「原作はドラマの最終回が終わってから」
ってのが、耐えきれず。
おもわず、買って、読んじゃった。
キクチヒロシ@kikuchiroshiがまんできず、買ってしまった。 https://t.co/8R5uRfbnZn
2017/11/06 19:32:57
キクチヒロシ@kikuchiroshi陸王廃人。
2017/11/07 21:58:34
キクチヒロシ@kikuchiroshi↑クソかまってちゃん、くたばれ!陸王(小説)の感想文なんか、需要ねえかな()
2017/11/08 00:34:45
*
で、じぶんなりに小説をレビューしよう
って、もくろんだ。
ひととおり、書いてはみたものの。
そもそも、おれがドラマ発なもんだから。
特に前半部は、どうしても
(きょう現在までで3話まで放送されてる)
ドラマとの対照。
っていう視点で読み進めちまって。
*
主人公の言動はどうしても
脳内役所広司がかけめぐってるし。
おんなじように、ライバルの
超大手シューズメーカーのボスは
脳内ピエール瀧が。
地銀の支店長は、脳内桂なんたらが。
かけめぐりやがる。
小説のレビューじゃねえじゃねーか!
って感じになっちった。
*
桂なんたらといえば。
1ヶ月弱前のエントリー。
⇒キク王(2017/10/16)
これでもかってほどあからさまに
ドラマ『陸王』インスパイア系の表題。
にもかかわらず、
「キク王って、笑点の黄色いひとじゃねーか」
をおくびにも出さなかった不甲斐なさはある。
地味に、ひきずってる。
クッソどうでもいいな。
*
。。。
*
『陸王』ってのは。
創業100年の老舗足袋メーカーが
斜陽産業ゆえの業績悪化に対する
起死回生を図った新規事業として
ランニングシューズの開発をはじめるって話。
でも。
ランシューづくりのノウハウはねえし。
かといって、人や設備に投資できる資金はねえし
実績がないから銀行は融資してくれねえし。
営業かけても門前払いばっかし。
大手メーカーからは目の敵にされるし。
みたいなジリ貧から。
ハッピーエンドになるって話。
*
「ハッピーエンドになる」って
モロネタバレだが。
池井戸潤の作品って、
そういうパッターンなんでしょ?
*
おれ、池井戸潤ってはじめてで。
原作はおろか、ドラマも観たことなくて。
「『倍返しだ』って言うやつがそうらしい」
「町工場がロケットつくるやつもそうらしい」
ぐらいがまっくす情報で。
なんなら仲井戸麗市?とか
こんがらがっちゃうていどで。
*
それを池井戸節っていうのかは、知らんが。
池井戸作品ってのは
勧善懲悪っぽく仕立てて
弱者(善?)がしいたげられつつ
最終的に強者(悪?)を打ち倒す
ってのが、テンプレらしい。
で、ネットで軽く検索をすっと。
『陸王』もテンプレそのものみたいらしくて。
*
だからこんくらいのネタバレ、いいでしょ。
「そのプロセスを楽しむジャンル」
「ベッタベタなカタルシスを拾いにいくジャンル」
なんだよね、要するに。
なんつうか、難癖つけつつも、ついつい
水戸黄門とか橋田寿賀子ドラマを毎週みちゃう
あの感じ?
っていう、浅く薄い印象ぇ。
おれの想像力なんてものは
小さなボートでも座礁するぐらい浅いのだ。
*
じゃあなんで今回。
陸王のドラマを見始めたかっていうと。
「ランニングシューズの開発」ってテーマに
草ジョガーのはしくれとして
引き寄せられたからってだけで。
それ以上の意味は、なにひとつない。
たぶん、界隈で陸王みてるってひとも
そんな動機なんだとおもう。たぶん。
*
で、上記した
「ドラマと対照しながら本読んじゃう」
って部分について、きょうは書いたやつは。
クソ長くなったので、削除削除。
だって、ブログ読まれたいじゃん?
ひつこいぞキクチ。キクチ、ひつこい。
*
。。。
*
まさにこれはいらねえ情報だが。
おれにとっての
おもしろい本、いい本ってのは
「背中が押される気になれるやつ」で。
読んだあと、しぜん。
「もっとがんばって生きよう!」
「なんだか、むしょうに書きてえぞ!」
「仕事バリバリやったる!」
「なんか走りたくなってきた!」
と、おもえる感じを求めてる。
*
あ、「求めてる」ってえと、ちと違うな。
卵が先かニワトリが先かわからんが
結果的にそういう気になれるやつが
「ああ、おもしろかったー」
「いい本だったなー」
って、おもえる。
*
だからって。
「仕事がんばってる」って内容で
「仕事がんばろうっておもえる」とか
そういう直接的な感じとは、かぎらない。
「キャプテン」読んでも
野球やりてえとおもわないし
「あしたのジョー」読んでも
ボクシングやりたくはなんねえ的な。
でも、なんらか。
「おれ、このままじゃダメだ。
ジョグがんばろう」っておもったりする。
たとえば、そういう。
あと、「ただただおもしろい」ものでも
なんか背中押されたり、するじゃないすか。
その意味では「ブログ」も、おんなじだな。
いつも拝読してるやつを、
おもいかえしますれば。
*
とりとめがねえぞ。。。
*
で、実際のところ。
小説『陸王』では。
そういう背中押されてる的な読後感
ビタ一文得られなかったっす。うっす。
*
とはいえ。けして
おもしろくなかったわけじゃない。
「読むスピードがチョーのろいでおなじみの
おれさまちゃんだてらが
550ページぐらいの単行本を
計4時間ぐらいで一気に読んじゃった。」
「朝ジョグしようとしても、
いつも目覚ましをとめて二度寝するのに。
セットした目覚ましでパキッと起きて
走りにいかず、陸王読んじゃった。」
ってことは。
一定以上に、読みやすかったんだろうし
一定以上に、おもしろかったんだろう。
*
よくわからんちんだが。
「じゃあ読まなくてもいいすか?」
と問われたならば。
「読んでみなさいってば」
ってなるので。
次エントリーかその次か、そのうち。
『陸王』(小説)のレビューを
じぶんなりにまじめに、ものしてみる。
(やんねえフラグぇ)
そんなの需要、あるのかな()
(くたばれクソかまってちゃんアゲイン)