キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ダーハダカおじさんの料理番は、ありまーす。からのー(その4)

―おれの漁場が来たんですよね。サブちゃんなにするものぞって感じで。。。

(キ)え、ええ。
漁場の前に、どうしても話しておきたい
話しておかなくちゃならないことがあるんですが、よろしいでしょうか?

その1その2その3
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―それは、ダーハダカおじさんとかかわりのあることですよね?

(キ)そうかもしれませんし、そうではないかもしれません。

―そうではないかもしれない?

(キ)はいーっ! 佐藤タケルなていで。
「天皇の料理番」ですね。

あたしはあのドラマが楽しみで楽しみで。
でも、こないだの日曜に終わってしまったんです。

ああ、終わってしまったのか。。。
おれもがんばろう。
「ジュテ蔵」と呼ばれるようになる、その日まで。
そう、心に誓いました。

―ジュテ蔵?

(キ)いやね。
フランス語を覚え立ての主人公・秋山篤蔵が
ラブレターの最後に「ジュテーム」って書くんですよ。

福井に残してきた奥さんは、フランス語を解さない。
「ジュテームって、何ですの?」
とひとりごちるわけです。

それがどう転んだのか忘れてしまいましたが
篤蔵は厨房で「ジュテ蔵」と呼ばれるようになったんです。

―はあ。

(キ)その強引感がちょっといいなあとおもいまして。。。
にょうぼう役の黒木華の
「ジュテームって、何ですの?」ってのの
福井訛りが、これまたハートにゲットオン。
ktkrって感じで。

ってだけのハナシなんですけど。。。

―ああ。ダーハダカおじさんと何の関係もないですね。もういいすか?

(キ)ちょっ。
違うんです。

いまのは「はいーっ!」に引っぱられただけで。
「はいーっ!」ってのは、これもまた篤蔵の定番なセリフで。

イントネーション的には
「タトゥー!」といっしょですね。

クソファーにしかわからないかもしれませんが
遠州弁の「なにー」もそれにあたります。

―もういいすか?

(キ)ちなみに、ですね。
「天皇の料理番」から、あたしは多くのモノマネを学びました。
モノマネって、フシギですよね。

似てる似てないにかぎらず、
やっていい場所、いけない場所にかぎらず、
ついつい、やりたくなっちゃうんです。

ムスメが宿題やってりゃ、
兄やんなていで「励めよ!」

「いつでもデンワくださいね」って
調子のいいことばっかり言うわりに
いつかけても留守電なクライアントにゃ。
荒木なていで「これが、おまえさんのいう『まごころ』ってやつですかい!」

そんな感じです。
ガチで、総スカン待ったなしです。

―そりゃそうですよね。
げんにコレ、「天皇の料理番」みてないひとにとっては
知らねえよそんなもん
以外のナニモノでもないですからな。


(キ)そうですよね。深く、お詫び申し上げます。
あと、詳しいことはワタナベっていう、セーラー服着てるオジサンに聞いてください。
なお、ワタナベさんは3歩以上歩いたらいけないらしいので、ご注意を。

―では、ハナシを戻して。。。

(キ)塩分補給。
ってダイジだとおもうんです。

とくに、夏の暑い日。
あるいは、アツのナツい日。

ジョグをすると、いつもより多めに汗をかきます。
カラダから、どんどんどんどん

いつもより余計にって
染之助染太郎なていで
おめでとーございまーーーすっ!!!
ってていで、水分と塩分が失われていくので

どう補給するかがすごく大切になってくるわけです。

―おお、そういえば「ダーハダカおじさん~」の日は、ドピーカン。

(キ)で、タイムスリップして。
ハナシを戻していいすか?

―お待ちしておりました!
コレはアレです。
テムズ河の底でネプチューンマンを待ってた
ビッグ・ザ・武道なていです。

アレ? モノマネが伝染ってしまったかな?


