かすみがうらマラソンの記録その2。
○その1 今回、強くおもったこと。
→2つだけ言わしてくれ 2014かすみがうらマラソンその1(2014/04/20)
○その2→このエントリー。
○その3
→スタート前の行動記録など 2014かすみがうらマラソンその3 (2014/04/22)
本編に入る前に、ジャーン(↓)
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3時間11分23秒(ネット)
3時間12分19秒(グロス)
記録証をクリックすると、ラップがみえるていどまで拡大される。
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タイムはそれぞれ
上段はガーミンヌ、下段は公式。
ガーミンヌでは総距離が42.51km。
現場の距離表示とのズレは
前半で50~100m、後半で300~400mホド。
が、ガーミンヌをみながら走ってたので
併記しとく。
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想定は
ハーフまでキロ4分40(5km23分20)。
32kmまでキロ4分35(5km22分台)。
以降、キロ4分15。
トータルで3時間12分前後。
32km以降をキロ4分15でいけるかは
ちょっとわからないケド
3時間15分は切っとかないとな、と。
スタート~5km
24:11/24:11(5'27"、4'51"、4'49"、4'30"、4'34")
25:16/25:16
Bゾーンからスタート。
常磐線の最初の陸橋をわたるまではノロノロ。
ヘンに逆らわず、直線的に進んで脚を使わないことを心がける。
「直線的」ってのは、ひとをよけて蛇行したり
空いてるからって歩道に乗り上げたりしないこと。
というのは去年の反省から。
→トンネルを抜けると、そこは絶望感だった―2013かすみがうらマラソン2/4(2013/04/22)
まっすぐ以外に進むって、ダメージがけっこう蓄積されんだよね。
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5~10km
23:21/47:32(4'34"、4'39"、4'36"、4'43"、4'49")
23:28/48:44
序盤、給水は欠かさず取った。
目先のラップを想定の4分40に合わせることより
カラダの調子に合わせて余裕を持つことを優先した。
余裕をかましすぎて9km以降にペースダウンしてる。
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ちなみに、去年おととしのくり返しになるが。
日立建機をすぎるあたりまでのアップダウン
(スタートしてすぐの常磐線の跨線橋、
右折してからの上り、7km前後の常磐線の跨線橋)
は、スタート直後のどさくさでそう気にならない。
逆にいうと、
体力が満タンな序盤で気になっちゃうのは
オーバーペースか何らかのムリをしてる。
ということと、じぶんで判断している。
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10~15km
23:17/1:10:49(4'44"、4'44"、4'40"、4'40"、4'29")
23:25/1:12:09
9km以降の流れに乗ってしまい、遅めの推移。
余裕も驚くほどなくて、序盤は
「あ、きょうゼッコーチョーかも」とおもったが
「カラダが重くて仕方ねえな」と考えをあらためる。
15kmだけやけに速いのは、ナゾだ。
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15~20km
23:18/1:34:07(4'46"、4'43"、4'43"、4'34"、4'32")
23:33/1:35:42
給水をたえず多めにとってきたので、軽く尿意を感じる。
ただ、ゴールまでガマンできないホドではなかったため
あまり考えないことにする。
それより気がかりなのは、スローペースにはまっちゃったこと。
弱ったなあとか考えてるときにちょうど
おれさまちゃんを追い抜いていくチャンネーがいた。
迷わず、ケツを追いかけることに。
で、19km以降のペースアップにつながる。
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20~25km
23:00/1:57:07(4'39"、5'09"、4'24"、4'27"、4'21")
23:41/1:59:23
あいかわらずカラダが重たいので、
精神的にリフレッシュする手だてを考える。
かたや、
チャンネーツーケーのおかげさまをもちまして
ペースは安定してきた。
