キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

レース経過―つくばマラソン

2012年のつくばマラソンの記録。のつづき。
速く走るより大切だとおもうこと―つくばマラソン(2012/11/26)
ウォーターローディングってなんじゃらほい―つくばマラソン(2012/11/26)

おのれのレース経過記録と
2012年版つくばマラソンあるあるで締める。

もういい加減クドいんだが、いきがかり上、記録証。
みたび、ジャーン(↓)。
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2012つくばm
ネットで3時間21分31秒。



まずはレース経過から。
タイムはガーミンヌから。

ガーミンヌでは総距離が42.44km。
現場の距離表示とは前半で50~100m、
終盤で150~200mぐらいずれてた。

あと、自動停止機能をONにしたままだったので、
トイレ休憩では動いてない。

なわけで、40km以降が不明確だが、
途中のおおよそのペースはこんなもん。ということで。



キホンがキロ4'48"(5kmで24分)ペース。
スタートから5kmは混雑とかあるだろうし、5km25分台でOK。
30km以降はごぼう抜き祭り。

トータルで3時間20分ぐらい。
あわよくば3時間15分をうかがう。

が、事前の設定(&目標&夢)。



スタート~5km
25:30/25:30(5'21"、5'05"、5'10"、4'54"、5'00")
左がラップ、右がトータルのタイム。カッコ内は1kmごとのラップ。以下同。

Cゾーンからのスタート。
筑波大の構内を出て陸橋の手前まで。
最初の混雑はいつもどおり。どのマラソン大会もいっしょ。
いろいろ整えてるうちに「もう5km」という感じ。
ラップは「遅えなあ」とはおもってはいたが、
人が多いし、流れに身をまかせてゆっくり。

ひとつ、完全に印象とか記憶の話なんだが、
「筑波大のキャンパスから陸橋まで、あんなに距離あったっけ?」

5~10km
24:24/49:54(4'59"、4'56"、4'41"、4'49"、4'59")

スタート前から尿意があったので、7kmすぎのトイレに寄る。
行列ができていなかったし、
「膀胱に貯まってるのが少ないぶん、短時間で済むだろう」
というもくろみ。
runtasticによるとこの1kmが5'56"だから、
だいたい1分のロス。

あと、ここまでちょっと遅すぎて
このままダラダラいくのもイヤだったので、
トイレを出てから意識的に少しだけスピードアップ。
コースの右端を走る。

なんだが、東大通りに出てから(12kmぐらい?)、
片側2車線の道路の1車線分しか使えないので、
ふたたび渋滞状態でペース上がらず。

「やべえ。きょうはそんなに調子よくない」を自覚。
陽射しが強いので、意識的に水分を頻繁に摂る。

10~15km
24:08/1:14:02(4'51"、4'45"、4'46"、4'50"、4'58")

イマイチ流れに乗り切れないまま、推移。
日なたと日かげで体感温度が全然違うことに気づき、
きょくりょく日かげを走るように。

15~20km
24:32/1:38:34(5'01"、4'57"、4'57"、4'57"、4'40")

ペースが上がらないまま、15kmすぎぐらいからふたたび尿意。
「なんでだよ!?」とおもいつつ数キロ進む。
20km手前でトイレへ。
runtasticによるとこの1kmが5'44"だから、まただいたい1分のロス。

日かげも少なく、じゃっかんの向かい風。
「折り返したら追い風になるし」とモチベーションを保つ。

トイレ後、「ここで流れに乗らないと、つくば終わっちゃうぜ」
と再度ペースアップ。

20~25km
23:31/2:02:05(4'42"、4'28"、4'44"、4'48"、4'49")

21km~22kmでペースが上がってるのは、
折り返し直後、家族が沿道にいて、テンションが上がったため。

中間点に正式な時計があり、
ネット&トイレ休憩とグロスタイムとの間が
5分以上あることを知る。
正式なネットタイムは分からないまま。

精神的には、いちばん余裕で穏やかだった区間。
カラダも軽くなってきて「あ、実は絶好調かも」とおもい直す。

25~30km
23:10/2:25:15(4'40"、4'44"、4'38"、4'43"、4'25")

