キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「きょうはどこらへんで気持ちが切れたんすか?」

イッチョカミした富士登山試走のつづき。

けさ、きのう解散間際に撮った集合写真をみて
「ビジネスBBA、やっぱジョーダマじゃん」
とか、いまさらつくづくおもった者です。

ていうか、こんなこというとまた
「そういうこと言うからおめえは」(byア)
「あらまっ、お育ちがいいことっ」(byマ)
いわれるのが、火を見るより明らかなサッコン。

あまつさえ、きのう。いつもどおり。
キンチョーしすぎてろくすっぽ
ビジネスBBAに話しかけられなかったし。
そういう超絶人見知りです。
何度お会いしても、照れるぜ。

集合写真、さらしてええ。
どうしたもんじゃろのお。超絶流行語です。 ====


「なんたら市役所」からスタートして。
となり近所の坂が一堂に会しました。
ぐらい、ずっと上り坂で。

「あさまじんじゃ」を通りすぎ
「中の茶屋」で一瞬とまったが走り出し
「馬返し」ってとこから登山道ぽくなったので
五合目まで、歩き倒した。
これでも喰らえって、ぐらい。

歩き倒したとはいえ、わりと必死で
ということはどうでもよくて。

おもしろくなっちゃうホド、
同行したみなさんにどんどんぶっちぎられ。

ダントツのドベで五合目を目指す。



四合目ぐらいで。
スタート1kで見えなくなった
ふらっとさんがもう下りてきてて
スポドリをペットボトルごと、いただいた。

ふらっとさんだって、まだまだ
下りはじめてそんなに経ってないのに。
おれはどんだけ、屍っぽかったんだろう。



ちょっと進むと。
セレブ・オブ・マルさん。
「あたし、下りが遅いからねえ」
なんつって。ガシガシ下ってやがる。

というのに、すれ違った。

さらにちょっと進むと、ビジネスBBA。
「五合目さみいから、先に下りまーす」

そうか、いくら下界よか10℃ぐらい
気温が低いとはいえ。
カラダが冷えちゃって待ちきれないくらい
ぶっちぎられたんでござるか。ニンニン。

そんなこんなで、ほうほうのていで
五合目の茶屋にアライブした。



みなさん、待ちくたびれてんだろうなあ。
なんか、気恥ずかしいなあ。
っていうか、待たせちゃって申しわけないなあ。

どんなテヘペロで合わす顔ない顔を合わそうかなあ。
とか考えつつ、みなさんをハッケン。
「いやいやいやいや、お待たせしちゃって」
「なんだかもう、さいきんバタバタしちゃって」

とか、いよっ社会人の鑑ですな
みたいなアプローチをキメようとすっと。

表題。



「きょうはどこらへんで気持ちが切れたんすか?」

開口一番、官九郎さん。
ニヤニヤしながら。

おれの脳裏にたかしさんへの
「なんで離婚したんですか。」がキョライする。

官九郎さん。
そういう切れ込みかた、するよねっ。

「おつかれさまです」でも
「けっこうキツイっすよね」でも
「ひょっとしてどこか傷めました?」
でも、ない。

あまつさえなんだよ「きょうは」って。
「毎度おなじみ」テイスト。

走りゃ気持ちが切れるし
お酒を飲みゃ、記憶が切れる。
おれ、キレッキレじゃんか。
ある意味における「キレ者」じゃんか。。。

おもわず、笑ってしまった。
そういうのいいなって、おもった。
おもいましたとさ。



「きょうはどこらへんで気持ちが切れたんすか?」

官九郎さんがそうおっさった意図は知らない。
が、そこにはなんだかとても
大事な意味が込められてるような気がした。


つづく。