中間点の通過はネットで1:39:46。
100分以内なので許容範囲。気にしない。
中間点をすぎてすぐ
折り返し前、下り坂入口のトイレ。
お、空いてるじゃんか。
去年はここで行列にもはまり、3分近くロスしたケド
並ばなければ1分弱で済む。
たしかに1分のロスは痛いが、チェンジ・オブ・ペース。
それまでの停滞した流れをブツッと断ちきりたかった。
損して得とれ。
戦略的トイレだ。
損して得トイレ。のアンクルなウイット三段活用。
やるっきゃな~い。
とマドンナ旋風の土井たか子なていで飛び込む。
トイレでは
「出てからもペースを上げすぎんな」
とおのれに言い聞かせながら
あえてゆっくりゆっくり放出。
アタマのなかが予想以上に整理された。
とはいえ「折り返したぜ」
という高揚感も手伝って、ペースを
「4分30かからないぐらい」にあげる。
たぶん戦略的トイレしなかったら
折り返し後の3段階のペースアップはできなかっただろう。
いまおもえば、だケド。
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25~30km
21:53/2:19:00(4'25"、4'24"、4'17"、4'24"、4'23")
21:55/2:21:18
ペースアップしてみるとあんがい、カラダがよく動く。
ランニングハイとかじゃなく
変に抑制するより、キロ4分20台前半が
どうもきょうのじぶんに合ってるようだ。
というわけでストライドというより
ピッチをあげてそのまま行く。
28kmでさらに少しペースがあがってしまったが
「32kmまではまだまだジョグだろ」
と独りごちながら抑制する。
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30~35km
21:21/2:40:21(4'18"、4'22"、4'09"、4'17"、4'15")
21:27/2:42:45
「まだまだジョグだろ」
って言い聞かせるのはたいがい
ゼッコーチョーを自覚してるとき。
前言ひるがえしで、コンピューター超人こと
おれのプログラミングを
「キョウ、ゼッコーチョー」
に書き換えた。
32km地点では
「よーし、いくぞー」
と、歌謡界の大御所のなまえを
成田童夢なていで叫ぶ。
成田童夢なていかはともかく
叫んだのはホント。
ただ、板橋のときに張り切ってペースアップしすぎて
すぐに失速したので、
「腹に気持ちグッと力を入れる」ていどにする。
→33kmで飛ばしすぎちった(レース経過) 2014板橋cityマラソン(2014/03/23)
それでもわりと余裕で
サブ3ペース(4分15)前後でいけた。
気持ちがグングン盛り上がる。
基準をキロ4分に据え直そうとも考えたが
さすがにやめとく。
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35~40km
20:49/3:01:10(4'11"、4'05"、4'12"、4'14"、4'07")
20:36/3:03:21
流れに乗るだけ。
ただ、ラスト5km、
生活道路が終わり、バイパスに出たあたりから
さすがにバテてきた。
いま理想としてるフォームで走るとき
視線はやや上、というか
水平に遠くをみわたす感じになる。
でもなかなか近づかない土浦駅のビル群。
もうフォームを気にする段階ではないし
あえてフォームを崩し、5m先の道路をみて
一歩一歩に集中するよう切り替える。
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40km~ゴール
4'08"、4'12"、1'58"(42.51km)
08:58/3:12:19
40km地点でタイムを確認したところ、
残り2.195kmを9分ぐらいでいければ
11分30秒でゴールできるようだ。
目標をそこに据えて、最後のムチ入れをおこなう。
バイパス沿いで演奏してくれているブラバンには
脱帽して最敬礼しながら通りすぎる。
「おれだけのためにやってくれてる」
とおもいこみ、火事場のバカぢからを出そうとした。
沿道の使い方
というと言い方がわるいが、
そこらへんは次エントリーで触れる。
ゴールの競技場に入る角を曲がってからは
前にいる20m以内のひとは全員抜こう
という気持ちでラストスパート。
ゴールの瞬間はヤッターと絶叫しちまった。
ゴールで声を出したのは、これがはじめて。
たぶん脳ミソから変な麻薬物質が出てたんだろう。
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うーむ、このエントリー。
ちょっと感想に寄りすぎて
とりとめなくなっちったかも。
次エントリーはもっと役立ちそうなこと、書きマス。