かすみがうらマラソン。
参加して体験したこと、実感したことなど
すごく大雑把に述べていく。
とりあえず、走ってから10日以上経つし、
自分のなかで賞味期限がきれちゃったんだが、
なんかこれをしておかないと次に進めないみたいな気分になるので、いちおう。
ボトル、ネーック。
言ってみただけ。
脳内では、ネイティブのすげえいい発音がこだましてる。。。
来年の今ごろとか、全然知らない人がたまたまここをのぞいて、
少しでも参考にしてくれたら、この上なくホンモウデスナ。
いちおう、2012かすみがうらマラソンにかんするエントリーの一連(↓)。
→超ネガティブ (2012/04/16)
→ごぼう抜き祭りと230オンナ(2012/04/21)
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よかったところ、あんまりよくなかったところ含めて、挙げていけばかぎりなく細かくなるんだが、
人多すぎ
距離表示がわかりづらい
が、おもな2つ。
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人多すぎ
とくに荷物を預けるときとトイレが大混雑。
正直、会場のキャパを超えてるゾともおもうが、そんなことは運営する人が考えればいいことなので、措く。
荷物預けとトイレは「時間に余裕を持つ」としかいいようがない。
んだけど、
あんまり早く荷物預けちゃうと、気候によってはカラダが冷えちゃうし、
あんまり早くトイレを済ませると、スタートするころ、もう一度行きたくなる
というジレンマもある。
以下、下線部が人多すぎの具体的事象。
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トイレ
これは個人的に失敗だった。
着いてすぐ一度目、着替えて荷物預けて二度目、というプランだったんだが、
余裕をかましすぎ&大混雑で二度目を諦め、スタート地点へ。
7kmすぎで行って3分ほどロスした。
そのトイレは大会で設置されたのではなく、沿線の施設が好意で開放してくれてるもの。
混んではいなかったものの、まさかの土禁。
ガマンしていたぶん排泄が長くなったのはしようがないとしても、
シューズの着脱は精神的にものすごく焦った。
つくばでトイレ後に取り戻そうとしてオーバーペースになってしまったので、焦る気持ちをドードーすることだけを考えた。
もちろん、好意でトイレを開放してくださった施設にはなんの否もない。
スタート前にトイレをすましておかなったおれが悪いんである。
フォローでもなんでもなく。
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スタート
出場者数が多いのである程度の混雑はしようがないとおもっていたんだが、
正規のスタートライン付近で、ヘリからの空撮。
ただでさえ走りにくい&ペースが遅いのに、みんなカメラに向かってポーズをとるので、さらにスピードダウン。
流れにまかせて歩くことにした。
ここで焦りすぎたりとか、人をかきわけてでも前に進んだりとか、
よぶんな労力をつかわないほうがいい。
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給水
人数の多寡にかかわらず、給水所ってすごくロスになるし、ほかの人と衝突する危険も多い。
給水の練習ってのは、おれもさすがにしたことがないんだけど、
うまく給水するぜと気に留めておくぐらいのことは、欠かせないとおもうんである。
練習できないんなら、本を読んでやり方ぐらい押さえておくべき。
実際は、立ち止まったり、歩いたり、コースに復帰するときにまわりを見なかったりとか、ちょっと意識が低いように感じる。
よく通勤電車や自動改札で、自分が乗った、あるいは改札を通過した瞬間に立ち止まるババアいるじゃん。あれ、ほんとウザイじゃん。と。
それとおんなじ。
とくに後半になると疲れてるし、確実に取りたい気持ちもわからんでもないが、ちゃんと取ることとおなじぐらい、流れを乱さないとか人にメーワクをかけないって大事な気がする。
じゃあ、おれが人にメーワクかけてないかといわれても、知らんが。
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あ、コップだのバナナの皮を路上に捨てるのは論外ね。
立ちションするのは、それ以前ね。
守れないヤツは走る資格ナシ。即失格でいいんじゃね。
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ちなみにおれは、給水を飛ばしてもいいように150mlのペットとザバスのゼリーを3袋、ポーチに入れて臨んだ。
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電車
常磐線が異常に混む。上野から土浦まで、60~80分ぐらい。
鈍行か急行、特急かによって所要時間は変わる。
ケツロンからいうと、特急の指定席を予約しといたほうがいい。
行きは立ちんぼによるムダな脚の疲労を防げるし、
帰りは疲れてて、立ってるだけでも予想以上につらい。
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おれはタカをくくって、予約しなかった。
