キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

新横浜でおれの超絶人見知りをあますところなくお届けしてやった

新横ぐるぐるのつづき。

「走りはともかく、ウタゲでは負けねえ」
って気概で臨む。

いやいや、勝ち負けって意味わかんねえし
勝ちか負けかってことになりゃ、連戦連敗全KOじゃねえか。。。 ====


とにかく、だ。
そういう気概で臨む。

1次会の店の前で、フジヤマさんといっしょになった。
フジヤマさんもおれに勝るとも劣らない「ウタゲ被KOホルダー」だ。

「あれですよね。
いまおれら、ビール飲みたくてたまらないわけですよ。

でも、まず1杯目。とにかくチビチビ飲りません?

いつも、最初に『ウヒョーッ、ビールだぜ!!!』
って、グビグビいっちまうから、
その勢いのまま、モンプチのネコかってぐらい
KOまっしぐらしちまうとおもうんです。

とにかく1杯目です。
1杯目が、勝負を分けます。
慎重に入りましょう!」

みたいなことで、意気投合する。



ハナシは前後するが。

この物語は、とある村の荒廃に闘いを挑んだ超絶人見知りの記録である。高校ラグビー界においてまったく無名のクソホドモテナイが、荒廃のなかから健全な精神をつちかい、わずか数年で一歩も前進してないを成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、あますところなくドラマ化したもので、ある。


とある村のひとともだいぶお会いしてきて。
きのう、30名近いかたが参加されてたが
初対面のかたは3人ぐらいであった。

超絶人見知りとして。
「このひと、初対面だわ」とおもったら、駆け寄り
「はじめまして! キクチと申します」
などと先制攻撃をしかける。

なんてことは、まず、しない。

「このひと、どういうひとなんだろう?」
って、遠目にうかがいつつ。
何も、しない。

先方が話しかけてくださるまで、
おめえどんだけ適齢期のムスメさんだよってぐらい
先方のプロポーズを、待つ。

けっきょく、きのう初対面だった3かた。
ご挨拶できたのは、先方から声をかけてくだすったおひとりのみ。

たぶん、本気で
「うかつにこちらから声かけたら、誘拐されるか、ガオーって取って喰われるかする」
とおもってるんだとおもう。



一度お会いしてあれば、二度目以降はくそなれなれしい。

とある鹿児島在住の美女ガーには、
「飲まなきゃ目も合わせないとおもってたのに、きょうは飲む前からずいぶん饒舌、ですな」
を、社会性でもってコーティングしたカタチで、言っていただいた。

そんな感じだ。



とつぜんですが。
おれは、誰なんだ? コーナー。

たいていのかたは「キクチさん」って呼んでくださる。
親しみを込めて「キクチくん」っていうかたもいれば。
「キクちゃん」って言ってくださるかたもいれば。
「キクチ」って、まっさらピュア、ネイキッド、バージンオイルなていで敬称を略してくださるかたもいる。

たとえるならば「プロさん」みたいなもんだ。

かたや。
「キクチヒロシ」ってフルネームをかましてくださるかたもいる。
まあ、フルネームもへったくれもハンドルネーム。

たとえるならば「proceed2600」みたいなもんだ。
ほんとうはこれが正しいのかもしれない。

あとたとえば。
「キクティくん」って、「おれサンリオか何かか?」ってかわいらしく呼んでくださるかたもいる。
「ヒロシ」って、ファーストネーム敬称略で攻め込んでくださるかたもいる。

これなんか「2600さん」みたいなもんだ、もはや。

でも、それがうれしかったりする。
美女ガーだったりすると、想いもひとしお。

「ヒロシはさー、きょうはどうだったの?」
とか言われた日にゃ、卒倒待ったなしだ。

いや、別にオチがあるとかじゃなく。
いろんな種類があるもんだなあとおもいましたとさ、ってだけのハナシ。



新横ぐるぐるのウタゲ。
ケツロンから申しますと、記憶がほぼバッチリ、残ってる。

1次会の最初の席で。
奇しくも外で1杯目ケアを打ち合わせたフジヤマさんと隣り合わせたことによって
「さっき、あれで合意したよな」って、自制し合えた。

いくら周りが
いきなりビール2杯を手もとにそなえようと。
いきなり日本酒を頼もうと。

おれらはやめときましょうって、できた。

その代わり、というか。
そのストレスで、というか。

最初のころは、2人で取るに足らない戯れ言をくり出しつづけ
周りのひとたちを大いに困惑させた。

飲んでも飲まなくてもけっきょく、周りを困惑させるんだなおれらは、って、わかった。



最初、正面にカミさんがいらしてて。
ずいぶんとお話しした。

まだ酔っぱらってもいないので
ジョグのことやブログのことを、わりとマジメに語った。

トーク部門ではきのうのウタゲで、最も印象深いシーンである。
けっこう重要なことをお話ししたので、もったいないからここでは全容を明かさない。



ひとつだけ、おれの勝手な妄想で話したことをさらす。
カミさんは首肯してくれたものの、ホントのところ、どうおもってるか、知らない。

たとえば。
カミさんは関西出身ということもあり。
ジツは、ギャグセンス的にも、くだらないトークのうまさも相当なもんだ。

かたや。
マラソンのさらなるタイム短縮に向けて、がんばってる。
横浜マラソンの40k地点で応援してたとき。
順位を数えられるホド上位でいらして、テンションまっくすになった。
ぐらい、脚が速いってもんじゃない。
とある村では、BU団の総帥として名がとどろいてる。

こんな紹介、わざわざするひつようねえな、いまさら。

ブログも、マラソン的にチョー硬派。
前面にマジメ。ストイック。
あまつさえ、すげえレベルのポイント練習を
かならず設定どおり完遂するので、ギャグ的なツッコミをする余地はない。

