スポーツを観ることがすきだ。
○ッカーを除いて、たいていのスポーツは観る。
なんでサッ○ーを観ないのかは、知らんし。
どうでもいいので、措く。
*
ハイパーなオフェンスは、観ていてわかりやすくおもしろい。
すげえホームランをかっ飛ばすスラッガー。
パス、ランと玉手箱のように攻め手をくり出すQB。
スタンドオフの司令塔っぷり。
中距離から精密機械のようにキメるシューター。
200km/h超のサーブでエースをとりまくるビッグサーバー。
あこがれる。
ザ・花形って感じだ。
ミツルハナガタ2000って、カンジダ。
*
35を越えたころからだろうか。
あらゆるスポーツにおいて、ディフェンスを観ることのほうが楽しくなってきた。
相手にプレッシャーをかけるショット。
攻撃のリズムをつくる軽快なグラブさばき。
低く、勇敢なタックル。
統制されたライン。
たまらねえ。
ディフェンスがわかると、スポーツを一段深く観れるようにもなる。
と、おもう。
ディフェンスがしっかりしてるほうがけっきょく、ゲームを制するし。
だからどうだってんじゃない。
おもいましたとさってだけのことだ。
*
マラソンにとってのディフェンスって何だろう?
では、と。
出し抜けに。
ハイペースでつっこむのはオフェンシブかもしれない。
が、スローペースで入るのは、ディフェンシブってのとはちょっと違う。
イーブンペースを刻むのも
前の走者にピタッとつけるのも
別に防御してるわけじゃない。
キツくなったときに粘る的なこと?
夫婦、みたいなこと?