(キ)タイムスリップといっても
さかのぼるわけではありません。

下ります。
今回の企画が終わり
みなさんを登戸駅で降ろした、そのあとのハナシです。

もちろん、ダーハダカおじさんとは
「かかわりがあるか、ないか」わからないハナシです。

―えー? ここまで来るのにも、けっこう長ったらしかったじゃねえか。
いや、取り乱しました。テムズ川に、いや、手短にお願いします。


(キ)ダジャレって、センスですよね。やっぱ。

―。。。

(キ)ダーハダカおじさんを探し終わったあと。
みなさんで飯を食いに行き、登戸駅までクルマで行きました。

そして、再会を誓い合い、みなさんとお別れしました。
心のなかで「きょうはほんっと、すんませんでした」をともなって。

―だって、いなかったんですもんね。ダーハダカおじ。。。

(キ)で、で、ですね。
登戸駅まで、みなさんとわいわいがやがやしてた車中。
登戸駅でみなさんとお別れしたら、トーゼン
あたし独り、車中に取り残されるわけです。

ロンリーに、おれは、なるっ!
あっ、時節柄、「ロンリー」よか「ボッチ」のほうが適切ですよね。

「ボッチ」にかんしても、お話ししたいことあるんですが。
すでにハナシはそれている。
そんくらいのこと、あたしにもわかります。

さらにそれたら、また貸し
みたくなってしまいます。

おれがかっちゃんに貸した「けっきょく南極大冒険」。
かっちゃんがアライちゃんにまた貸しして
ゆくえ不明をかました。
どんな大冒険だよ!

ってなったことがありました。小学校のとき。
ダメ、股貸し、ゼッタイ! 舌苔で。

そんな感じです。
いけないものは、いけないんです。

―塩分補給が何より大切、と。

(キ)おっしゃるとおりです。
ひょっとしてアナタはエスパーですか?
裸(ら)デッサンのモデルですか?

あたしはみなさんと駅でお別れし。
おうちに帰るわけです。
車中、独りで。

―祭りのあと感、みたいことを言いたいんですか?

(キ)それもあるかもしれません。
「きょうは楽しかったなあ」
「でも、ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」
とか、考えながら、クルマを走らせる。

手持ちぶさたで、ついアレ、やりますよね。
独りで運転してると。

―密室効果で、大熱唱とか。

(キ)ああ、それもあります。
あたしはミスチルの「終わりなき旅」
もしくは「イノセントワールド」いきますね。
アカペラで。

でも、それより大切なことがあるでしょう。
「また、どこかで、あえると、いいなあ」
ったって、塩分は補給できません。

―すみません。わかりません。

(キ)運転っていうのは、
ある意味、緊張をつづける作業であり
ある意味、弛緩してないといけない作業でもあります。

手持ちぶさた。
ついつい、ほじりますよね。

そうです。鼻くそです。

しかも、どんなおぼしめしか
運転してるときにキャッチあるいはゲットする鼻くそは
大物であることが、しばしばオッフンです。

あれ、なんなんでしょうね?

しかもしかも、フシギなことに。
「根元はカリカリ、先にゆくにしたがってしっとり」
っていう、レジェンドが捕獲できるんですね。
クルマのなかでは、なぜか。

「なにげなく突っ込んだ人さし指、グッジョブ!」

おれが信長だったら、
越前一国か、地球儀を恩賞といたすっ!
ぐらいのてがらです。

なんなら名前から1文字を授けてもいい。

そんな、カリカリしっとりな鼻くそ。
運転しながら、親指と人さし指でこねるでしょう。
しっとり部分の水気を摩擦で奪いつつ
ほどよく湿度が下がってきたところで
ティッシュ、あるいはティシューで包んでポイーと。

―しますよね!

(キ)しますよね、ショミンなら。

でも、おれはその前、ジョグしてました。
昼飯を食ったとはいえ、カラダのダメージはそうとうなもんです。

そのとき、風評がキョライしたのです。
「鼻くそは、塩分がほどよく効いて、おいしい」と。

あたしは鼻くそを食したことは、ありません。
でも、こっそり食したことがあるひとから、訊いたことがあります。
ありまーす!

「この塩分によって、おれは回復できるのか?」
「そもそもほんとうにうまいのか?」

チャレンジしてミタイ!
百聞は一見に如かずって、いいます。

41歳の、遅すぎる春が到来しそうなんです。
春は、手を伸ばせばすぐそこに。
いや、人さし指を口に運べば、アズスーンアズ実現するのです。

あたしは、瞑想することにしました。

―運転中の瞑想は、危ないっすよ。

(キ)せめぎ合いです。

沈思黙考 vs テイスティングの魅惑
無事に帰還 vs 我が人生に悔いはなし

赤信号で停まったとき、
あたしは、人さし指に止まっている物体をながめやりました。

「これは、何だ?」と。

鼻くそーっ!
ひと言でそう、片づけられるかもしれない。

でも、それでいいのか?
「ほどよい塩分」って、いう。
ほどよいって、何だ?

