キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

センゴのあと、ゴセンの前 オトナのタイムトライアル4

OTT(オトナのタイムトライアル)の4回目。
センゴ(1500)が終わってから
ゴセン(5000)が始まるまで。

ポエム必定ってヨカンがビシビシする。 ====


バックナンバー。

⇒0)ソクフォー
⇒1)松方弘樹もクリビツ
⇒2)おもいたったが吉日、みたいなこと
⇒3)1500mの巻



ノータリン不足なので言葉でうまく表せないが。

おれはこのOTTってのが、大すきだ。
大すきっていうか、ふいんきがじぶんに合ってるような気がする。

ノータリン不足って。
「どんだけ足んねえんだよ」なのか
「はんたいのはんたいで『おれ、足りてるぅ』」なのか
どっちなんだよ。

そんなの決まってんじゃねえか。

どっちだって、いいんだよ。
措く。。。



おれがOTTをすきな理由は2つある。

「運営してるひとが盛り上げよう盛り上げようとしてくだすってるところ」
「フルマラソンとはまったく違う世界がみられるところ」だ。

あ、このポエム。
つづきは後まわしにしよう。

対自的、すぎるゆえ。



1500が終わって。

ノーコンキョで
「5000は、やったる、イケる」
と、おもえた。

すごく静かに。

去年の5000スタート前とおんなじような心持ち。
成功パターン以外のなにものでも、ない。



この日は、ブログで知り合ったかたや家族がいっぱいエントリーしてた。

A組(1500m)おれ。
B組(1500m)プロシードさん。
C組(1000m)ムスメっこ。
D組(5000m)にょうぼう。
G組(5000m)コッコさん、カズさん。
J組(5000m)プロシードさん。ブログやってないほうのたけしさん。
K組(5000m)背水のおれさまちゃん。
L組(5000m)去年の東京を2時間40分そこそこで爆走した、同業者オオサキさん。
M組(5000m)ダーハダカおじさんをいっしょに探したスズキさん。

知ってるひとが走ってりゃ、応援する。
それはビジネス的にじゃなくて、「したくなる」。

ゴブサタなかたとゆっくりオハナシできたし
ダーハダカおじさんでは惜しくもすれ違いになった
「ザすだち☆さん」とも邂逅でけた。



ザすだち☆さんは、スズキさんのオトモダチ。
この日は、エントリーしてないくせに、やってきた。
「くせに」ってなんだよ。は措いても
お会いできてうれしかった。

ザすだち☆さんは、ブログをやってない。
ブログどころか、SNSもやってない。

「なのに、なんでそんなHNじみたもん、持ってんの?」
って尽きせぬギモンは、措いてしまえ!

なにを言ったとて
「ブログもSNSもやってるてめえは、HNも持ってねえじゃんか」
ってカウンターパンチが、テンプルかチンかレバーに炸裂するだけ。
に、決まってる。

コークスクリュー気味に。



これだけ多くの知ってるかたがいらっされば
じぶんの殻に閉じこもって集中してるヒマなんか、ない。

ショミンならな。

この日のおれは、ヒトサマを応援しつつ
なんだかすごい集中してた。

すごい集中ってえと疲れそうだケド
そういうんじゃなく、「ほどよく散漫しない」感じ。

トラックの外でアップとかしながら
まったく知らないひとまで応援しつつ。

「走るっていいよね」だとか
「ひとが何かに必死になって取り組むって、ステキだね」だとか

感極まりそうになってたりもしてた。
感極まりそうになっても、片方でどっか集中してた。



1500的にはそんなに調子悪くないってていどだったが。
5000的には調子すげえいいってていどだった。

その差は、わからん。

1500でマズった背水の陣的なニクな感じと
5000に向けて静かにめらめらしてるヤサイな感じ

あ、よけいわかりづれえな。
あまつさえ、上の物言いをくり返してるだけ。

というか、
「静かに燃えてるっていう心象描写」から
待てど暮らせど一歩たりとも前進してねえしこの数十行。

そんな、すごくいいバランスなまま
5000のコール(招集)を終え、
スタートラインに並び、
出発を待つ。

5000については、次エントリーで。



。。。



今年のOTTでいちばんうれしかったこと。

じぶんの胸にしまっておいてもよかったんだが。
いちばんうれしかったことなので、
恥ずかしげもなく、さらしとく。

5000のコールが終わり。
スタートラインに向かうとき。

 G___
(___・)
    S

あ、その。
いきおいで超絶アスキーアートじみたこと、してみた。

いちおうコレ、400mトラックね。

400mトラックがあって。
5000mは12周半なので、ゴール地点(G)の反対側(S)からスタートする。
コールは「・」あたりでおこなわれた。

スタート地点から50mぐらいだか。



K組のコールが終わり。
スタート地点に向かうとき。

「キクチさん!」
背後から呼ばれた。

ふり返ると運営のTシャツを着てるひと。
さっき、コールしてたひと。だ。



チョージコマン100って感じで
こっぱずかしいこと山のごとしなんだが。

すげえうれしかったので、つづける。



「ブログ、いつも楽しみに読んでます」

「スタッフにも辺境クソブログを楽しみにしてるひとがいて」

「あ、今年もエントリーしてくだすったんだって」

「すげえうれしかったですありがとうございますっ!」

と。

てめえ、ふざけんじゃねえ!
うれしいのはこっちのほうだ!
今年もよくぞ開催してくれやがったなください、だ!

