ヒトサマがせっかくしてくだすった企画。
それをわざわざこういう表題で書くのは
たかしさんにものすごく失礼だってこと。
わかってる。
最初にケツロンを言っとく。
「甲子園ボウルが観たかったから!」
ファッ!
なおさら言うひつようなくね?
よしんば事実だとしても。。。
*
おれは初代のぼっち練ゼッケンを持っている。
「じぶんが初代ホルダーである」
ってことに、ある種の誇りを持ってる。
ほんらい。
初代だろうと2代目だろうと何色だろうと
よしんばトガーさんがブチ切れた偽物だろうと
優劣とか上下とか貴賎は、ない。
が、「初代ホルダー」であることに
おれはわけのわかんない誇りを持ってる。
「ファーストガンダムのアニメ化に
制作としてかかわったんだぜ!」
ガンダムに大してキョーミねえし
ファーストガンダム以外、みたことねえので
あんま知らねえから
ツッコまれるとキョドっちゃうが
まあ、そういうようなニュアンスだ。
ごく、フィーリング、だ。
*
初代ホルダーの誇り。
を持ってるということは、同時に
義務、責任感を背負うべきだ
とも、おもってる。
つまり、「ぼっち練」の匂いがしたら
参加するのが義務デアル、と。
まあ総じて、「どの口が言ってんだ」
って感じだが、措く。
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。
*
この時期は10年近く、
「おれは何のためにはたらいてんだろう?」
午前3時くらいにふと考えちゃうぐらい
忙しいフリをしてきた。
なので10年近く、甲子園ボウルも
福岡国際マラソンもリアルタイムで
観たことがなかった。
からの、今年は観れるぜ、と。
よっしゃ、観るぜ! と。
あ、甲子園ボウルってのは
アメフトの大学日本一決定戦ね。
今年は関西学院大学vs早稲田大学でもって
おこなわれた。いちおう、ね。
*
甲子園ボウルは12/18(日)。
13時からテレビで生中継もある。
こりゃ、欠かせねえ。
かたや、ぼっち練も12/18。
ぼっち練は皇居で朝9時半からなので。
物理的に、参加しようとおもえばでける。
が、同時に忘年会もおこなわれる。
走ったあと、ウタゲにイッチョカミせず
おとなしく帰ることなど、でけようか。
物理的に、不可能だ(?)。
というわけで、早々に不参加表明をした。
はたして、わざわざ
不参加表明するひつようがあったのか
どうかは、わからない。たぶん、ない。
*
義務なんてしょせん、そんなもんだ。
いっさいはたらいたことねえし、
脱税しまくりだし、
子どもを学校になんかぜったい行かせねえ!
選挙なんか、行ったことねえ!
ワイルドだろお(←再来年の流行語大賞)
ま、まじすか!?
*
いずれにしろ。
走るなら、日曜の午前中に済ましとく
ひつようがある。
ジツは
「ほんまもんの世田谷246フル」
をカマしてやろうかなとも考えてた。
世田谷246ハーフの折り返し点である
わが家の目の前から、国道246を遡上し
皇居を1周して帰ってこれば、
およそフルぐらいの距離になる。
「皇居をカスった」って既成事実でもって
ぼっち練に参加したことにしちゃおう。
よしんば誰にも会わなければ
ムッツリ的にちょっと、おいしくもあるし。
*
甲子園ボウルをちゃんと観るために
「ほんまもんの世田谷246フル」
をカマすには8時スタートが必須だったが
まあ、そこらへんはねぼうしたので。
「なかったこと」にして
マイコース「1周」12.3kの
TTをカマすことにした。
*
いっぽう、前日土曜の午後。
萌え太郎さんがLINEをくだすった。
ロンのモチ、二つ返事で
「よろしくおねがいしますっ!」
日が暮れると地面が見えなくなって
狛江の砂利道はおっかないので
「では15時スタートで!」
高らかに宣言した。
その直後に気づいちまった。。。
*
あれほど観たかった甲子園ボウル。
13時にはじまる、ということは。
アメフトの試合って3時間ぐらいかかるので
16時すぎまで。
いちばんの勝負どころ。
第4クオーターが観られねえじゃねえか。。。
きょうの萌え太郎さんのブログにコウあった。
この時点で30㎞に到達。家に着いてシャワーを浴びた。いやいやいやいや。
さぁ行こう狛江の帝王がいる多摩川の河川敷へ…
いや、こっちから誘った手前断れないけど、なかなかの疲労感。
断ってくれてもよかったんですって。
甲子園ボウルうんぬんじゃなくってね。
とか、いい顔しようとしてるが
言ってることがシリメツだぞ、キクチ。
*
午前中にマイコース「1周」TTをカマし。
そのあと、ムスメっこのポイント練習もカマし。
12時には帰宅。
シャワーを浴びて飯を食い、TVの前へ。
来い、甲子園ボウル、来い!
途中までしか観らんないケド
ひさびさの甲子園ボウルを堪能してやるっ。
かくして、甲子園ボウルがはじまった。
*
アメフトを観るのは、すきだ。
観はじめたのが社会に出てからなので
「おれイズニワカ感」が拭い去れないものの
ふとおもいかえしますれば20年近く経つので
「年季だけ積んだニワカ」にはなってる。
そして、ふと気づく。
おれは早稲田にも関学にも
ビタ一文おもいいれはねえし、
早稲田と関学の甲子園ボウルなんか
大して観たくもねえ。ってことを。
でもせっかくだからって観てたら
まあ、それなりには、おもしろい。
っていうか、
じぶんのなかでじぶんのおもしろがりかたを
なんとか見出だそうと、探り探り観てる。
と、こういう(↓)。
キクチヒロシ@kikuchiroshiにょうぼうはむかしむかしにょうぼう。「もう甲子園ボウルの季節かあ。ところで甲子園ボウルってどこでやってんの?」
2016/12/18 13:31:54
「アメフト」にも「甲子園ボウル」にも
まったく無関係だったというわけではない。
ので、その季節感の感じかたはわかりる。
でも、だからこそ、なんじゃそりゃ?
*
一気に気が抜けた。
というか、あらたなことに気づいた。
「TTの疲労、ハンパなく残ってるぞ?」
「このまんまじゃ萌えコース、走れねえぞ?」
TVの真ん前に座布団を連ね、
毛布をひっぱり出し、
念のため、14時半に目覚ましをかけ、
カラダを横たえながら観戦することにした。
*
かるく、まばたきすっと、目覚まし。
「ピピピピッ! ピピピピッ!」
やべえやべえ。
あわてて飛び起き、準備をする。
家を出る直前、TVを消し忘れたことに気づく。
リモコンを手に取り、TVに目をやると
いかついひとたちが広場を走り回ってた。
第3クオーター開始直後、
21対7で関学が早稲田をリードしてた。
「ふーん。。。」
TVを消し、ううさびいとか独りごちつつ
萌え太郎さんとの集合場所に向かったんであった。
義務はかならず、果たさねばならぬ。