゃんが泊まりにくる。
1日目は○○ちゃんの家に泊まり、
2日目は超絶豪邸に泊まるパッターン。
こないだの週末がその日で。
1日目は4時ぐらいまで起きてたっていうし
2日目も朝6時前まで、
隣のへやからキャッキャした声が聴こえてた。
何をそんなに話すことあるのって訊くと
やっぱりクラス替えのことだそうで。
ヒマすぎるw
多忙なの?ヒマなの?有閑JCなの?
超絶流行語「有閑」ぇ。。。
*
「中3がどういうクラスだったかって
そのあとずっと残るじゃん」
ってのが、答えらしくて。
のちのち、想い出として語られるのは
所属していた最後のときのことなので。
もし将来、クラス会があるとして
それは中3のものになるはずで。
中1とか中2のにはなりづらいゆえ。
それだけに重要度高え。
なんだそうな。
深いんだか浅いんだかワケワカメな理論w
*
あまつさえ、ムスメっこは。
自称・クラス替え運がないんだそうで。
△△ちゃんも○○ちゃんも
これまで2年間、違うクラスで。
ほかの仲のいい子たちも
おなじクラスになれてないとか。
だからこそ。
新学年がはじまってわりとすぐにある修学旅行。
グループごとに名所名刹をめぐるらしく
誰とおなじグループになるかってのは
本人にとって、そこそこ重要なもんだいらしく。
修学旅行のグループ分けとやらは。
おなじクラス内でおこなわれるから
すべてはクラス替えに懸かってる、と。
クッソどうでもよすぎるw
*
まあ、そういうもんだいのなかに。
「すきな男の子」が含まれているかどうか
ってののほうが、おれにとって大切なんだが。
あのですね。
サッコンの高度に発達した情報社会。
だからこそ「知らなくていい情報」は
いかに入れないでおくか、ということが
ますます重要な気がする。
とか、何を言ってるんだぜ?
これこそ・ザ・どうでもよすぎじゃんw
*
。。。
*
クラス替えを、学校・教師という立場から
妄想100、してみる。
たぶん大雑把にだいたい、こういう工程だよね。
○まず機械的に、各クラスが均等になるように割りふる
↓
○もろもろの事情に鑑みて調整する
↓
○ほか、教師の希望をじゃっかん盛る
*
「機械的に」は。
たとえば4クラスあったら、成績順とかで
A 1、8、9・・・
B 2、7、10・・・
C 3、6、11・・・
D 4、5、12・・・
ってやる。
*
その「機械的」を叩き台にして。
「ヤンキーちゃんをどうするか」
各クラスに分散させるのか、
あえて固めるのか、
固めるなら、気合の入った体育教師のクラスに集めてしまうのかとか。
ほか。
「陽キャと陰キャのバランス」とか
「共演NGを離す/あえてくっつける」
「3年連続おんなじクラスを避ける」
「同、おんなじ担任を避ける」とか。
「クラスに1人、ピアノがうまい子を配置したほうがいいんじゃね」とか。
学校なり学年なりに
そういう方針があったりして。
*
さらに「教師の希望」。
「この生徒を受け持ってみたい」とか
「陸上部の顧問が陸上部の主力を抱え込んで
体育祭で圧勝してやる」とか
いろいろあんだろう。
あるいは。
「生徒の母親とデキてるので、担任になっていやおうなく接点を増やすぜぐへへへ」とか
逆に用心深く、「学校関連の接点はあたうるかぎりつくらないようにしようぐへへへ」とか
いろいろあんだろう。
ねーわ。
*
教師の希望ってのも
あながちバカにはでけなくって。
そうやって仕事環境をよりよくすることで
モチベーションを高めたりして
ひいてはそれが生徒や学校に好影響をもたらす
ってのは、小さくないはずで。
*
教師だってにんげんだからっていうか。
本人のせいとは関係ないところで
「生理的に合う合わない」はあるもので。
教師の身からすっと、せっかくなら
「合う」生徒と接する機会が多いほうがいいだろうし。
変な下心はなくっても。
かわいい女子生徒がいたほうが
やっぱなんとなくてんしょんはあがるだろうし。
デキてる生徒の母親がいたほうが
気持ちの張りも出るってもんだろう。
(えーーーーーっ!?マジっすか!?)
