キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

富士山二合目にて「ほらっ、おもしろくもなんともないでしょ」byアレキさん

イッチョカミした富士登山試走のつづき。

しかし、2日経っても筋肉痛がすげえ。

きのうよりきょうのほうが痛いので
この調子で痛くなってったら12月ごろには
どんくらい痛くなってんでしょうね。ぐらい。
な、者です。 ====


往路(上り)で、あまりにもダメだったぶん
身体的な余裕はすごくあって、気持ち的にも
「おれ、富士までわざわざ何しに来たんだ?」
っておもっちゃって。

復路(下り)をムキになって下っちゃった。
ので、前フトモモがチョー炎上してる。
ふつうに道を歩いてて、信号渡ろうとしたとき
歩道と車道の段差にすら、絶望するレベルで。



登山道に入り、一合目につくころには
だいたいのひとの姿が見えなくなった。

淋しいわ、情けないわ
道が合ってるのかわかんねえわ
おれ、春の木漏れ日のかたわら
まさか遭難とかしないよね
ってビンビンな、なか。

「おれが」「この時期」「こんな坂道を」「走る」
文節ごとに区切った、その一つ一つすら
いま、ココにいる妥当性が見あたらねえよ。
ナドト、やさぐれてると。

ちょうど二合目ぐらいのとこ。
前方に、アレキさん
声をかけるとこっちを正面に見て
ドヤ顔で、表題。



「ほらっ、おもしろくもなんともないでしょ」

たしかにかに。
スタートしてからずっと上り坂。
そして勾配はどんどん急になってく。

絶望という名の地下鉄に、さらなる絶望を
どんどん上書きするようなコース。

でもでも?
おっさってる意味が、
まったくビタ一文わっかんねえぞ?

なぜなら、今回の試走。
誘ってくだすったのは、アレキさーん。。。



1幕。

4月の下旬、ブログを書いてるみなさんと
神田のカープ酒場でひとウタゲ、カマした。
「美女ガー」、カッコでくくーる。くくった意味は大してなくて、くくーるっていいたかっただけ

その席でアレキさんは
今回の富士山行きを、それはそれは
とても熱心に誘ってくだすった。

でもまあ、チョーテキトーに相づちを打っておいた。

アレキさんはそのとき、けっこう召してらしたし
どうせ覚えちゃねえだろう。ゆえ。

行く気は、ゼロ。



2幕。

ウタゲの翌日、アレキさんからメールが来た。
「ゆうべの記憶はないケド、キクチを勧誘した
記憶ならあるぜ。どうよ?」
的な内容だったとおもう。

あ、マジだったんだ。
こりゃ、テキトーな返事とはいえ、
行きますって言っちゃったしなあ。

逃げられねえな100。
いやおう、ねえ。
あんど。ちょっとだけ楽しみ度5。



3幕。

6月に入って、具体的な連絡をするなかでふと
ドン・アレキングのプロモーターっぷりが
そうとうゲキアツなベクトルで
コッチ側に飛んできた。

アレキさんのそのメールは。
じぶんにとってとても大切なことなので
さらしちゃってもいいんだが。
マナー? エチケット?
内容のつまびらかは、措く。

が、なんだか、いたく感動してしまった。
アツいものがこみ上げてくるのを、
おれはどうやったって抑えきれない。
的な内容。

気になるよね。
引用しちゃおうかな。やっぱよす。

その夜はねむれなくなっちゃって
おのれの来し方ゆくすえ、そしてなう
みたいなことを考えこんだ。

ねむれないまま空がしらじらしてきたころ。
おっしゃ、行くぜ、度、120。



からの、ふたたび表題。
二合目付近。ほうほうなてい。

「ほらっ、おもしろくもなんともないでしょ」

アレキさんがそうおっさった意図は知らない。
が、そこにはなんだかとても
大事な意味が込められてるような気がした。

ん? オチ、きのうとおんなじ?
すんぶんたがわず?

おれはその大事な意味を、
GSSK、若林クンって感じで。
「ペナルティエリア外からは
いかなるアレキも決めさせねえ」
ってていで、汲んだ気になってたが

まったく、汲み取れてねえ!
ことに気づいた。

なんなんだ、天才アレキの真のメッセージは?



あまつさえ、アレだ。
走り終わって、スーパー銭湯をカマす。

リオでメダルをねらえるぜ、ぐらいの
ミルマスカラスの行水を誇るおれさまちゃんは
誰よりも速く風呂場を脱出し
廊下のベンチで給湯器のお茶を飲みながら
「この『女湯』って書いてあるのれんを
突破したら、いろんなおれが終わるんだろな」

と、妄動をふくらますかたわら。

アレキさんの二合目でのアノ発言を
何度も何度も反すうしてた。

すると間もなく。
オレ・マスカラスに次ぐ
ドスカラスの行水、って感じで
アレキ・ドスカラスが風呂から出てきて
おもむろにおれの隣に
腰を、おろした。

どすん。

ア「きょう、どうだった?」
おれ「なんかすげえ、楽しかったすっ!」
ア「うん。それは、よかった。。。」



えええええええーっ!?

この「うん」か「それは、よかった」にも
なんらかすげえこと、込められてんのか?

だとしたら
掘った穴がブラジルまで届くくらい
深いっ、深すぐるぞっ、ソレの意味っ!

さっぱり実体の見えない
深いのか浅いのかすら、わからない
精神とときの部屋、みわたすかぎりの荒野
コーヤコーヤ星に置き去りにされたまま。

「おもしろくもなんともないでしょ」なのに
そこにわざわざおれをいざなった真意を。

あまつさえ、いろんなひとがいるのに
よりによってなんでおれなのか
とか、いろいろキョライしつつ。

ずっと考えてたものの、やっぱさっぱし
わっかんねえ。



これは、これを解決するために
お互いの記憶ロスト覚悟で
あらためてアレキさんと飲むべきなのか。

そのとき、あのカープ酒場とおんなじように
マルさんがいてくだすったほうがいいのか?

いやサシで、誰もいないほうがいいのか?

むしろ、す~さんに隣にいてほしいねとか
ハンサムネコさんに仲介をお願いすべきか?
官九郎さんがいると、あきらかにおれの
立場が弱くなっちゃいそうでどうだろう?とか
BBAはお酒が飲めないし、照れるし。
まさかのコッコさん召喚か? とか
きぐま、出てこいやー!なのか
やっぱ、プロシードさんにお願いしようかとか

そんくらい、パニクる。
翻弄ド・バイ・アレキ。

「富士登山競走の試走」ってていで
将来的にも富士登山競走に出もしないおれは
「おもしろくもなんともねえでしょ」
って保証済みの場に、なんで
のこのこ、差し出がましたのか。

考えても考えなくてもやっぱわっかんねえ。

ぜんぜんわっかんねえんだが
誘ってくだすったアレキさんには
ものすごい感謝をしてて。
だからって、いったい何に感謝していいのか
ぜんぜんわっかんねえので。

いっそのこと、アレキさんには
感謝なんかしないで
むしろ半周回って憎んだほうがいいのかな。
ともおもってる。


つづくっ。