キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

オトナのタイムトライアルに出てきた。Qちゃんは高橋尚子じゃなくてQちゃんなんだよ

きのう、オトナのタイムトライアル(OTT)に出てきた。

エントリーしたのは、1500mと5000m。
そこらへんのイキゴミはおととい書いたとおり。
もったいぶって、数回にわけちゃう。

というのは、まだ記録が速報のみだから。
出待ちde引き延ばし。
出待ちってそういう意味じゃないよね。
はさておいてとりあえず、速報。ジャーン(↓) ====


1500m、5分00秒。
5000m、18分37秒。

出待ちde引き延ばし。
なので、レース経過はおいおい。



1500mのおれが出る組は15:30から。
ぜんたいの競技は15:00からなんだけど
その前に、高橋尚子がランニングクリニックみたいのをやってた。

クリニックのことは数日前
OTT参加者にメールで告知されるも
数時間で定員になり、締切。
おれがメールに気づいたときはトーゼン、締切のあと。
そりゃそうだよね、Qちゃんだもの。

くだものだもの。

まあその、と角栄的に
このエントリーでいいたいのは、表題なこと。
なわけで、と純くん的に。



おれが会場の織田フィールドに到着したのは、14時ぐらい。
ほんとうは14時半ぐらいに着く予定だったんだけども。

にょうぼうも5000mにエントリーしてたので、家族で降臨した。
にょうぼうはチャリも歩きも金メダル級に遅い。
チャリがキロ7分、歩きがキロ25分、くらい。



いや、マジで大げさじゃなくって。
ふだん、おれが力のかぎりゆっくり歩いても
気がつくと遥か後方にいて
「妻を置き去りにしてスタスタ進む
おもいやりのかけらもない自分勝手な旦那」
みたいな感じになる。

そうじゃないんだって。
なんていう「時を経て、スープも冷めきる距離感になっちゃった夫婦あるある」



なので、ソロ活動のときよか30分早く家を出たんだが。
なんだか、にょうぼうからアドレナリンが出てる。
いやに速い。
チャリがキロ3分、歩きがキロ12分、くらい。
スープがグツグツに沸騰したまま、口のなかの皮がデロデロにむける、くらい。

で、すげえスムーズに会場着。
ということになっちゃった。

どうっでもいいな。



そんな「内助の功」という、
わが家の辞書にはけして載ってない単語の新登録な
おかげさまで、遠めでQちゃんを眺められた。

クリニック後もキッズの1000mをいっしょに走ったり
しばらく会場に残ってた。

積極的なひとたちは、
サインもらい行ったり、いっしょに写真撮ってもらったりしてたが
人見知りボッチなおれに、そんな勇気が振り絞れるわけ、ない。

遠めで眺めてるだけで
おなじ会場にいるってだけで、じゅうぶん。

こうして、盗撮まがいにパシャするのが、やっと。
Qちゃん
キッズに伴走してるテキトーなジョグなのに、とにかくフォームがやたらキレイ。



で、Qちゃん初目撃なんだケド。
立ち居振る舞いや喋ってるの聞いて、
「Qちゃんは高橋尚子じゃなくてQちゃんなんだ」
っておもった。



おれはキホン、アスリートをたっぷりリスペクトしてるので
ニックネームを遣うことは、ちょっとなあとおもってる。

そのわりに、高橋尚子などと呼び捨てなんだけど。
「さん」なんて敬称をつけたら
かえって中途半端な距離感になる。

ちょっと仕事でからんだことあるってだけで
たけしのことを「北野さん」って言う、みたいなひと、いるじゃん。
なにその、全力アピール、っていう。
たけしはアスリートじゃねえな。
まあ、もののたとえとして。



あっちのひとは、こっちのおれらとは住む世界が違う。
ショージキ。

というわけで、高橋尚子
もっといえば、高橋、であるべき。



なんだきょうのエントリーは。



でも、なんである。
高橋尚子は、Qちゃんだ。

フォームはキレイだし
喋ることもいちいちゴモットモ。

なのは、トーゼンとしても
世界のVIP級なギフテッドなのに
なんか親しみやすそうだし
おれより年上なのに、むちゃくちゃかわいい。



にょうぼうが走った組では、
Qちゃんがトラック脇で応援してて
走ってるひととハイタッチしてくれたらしい。

よしんば、間接でもいい。
おれもQちゃんとハイタッチしてえ!

にょうぼうが走り終わったあと、
手を洗う前におれとハイタッチしてくんねえかって言ってみた。
懇願、してみた。

まあ、そのころにはもうすっかり
スープが冷めきってて、というわけなんだけど。



今回のOTT。レースで学ぶことも、ものすごく多かったが。
「あのひとは、高橋じゃなくてQちゃんなんだ」
ってのが、いちばん学んだこと。
だったかもしれない。

あ、あと「スープって急速冷凍するっ」ね。