あたしはひょっとして、見た目にたぶらかされてるだけかもしれない。
「鼻くそ」という名のフィルターに、化かされてるだけかもしれない。

―いま、「いいからはよ食え」って言っちゃ、いけないんですよね?

(キ)それです!
「とりあえず食ってみろ。責任はおれがとる!」
っていうヒロシ軍曹が左斜め上にいます。

もう、すれ違うクルマのナンバーが

練馬は
品川な
川崎く
多摩そ


で、あれかし。
しかおもえません。

もしくは
「879X」

「X」?
エックス?
エッキス?

高校の数学の教師がいってた「エッキス」って何だ?

っていうか。
「そ」って、ナンの数字だ?
素数の「そ」か?
2、3、5、7。なんでもござれ!

なんなら、虚数でもいい。
iのiはあたしの「i」。
なんなら目の「eye」。

メダマに直接ぶっこんでメダパニ。
そんなアンクルなウィットがキョライするぐらいの、大パニックです。

―ちょっと、落ちつきましょうか。

(キ)そして、あたしは身近なところから考えました。
毎年2月ぐらいにあたしはかならず、大風邪をひきます。
くしゃみと鼻水が止まらなくなるんです。

このまま、鼻水とともにすべての水分を持ってかれたら
レフェリーになるんじゃないか、ぐらい。
わたしはレフェリー

鼻風邪がドイヒーなとき。
おもいきり洟をすすると。

いきおいあまって「喉ごしで味わえる」
みたいなことって、ありますよね。
「江戸っ子がそばを食う」的な。



(キ)その、かすかな記憶を呼び起こすだに。

吸い込みすぎた鼻水には、いうほどの塩分は感じられません。

鼻くそとは、鼻水が乾燥した、たまもの。
ティグリス川とユーフラテス川とおれの川の
肥沃な三角地帯。

ということは、
いきおいあまった鼻水さんと
満を持してジャジャジャジャーンな鼻くそ。

成分はいっしょなはずです。

戸締まり用心、火の用心
一日ひとつは、よいことを
げんげん元気な月曜日っ!

わけもわからず、笹川良一です。

「週刊新潮は、あす、発売ですっ」

とすると。
鼻くそとて、おれの150分LSDを補うほどの塩分は含まれちゃ、ねえ。

おのずと、仮説が表ざたになります。

仮説を裏付けるものは、出ずじまい。
あたしはティッシュに人さし指を何度かなすりつけ
丸めてポイして、何事もなかったように、帰宅したわけです。

「ななちゃん、きょうのスイミングは、うまくいったかい?」

口ひげをなでながら、です。

―いや、わかりますけど、さすがに長えわ。

(キ)書いて後悔です。
要約すっと「鼻くそほじりました」9文字ですからね。

「ダーハダカおじさんを探せ」ですよね。
ニーズはともかく、あたしはここからが楽しかったんです。

―じゃあ、あのさあ。。。

(キ)あのですね。
ホントはきょう、怒とうって感じで
〆ようとおもってたんですよ。

そんなとこに、鼻くそアクシデンツ。

きょうあったことは
明日も、あるかもしれない。

「確からしい」みたいな言いぐさ。
おれは、すきです。

あすがどうなるかの確からしさ。
そんなことは、誰にもわかりませんよね。

―けっきょくきょうは進みませんでした、と。



(キ)それに比べて。
リレーマラソン、まだまだ間に合いまっせ。

いまんとこ、参加表明なんと2人。
あと最低4人かあ(実行最少6人)。

クソ辺境の限界来たれり、ですな。
挙行できなかったら、2人をそれぞれオールで歓待しちゃうかもね。
かもねかもねそうかもね。

シブガキ隊なていで。
シブ楽器隊な、ていで。

奇跡の大逆転、なるか?
残り、3日。