ポイント練習にギャグ的なツッコミしてどうすんのってのは、措いて。

ブログでもっとテヘペロ的なことも、したいんじゃねえかなとおもう。
もしかしたら。



なんつうか。
ここから言いかたがむつかしくて。
カミさんにかぎらず、一般論的なもののひとつに落として聞いてほしいのだが。

脚がもっと速くなりたくて、練習がんばって。
努力の甲斐あって、脚が速くなった。
一般人をはるかに超えるレベルに到達した。

それをブログで周知した。
みんな当然、すげええってなる。当然。

でも、「あのひと速すぎるから」って一線を引かれてしまう。
「あのひと、だもんね」って
なんかある種近寄りがたい的なことになっちゃう。

そういうことじゃねえのに、って。

速くなることによって世界が広がる。
新たな世界が見えるとおもったら
かならずしもそれだけじゃなくて、逆に狭まってしまうこともある。

なんてことも、あるんじゃねえのか、と。
皮肉なことに。

みたいな。



あと。カミさん。
「ジョグの最後の1kだけでもカマすといいっすよ」
って言っていただいたので、きょう、疲労抜きのジョグでさっそくやってみた。

気持ちかった。

草野球でダッシュをくり返し
新横でハイペースをカマしたせいか
大きな動きで走れるようになってる。
ラクにペースを上げられるようになってる。

たった2、3日で成果が目に見える。
ってこともあるんだなとおもった。
カラダが忘れないように、くり返そうっておもった。



まあその。
あとはわりとグダグダだ。
グダグダにおもしろかった。

記憶はなくさなかったものの、相当酔っぱらってはいた。



たとえば2次会の途中。
外の空気が吸いたくなり、店のおもてに出た。

歩道の縁石に腰掛けようとすると。
その態勢のまま、前方にゴロン。

ああ、やべえやべえとおもうまま。
すごくスローモーションで地面が近づいてくる。

あ、コレ、事件にハッテンするかもっておもう。
「発展」をカタカナ表記すると、ニュアンスがぜんぜん変わってくるもんだ。は措いても。

まもなく耳の近くで「ゴンッ!」ってけっこう大きい音がした。
手をつけばいいのに、アタマから地面に落ちる。
じぶんのなかの相撲道に忠実な部分を知った。ぐらい。



「ゴンッ!」って音が周りにも聴こえたのか。
ぽん引きのお兄さんが「ダイジョーブすか?」って寄ってくる。

「ダイジョーブイ!」ってシュワちゃんなていで健在をアピールしたものの
アタマから地面に赤い液体がポタポタポタポタポタッ。
ティッシュもらったりして、
しばらく傷口を押さえたりなんかしてた。

今朝、おでこの生えぎわの髪の毛があるほう。
さわると、固まった血がポロポロとれる。
タンコブ的な鬼馬二がポッコリふくらんでる。

鼻筋も、やけに痛い。

たぶん、生え際と鼻でじぶんの体重を支えるプレイを楽しんだんだろう。
鼻をほじると、血のり的なハナクソが大豊作だった。

おもわぬ、収穫の秋。。。

きょうやけに首がキン肉痛なのは、
ゴロンゴンの際、全体重を支えてたからだって、気づく。



そうとう酔っぱらってはいた。
ってのは、こういう(↓)。

ふだん、通勤では帰り道、小田急の下りを利用してる。
きのうはみなさんと横浜線に乗り、町田で1人になって、上り電車に乗った。
小田急で座れて、寝ちった。

おれは、飲んだあととか飲んでるときとかに寝てしまうと、終了する。



パッと目が覚めると、町田から2駅めの鶴川。
終了してるもんだから、じぶんのいま置かれた状況がわかってない。
習慣的に
「あっちゃー、やっちまった(大幅に乗り過ごしちった)」
って、おもう。

しばらくして、「そうそう、町田で乗ったんだからいいんだ」って気づく。
安心して、寝る。



パッと目が覚めると、よみうりランド。町田と狛江の間ぐらい。
だが、なにしろ終了してるもんだから、じぶんのいま置かれた状況がわかってない。
習慣的に
「あっちゃー、やっちまった(大幅に乗り過ごしちった)」
って、おもう。

しばらくして、「そうそう、町田で乗ったんだからいいんだ」って気づく。
安心して、寝る。



パッと目が覚めると、登戸。和泉多摩川の1駅手前。町田からみて。
以下同文。

という。



ほんとうに記憶がすっとんでなければ。

3次会までいったんだとおもう。
13時ごろから21時すぎまで、飲んでたんだとおもう。

あまり話したことのないかたともたくさんお話しできて、楽しかった。
よく話すかたともたくさんお話しできて、楽しかった。

「記憶ロスト」っていう30kの壁を乗り越えたので。
次は「チェイサーを頼んで、酒の量をはんぶんに減らす」っていう35kの壁に挑みたい。



「次はサブスリーですね」
なんて声をかけていただけて。
たんじゅんにうれしかったり、おれみたいなのの動向を見てくだすってるひとがいてうれしかったりするんだが。

そんなもん、ほぼ目指してねえし。
それほど、走ってねえし。
目指さずにしらっとできるホド甘いもんじゃねえってこと、知ってるし。

脈絡なくナニいきなりぶっこんでんだって感じだが、いちおう。
ただ、脚はもうちょっと速くなりたい。



ともあれ。

今回、おれなんかを相手にしてくだすったみなさん、ありがとうございました。
シルバーウイークの真ん中なのに、ヒマだな!

そして何より、ふらっとさんユキさん、行き届いた幹事。
感謝感激の至りでございます。
シルバーウイークの真ん中なのに、ヒマだな!