25kmぐらいから「飛ばしてえ」をドードーする区間。
27kmぐらいで和大原を右折し、東大通りに出た直後の30kmまで、
どうやってパワーを貯めるかしか考えていなかった。

このあたりから、みんな徐々にペースダウンしだす。

必然的にイーブンペースでどんどん追い抜けるので、
気分が高まり、ペースアップしたくなる。

「飛ばしてえ」が抑えきれなくなった29km地点からは
「ピッチを速めてストライドを狭くする」
つまり、ペースはそのまま。

ガーミンの距離表示で30kmになったら行ってもいいですよ
(このへんで実際より150mほど手前)と
自分に問いかける。

30~35km
21:18/2:46:33(4'15"、4'15"、4'11"、4'18"、4'19")

残り、いつも走ってる河川敷の1周分とおもい、スピードアップ。
これでも道幅が狭くて、思いどおりに走ってるとはいえない。
「ゴールまでサブ3ペースで行けるぜ」
ぐらいノッていた。

「キョウノオレゼッコーチョーダシ」とぶつぶつ、つぶやきつつ。
おれ史上最高のごぼう抜き祭り。

35~40km
22:12/3:08:34(4'14"、4'23"、4'26"、4'37"、4'32")

サブ3ペースで押せるほど、甘くない。
35kmすぎの陸橋の上り下りで力を使っちゃったのか、
ややペースダウン。
ムリに上げずに「ラスト1kmの陸橋を越える体力を温存してる」
と強引なプラス思考。

保育園付近で「残り5km」の表示が出るが、
カウントダウン方式はつらくなるからしない。

筑波大構内、「段差にご注意」の段差は、
ほんとうに実際ご注意が必要。
対向車線を走ると回避できる。

40km~ゴール
10:24/3:19:12(4'19"、4'20"、1'45")

第2折り返しすぎで、おれさまを抜いていく人が現れる。
確かにペースダウンを自覚していたが、
終盤で抜かれた経験がないので、ちょっとあせる。
とりあえずその人に食らいついていくことにする。

けっきょくゴールで30mぐらい離されただろうか。
でもおかげで、ゴールまで最後のクソ力を出せた。
「壁」こと平塚通りとの陸橋も、去年よりラクに通過できた気がする。

このあたり、
顔を歪め、声に出して自分を叱咤しながら走ってたので、
周りのランナーとか沿道の人はなんだコイツ
とおもったことだろう。

「こいつに付くって言ったじゃんか。離れてんぞ!」
「てめえ、半年間、なんのために走ってきたんだ!」
などと、ガラにもなく体育会系じみた根性論を
くり出すくり出す。

いつもそうだが、池がみえてから、競技場の入口までが
異常に長く感じた。



ネットタイムは記録証をもらってはじめ知り、
軽くショックを受ける。

それによると、中間点(グロスタイム)は1時間49分11秒。
スタート地点まで2分37秒かかってるので、
前半のハーフは1時間46分34秒。
するってえと、後半は1時間34分57秒。

まあ今回もネガティブスプリットなわけだが、
やはり前半が遅すぎた。
「後半このままで、前半を100分ぐらい」でいけるといい。

などと実は達成感でいっぱいのトラタヌを繰り広げる。
という、ある意味ゴール後、いちばん幸せなひととき。



ゴールしてからは、
準備していたプレモルを開けつつ、
初フルのポエ夢氏を沿道で待つ。

ポエ夢氏はおもったよりだいぶ早く帰ってきて、びっくり。
おれの初フルとあんま変わらない。
2、3年したら立場が逆転してるかもしれないぜ。
とけっこうマジで。



あ、長え。
あるあるはやっぱ次回。で。