なのでクラス編成ってのは
生徒も教師も、ゲキアツ一大イベントなはずで。
*
いらねえ情報的には。
教師でもなく、なので必然的に
生徒の母親とデキたことないおれも。
学生のころ、サークルで
チーム編成側に立ったことがあって。
夏合宿のサークル内団体戦、な。
代持ちの3年生男子がキャプテンとなり。
ドラフト会議的に、メンバーを選んでく。
たとえば「2年生男子の部」ってなったら。
ジャンケンで勝ったほうからウエーバー式。
「次は1年生男子の部」ってなったら。
またジャンケンして、ウエーバー式。
とかそういう。
*
1996年の菅平高原。
キャトゥ・キクチチームの方針は。
「とにかくテニスがうまい奴を集めて優勝する」
なあんてことでは、けしてなく。
「男子はギャグセンスがイカすやつ。
女子はとにかくかわいい子」てんで。
テニスにストイックな盟友キャトゥに
それをおそるおそる提案したら。
「じゃっ、おれがジャンケン担当な」
って、ふだんからっきしジャンケン弱いキャトゥ
無類の強さを発揮すw
*
何を言いたいかというと。
「その団体戦、むっちゃくちゃ楽しかったでーす」
じゃなく。
八百長バンザイ。
あ、この言い方、誤解しか産まねえくせえ。
まあいいや。
以下、だらだら。
*
このチームメンバー決めの会議は
厳重な密室でおこなわれる。
けして忖度はしないってタテマエで。
密室なもんだから、同級生オンナが興味本位で
「ねえねえ、どうなったのー?」
って部屋に凸してこようとしても
「いやいや、そういう伝統だから」って
ぜったい部屋には入れないし
発表まで、チーム編成はけして明かさない。
そういう、ムダな厳格さで。
パイセンも代々そうやってきたし
じぶんらも、それを守ることにした。
*
で、いて。
ジャンケンドラフトがひと段落したころ。
「とはいえ、やっぱ八百長ってひつようじゃん」
おもむろにキャプテンのハセガワが言いだして。
話を聞くだに。
それはけして、ハセガワチームのメンツが
ハセガワ的に不本意だったとか
そういうんじゃなく。
*
みんなが楽しめるようにっていうか。
特に1年生がこのサークルいいな
おもってもらえることを最優先して。
たとえば、テニスうまくなりそうな子は
テニスうまいやつのいるチームに入れたり。
この子、やめちゃうかもねって子は
仲いい子といっしょのチームにしたり
フォローできるパイセンをつけたり。
2年後にサークルをひっぱっていきそうな子は
キャプテンのチームに入れたり。
ギャグセンスがイカす男子とかわいい女子は
キャトゥ・キクチチームに入れたり。
それをいかにもでなく、
なんとなく自然にそうなったって感じで
うまく塩梅したのをみて。
ハセガワSUGEEEEっておもって。
*
おれらの代は大してなかよくなかったから
ハセガワとはもう20年ぐらい会ってないが。
たぶん、いまハセガワはいい会社に入って
もう、それなりにえらくなってるんだろうケド
いい上司になってるに違いない。
少なくとも、おれが部下になったら
気持ちよく、仕事させてもらえそう。
*
じぶんらが代をもってたときの1年生が
のち、例年よりいっぱい残って。
彼らが上級生になったとき
サークルがすごく楽しそうになったのも
いまだにそのサークルが続いてるのも。
どっかで、ハセガワの夏合宿のあの
「とはいえ、やっぱ八百長ってひつようじゃん」
が効いてるんじゃねえかな。
*
ことほどさように。
クラス替えって、大事なんじゃねえの?
その会議の際の八百長?調整?って
不可欠なんじゃねえの?
おもう。
もとの話から、かけ離れちゃったのを
強引にむすびつけようとしてるのみえみえぇ。
*
いらねえ情報を付加すっと。
去年の春、にょうぼう。
おなじ部署になった20代半ばの女性が
おなじ大学のそのサークルの後輩って判明して
同時にサークルがまだ存在してるって知って。
サークルのOB会の名簿やらから、
個人情報がダダ漏れすぎて、ウケた。
*
。。。
*
なお、ムスメっこ。
春休みになって、心機一転したかったのか。
いままではロングを真ん中で分けて
横に垂らしてただけだったのを。
美容院で前髪をつくることにした。
美容院から帰ってきたムスメっこ。
おもくそ親のひいきめでは清原果耶。
(このクソ父親とかさあ。
あまりにも周りが見えなさすぎぇ。。。)
*
ともあれ。
前髪がでけたムスメっこを
おれは「(前髪)ありお」と呼んでる。
*
思春期だし嫌がられるかとおもいきや。。。
ム「『ありお』になったケド、
チャリとばせば風で『なしお』に戻るよっ」
「ありお」って呼称。
まんざらでもねえようだ。
っていうかムスメっこ。
まさか、コレ(↓)読んでる?
goe42195.blog.fc2.com
うーむ。
ブログ書くのって、わりとおもしろいね。