キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

記録会ってこういうことなんだ―オトナのタイムトライアル2

オトナのタイムトライアルについて。
前エントリーのつづき。
初5000―オトナのタイムトライアル1(2013/07/22)

このイベント(記録会)で気づいたことをメモしておく。
後学のために。
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気づいたこと。
インデックスでもつけましょかね。

1)フンイキがいい。
2)ほしいものは2つだけ。
3)ほか、細かいこと。


このエントリーをからげるのは、
「キホン、こういうのよく開いてくれたとうれしくおもうし、
また開催されるなら絶対にエントリーしようとおもう」

小学生の作文よろしく、おもう、を連発。。。



1)フンイキがいい。

記録会、ってはじめてなのでよくわからないのだが。

マラソン大会や陸上の試合に比べて、なんかみんなユルイ。
そのほどよくユルい感じが、いいなとおもった。
織田フィールド自体、陸上競技場ってよりはサブトラックって感じだし。
がまず1つ。

あと、
ことにこのイベントは今回が初なので、運営側の盛り上げよう、参加者を楽しませようという気持ちがビシビシ伝わってきた。

ゲストランナーやペースメーカーの人たちも、それに協力しよう精神にあふれていた。
ものすごい好感を持った。

ペースメーカーには、今年の箱根駅伝で青学の2区を走った人もいた。
ペースメーカーとして走りながら、ジェスチャーで「もっと声援くれ」って客をあおっていた。
おれ、この人、ファンになりそうだわ、ぐらい。



第2コーナーの出口付近には、
マイクパフォーマンスをする係(?)の人がいた。

「余裕のある人はペースメーカーを追い抜いちゃって!」
「ここががんばりどころ!」
「最後、全力を出し切りましょう!」
などと喋っている。

「応援の人は、3レーンまで出てきちゃっていいので、どんどん応援してあげてください。
走り終わった人、これから走る人も、トラックで走っている人を応援してあげてください」
とか言って、じっさい3レーンぐらいまで応援が出てきてる。

これ、走ってると、地味に最高にうれしかったりする。
そういうフンイキ。

自分が走り終わったらさっさと帰ろうとおもってたけど、
おもわず最終組までみちゃったし、トラックに出て応援しちまったもの。



フンイキ。

「みんなでいっしょにがんばりましょうね、イエーイ」
みたいなことはがんらい、あんまり好きではない。

おれが走るF組の受付時間が18時ちょいすぎ。
17時半ぐらいに会場に着いて受付を済ませて、
先に走るD組やE組の様子を遠目にみていた。

スタート15分前のコール時、
みんなが集まって名前を呼ばれたあと、
たぶん、注意事項とかの説明があって、時間を置いてスタートするんだろう。

その注意事項とかの説明のとき、
みんなで集まって拍手とかして、ワーとか言ってる。

ジャスト「みんなでいっしょにがんばりましょうね、イエーイ」状態。
イヤな予感がビシビシ。

いざ、自分のコールの番がくる。

イエーイ的なこと、やんなきゃいけないのか、
と、けっこう重い気持ちを抱えながらスタート地点に行く。

走るつらさより、全然つらい。。。

とおもってたんだが、
「この組のゲストランナー、金哲彦さんでーす」
パチパチパチパチ。とか。
「18分30秒のペースメーカー、○○さんでーす」
パチパチパチパチ。とか。
「20分のペースメーカー、○○さんでーす」
パチパチパチパチ。とか。

ん? 悪くない。

勝ち負けじゃなくて、記録会。
って、こういうことなんだ。
って、わかった。

底流するのは尊重とリスペクト。
ってことなんだ。
って、わかった。



おまけに、おれの走った組の途中からナイターになって、夕暮れ時の空の色と暖色系の照明の色が映し出す感じが、ある意味ムーディーだった。

ムーディーってちょっと違うか。

百聞は一見に如かず。
ウェブのトップページの画像のこんな感じ(↓)。
これは当日のものでは当然ないんだろうけど、こういう。

オトナのタイムトライアルweb



2)ほしいものは2つだけ。

当日、会場のスタッフの人、ペースメーカーやゲストランナーの人の進行は申し分ない。
ただ、あと2つだけ満たしてくれればもっといいのに、とおもった。

1つは、事前告知のクオリティー。
もう1つは、ストップウォッチ。



事前告知。
数日前に組み分けとタイムテーブルがメールされてくる。
それはいい。

でも、当日、どうすればいいかが会場に着かないとわからない。

たとえば、受付時、ただ名乗ればいいのか。あるいはマラソン大会でよくあるエントリー確認で郵送されてくるハガキやらのような、「おれは参加者です」を証明するものがいるのか、いらないのか。

たとえば、計測はどうおこなうのか。チップをつけるのか、スタッフが目視でチェックしてくれるのか。チップがあるなら、ゼッケンについてるのか、シューズにつけるのか。

たとえば、応援にきてくれる妻子は、どこまで入っていいのか、いけないのか。



正解は。
受付はただ名乗れば、その場でゼッケンがもらえる。
チップはゼッケンについてて、周回のラップまで記録してもらえる。
応援の人はフリーパス、超ウエルカム。

おれなんかそれでも、何回かマラソン走ったりしてるし、
イヤな感じでオトナになったので、
「いざとなったら会場でどうにかすればいい」
と割り切れる。
ようになっちゃった。

でもこれら、事前にわからないと、けっこう不安になるモノ。
一言、大会要項とかFAQに追記してあると、ありがたい。



ストップウォッチ。
スタート地点(トラックの200m地点)で周回のラップを読み上げてくれた。
学校の体育の授業みたいな「88、89、90、91」といったぐあいで。

それはそれでいいんだが、
ゴール地点に経過時間を表す時計を置いてくれるといい。

よくトラック競技にある、黄色い枠でできたでっかいデジタルの。
みたいなもの。

トータルタイム的に、頼りになるのは持参した時計。
結果は数十分後に貼り出されるプリントアウト。
では、ちとさびしい。

というか、走ってる途中、
オフィシャルな手がかりがなにもないのはどうなのよ、という。



3)ほか、細かいこと。
テキトーに、箇条書きで。

○参加料2000円はうれしい。のだが、もろもろ考えてあと1000円2000円プラスでももんだいない。というか、おれは出る。
○逆にこれでペイできんの? もろもろの運営費含めて、という。もし継続性を視野に入れるとしたら、なおさら。
○ペースメーカーが1組あたりタイム別に2~3人いるって、超手厚い。
○「タグをつけてゴール地点に行くと、計測がはじまっちゃうかもしれませんよ」のアナウンスにビビり、トラック外周のウォーミングアップをためらっちった。
○BGMがチョー昭和。悪くない。
○金さん、ややオーバーウエイト気味?
○この予算じゃキツイかもしれないけど、給水はやっぱスポーツドリンクがいいな。
○画像や動画がほぼ即日アップされて、IT社会も悪くないな、と。

そんなこんなの、初記録会。ほぼ初トラック。
大いに刺激を受けました、とさ。

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