その代わり、行きは千代田線の直通電車で松戸まで座っていった。
帰りは、ゴール後、すみやかに帰路につこうと画策していた。
(帰りは親戚にバッタリ会って、けっきょくまんまとラッシュな時間になってしまったんだが。
でも親戚に会えたし、カレーをごちそうしてもらえたんで満足なんだが)
松戸から常磐線で立っていて、たしかに脚の疲労もそうなんだけど、
「走る前に脚が疲労しちゃうよなあ」とおもっていること自体がよくないな、とおもった。
ただでさえ、フルマラソンを走るって一定の覚悟が要るもの。
走る前はなるべく不安要素を排除しておきたいわけで、精神的な安定を得るためにこそ、指定席予約が必要だなと実感しました、とさ。
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距離表示がわかりづらい
これ、今回のかすみがうらマラソン、運営面でほかにまったく不満点がなかった。
というよりむしろ、感激するほどすばらしかったため、ザンネン感が際立った。
ザンネン感というのは、走ってるときの精神的なダメージという意味で。
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かすみがうらの距離表示は、ほかの多くのマラソン大会とおなじく1kmごと。
プラカードを持ったボランティアのかたが立っていてくれたりする。
ただ、歴史ある大会であるためか(は知らんけど)、コースの電柱に表示があったりもする。
それがプラカードとズレてて、どっちがホンモノかわからない
というきょくめんがいくつかあった。
毎回、距離を計測しているんだろうから、そのズレは仕方ない。
んだが、走ってるとき、そういう小さな「何なんだ?」って疲労につながるストレスとして、ちょっとずつ利いてくるもん。
50mとか100mとかズレてると、ラップだってわからなくなる。
おれはGPSで自動計測してくれるガーミンヌをつけていたので、おおよそはつかめたが、手動でラップとる人は参っちゃうだろうなとおもった。
というか、逆に途中で距離表示不信になり、ガーミンヌだけを頼ることにした。
小さなストレスと孤独感ってバカにできない。
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とはいえ、距離表示のズレはガーミンヌだって必ずあるし、まあいい。
それ以上にストレスだったのは、「もうすぐ○km地点」という電柱の表示がたてつづくこと。
こっちがむしろ、キツかった。
スポーツ中継をみていて、
「CMのあと、いよいよ男子100m決勝」
「このあと、浅田真央登場」
みたいので、1時間も2時間もひっぱられる。
あれと近似値。
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いやあ、こうしてまとめるとなんか、おれの小ささが際立つようだね、いやはや。
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ついでにいきおいで「おもな2つ」以外でおもったのは、
坂は気にしなくていいということ。
ほぼ平坦なコースのなかで
○序盤、常磐線を越す陸橋が2回
○2、3km地点での上り
○15km付近での谷
○中間点付近での下り
という坂がある。
コレ、まったく無視してかまいませーん。
一度目の常磐線と最初の上り坂なんて、スタート地点でまだ落ち着いてないころに「気づいたら終わってた」ぐらい。
上り坂でペースダウンを気にしてがんばりすぎたり、下り坂でペースが上がりすぎないよう自制するのも、必要以上に考えるとかえって疲れちゃうぜ、というのが実感。
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おれは今回のかすみがうらにかぎらず、
上り坂と向かい風はフォームチェックの絶好の機会
と考えることにしている。
脚をムダに使っていないか、へっぴり腰になっていないか、アゲインストな状態だとチェックしやすいからだ。
いやもちろん、上り坂だって向かい風だってないほうがいいにきまってる。でも必ずあるんだからしようがない。むりやり、プラス思考するんである。
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下り坂で自制するのもどうかとおもう。
ペースアップしろ、という意味ではなくて、ここでもフォームチェックしてちゃんと腰が入っていれば、自然にペースは上がる。あくまで自然な範囲で。
それを抑えるということは、腿に負担があるでしょうよ、ということだ。
これは正解かどうかは、知らん。おれがそうしてるというだけ。
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ちなみに、今回、前半が向かい風、後半が追い風、という予報だった。
だから前半、いつにも増して脚をつかわずに行くかこまめにチェックできたのはよかった。
結果論として。
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ほんと、ほぼギャグなしなエントリーになっちった。。。
ありがとうございます!
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