もう、脊髄反射で最敬礼、しちゃった。
最敬礼、やるっきゃ騎士(ナイト)!ってシチュエーションですわ。
ナッシングバット最敬礼ってシチュエーション、ですわ。



たしかに、おととしの第1回。
ほぼ日かなんかで見つけてエントリーして。
楽しかったので、ブログにものして。

そしたら、OTTの公式ツイッターだかSNSだかにリンクを貼っていただいた。
なんてことが、あったあった。

そういうのをいちいち憶えていてくださるとか。
マジ、くそつまんないブログ書いててよかったとおもった。



。。。



だからってわけではないが、ポエムのつづき。



おれがOTTをすきな理由は、2つある。

「運営してるひとが盛り上げよう盛り上げようとしてくだすってるところ」
「フルマラソンとはまったく違う世界がみられるところ」



「運営してるひとが盛り上げよう盛り上げようとしてくだすってるところ」

おれって、アレじゃないすかあ。
「場が盛り上がってれば盛り上がってるホド、逆方向へ行こうとする」
って性質のもちぬしじゃないすかあ。


あ、補足しといたほうがいいな。念のため。

「いまはですね、
『あたしって、ピンクがすきなひとじゃないですかあ』
→『おめえのピンクずきとか知らねえよ、そんなもん。
だいたい初対面だし、いま全身、黒ずくめだし』
的な設定のコント展開なわけで」



おれって、ジャクっちゃうひとじゃないですかあ。

それはけしてワザとやってるわけじゃなくて。
じぶんが動きたいように動いて
けっか、そうなっちゃうってだけなんだが。

な、ひとじゃないすかあ。

「ジャクってるおれ、大すき」
なひとでもある、じゃないすかあ。

かたや。どっか一面で。
「おれも、いっしょに盛り上がりてえなあ」
って、おもってたりもしちゃってるわけじゃないすかあ。

からげっと。めんどくせえやつ、じゃないすかあ。



っていうね。
そういうめんどくさい個人の性質を飲み込むぐらい。
OTTのスタッフのひとはくまなく盛り上げようとする。

いったん一歩引いたものの
ちょっとうらまやしいな、そっち行こうかな。
って、決断のときを迎えても

しらっと、そっちに行けちゃう。
そういう。
「盛り上げよう盛り上げようとしてる感じ」
の具合のよさが、なんとも心地よい。

じっさい、そっちに行くにしろ、行かないにしろ。

そんなこんなで、おととしも去年もPBを叩き出せた。



えー、この中身ゼロエントリー。
まだつづけるー?

つづけるっ!



とりあえず殺風景なので画像カマしとく。
image

おとといの流用じゃねえか!

いや、これについても語りたいんだが。
余力があったらで、あくまで。



2つめ。
「フルマラソンとはまったく違う世界がみられるところ」

フルマラソンを何度か走ると。
立ち姿をみたしゅんかんに、
このひと速えかそうでもないか。
だいたいわかるようになった。

どんなかっけえウエアやアクセサリーをまとってようと。
ふくらはぎがビビるくらい発達してようと。
そうでもないひとは、わかりる。

どんなクソださいウエアをまとってようと。
モモも脚全体ヒンジャクだろうと。
速いひとは、わかりる。



ただ、トラック種目は、まだわからない。

笑っちゃうような個性的なフォームなのに
笑っちゃうぐらいクソ速いひとがいりゃ。

ドドリアさんみたいな体型なのに
恐るべきダッシュをカマしてるひともいる。

モチロン、ロンのモチ。
見るからに速そうなひとが
前評判どおり死ぬほど速いってのも、ロットオブメニーメニーピーポーって感じだ。

ただの市民ランナーなのに。
奥が深え。

そして、それを鼻唄まじりでペースメークする
大学生や実業団、市民ランナーとはいえない範ちゅうの市民ランナーがいたりする。

たぶんハーフとかフルばかり走ってたら
そういうひとには出会えないだろう。

福岡国際とかに出ないかぎり。



いまじぶんはマラソンを3時間ヒトケタで走る。
速いかっていわれればそうでもないが
速くないかっていわれれば、それもそうでもない。
ってとこだろう。クソ市民ジョガーレベルでは。

な、もんだから。

マラソンを走りながら、
すげえ速いひとたちを目のあたりにしつづけられる機会は、ない。

でも。
トラックなら狭いから、ある。

「おれはまだまだ、ザコだ」
って、自覚できる。

あすこまで速くなろうなんてとんでもねえが
あすこまで速いひとがごろごろ実在するんだってことは認識できる。

ごく手軽に。
そんな刺激を受けられることが、得がたい。

だから、ヒトサマにもオススメ、したい。



っていう。

なんか、ポエム的にも中途半端な
ただの感想文じみちゃって、
すっかり着地点を見失っちゃったので。

鼻くそほじって、寝る。