オトナのタイムトライアル(OTT)のつづき。
去年、今年と出てみて。
去年も主催者のかたがたがすごく
盛り上げよう盛り上げようとしてて
ものすごくありがたいとおもった。
ただ、初開催だからか、気になるところもあって
ブログに書いたりした。クソナマイキに。
→記録会ってこういうことなんだ―オトナのタイムトライアル2(2013/07/24) ====
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事前告知とストップウォッチ。今回、バッチリなされてた。
天候が不安定ななか、進行も的確だった。
まったく、申し分ない。
Qちゃんも言ってたように、
あのユルイフンイキもサイコーだ。
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反省、というか謝罪。
雷雨の中断があったりして、競技場の時間がギリギリで
参加者に撤収の手伝いをお願いするアナウンスが流れた。
おれも手伝いたかったんだけど、
夜になってさすがにムスメもたれてきたので
走り終わってすぐ、帰ってしまった。
ほんとうは。
ムスメはにょうぼうに委ねて手伝うべきだったなあ
と、帰り道で気づき、すごく後悔した。
そこらへんの機転の利かなさ。
そんくらい、感謝の尽くせないレースだった。
ってことに免じて、なんとかひとつっ。
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ただ、ひとつだけ、ある。
もうコレ、言いがかりですわ。
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おれはレースではいつも、デサントのランシャツをまとう。
スカイブルー。
かたや、OTTでは1組につき3人ぐらい
ペースメーカーがついてくれる。
今年は、ユニフォームをつくったらしい。
デサント! 左端のをチェキしたうえで。
きのうのおれ。
わかりづらければ、去年のおれ。
おんなじじゃないか!
というか。
右胸にOTTのロゴがついてないぶん
なんだかおれのほうがバッタもんみたい
じゃないか!
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会場に着くと「おれ」がいっぱいいる。
その時点で、ビビり倒す。
というか、気恥ずかしい。
信号で停まったら横のクルマが、色までおんなじ。
ユニクロのフリース着て近所のコンビニに行ったら、
前に並んだひとが、色までおんなじ。
ぐらいの、気恥ずかしさ。
それはまあ、いい。
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ペースメーカーをしてくれるぐらいだから。
大学とか実業団の陸上部、
あるいは市民ランナーの範ちゅうを超えた市民ランナーとか
みなさん、すげえ実力者。
参加者はみんな、そのひとを目印に走る。
ペースメーカーの後ろは、大集団になる。
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からの、たまたまおそろいなランシャツってだけの、おれ。
オカルトだ。
マジ、運営ぐるみのドッキリとしかおもえない。
おれを貶めようとする、巨大な陰謀が
渦巻いてるにちがいない。
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ペースメーカーのひとたちは
ペースメーカーをしてくれるぐらい
大会を盛り上げようとしてくれてるから。
走ってないときでも、トラック脇で大きな声援を送ってる。
その横を通りかかる、トイレがガマンできない、おれ。
変な自覚を身にまとい、トラック脇で知らないひとに
大きな声で「ファイトー!」
じぶんの出番が近づいて、バックストレートで流しをするおれ。
レース中のランナーが通るやいなや
じぶんの歩を止め、自覚たっぷりに
「ここ、頑張りどころですよ~」
そうしないと
「なんだこいつだけやけに非協力的だな」
と、おもわれたらどうしようとか、勝手にビビり倒してた。
なんだケド。
やってるうちにだんだん
なりすましも楽しくなってくるってもんで。
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ちなみに、レースでは。
あまりにも遅かったおかげで
誰もおれをペースメーカーと間違えなかったみたい。
でしたとさ。
デメタシ、デメタシ。
ナイス、実力不足!
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つづくっ。
次からはレースのふり返りで。