キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ぼっち練にいかなかった理由

ああ、わかってますって。
ヒトサマがせっかくしてくだすった企画。

それをわざわざこういう表題で書くのは
たかしさんにものすごく失礼だってこと。
わかってる。
つって書いてんだから、わかってねえじゃんか。

最初にケツロンを言っとく。
「甲子園ボウルが観たかったから!」

ファッ!
なおさら言うひつようなくね?
よしんば事実だとしても。。。



おれは初代のぼっち練ゼッケンを持っている。
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「じぶんが初代ホルダーである」
ってことに、ある種の誇りを持ってる。

ほんらい。
初代だろうと2代目だろうと何色だろうと
よしんばトガーさんがブチ切れた偽物だろうと
優劣とか上下とか貴賎は、ない。

が、「初代ホルダー」であることに
おれはわけのわかんない誇りを持ってる。

「ファーストガンダムのアニメ化に
制作としてかかわったんだぜ!」

ガンダムに大してキョーミねえし
ファーストガンダム以外、みたことねえので
あんま知らねえから
ツッコまれるとキョドっちゃうが
まあ、そういうようなニュアンスだ。

ごく、フィーリング、だ。



初代ホルダーの誇り。
を持ってるということは、同時に
義務、責任感を背負うべきだ
とも、おもってる。

つまり、「ぼっち練」の匂いがしたら
参加するのが義務デアル、と。

まあ総じて、「どの口が言ってんだ」
って感じだが、措く。
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。



この時期は10年近く、
「おれは何のためにはたらいてんだろう?」
午前3時くらいにふと考えちゃうぐらい
忙しいフリをしてきた。

なので10年近く、甲子園ボウルも
福岡国際マラソンもリアルタイムで
観たことがなかった。

からの、今年は観れるぜ、と。
よっしゃ、観るぜ! と。

あ、甲子園ボウルってのは
アメフトの大学日本一決定戦ね。
今年は関西学院大学vs早稲田大学でもって
おこなわれた。いちおう、ね。



甲子園ボウルは12/18(日)。
13時からテレビで生中継もある。
こりゃ、欠かせねえ。

かたや、ぼっち練も12/18。
ぼっち練は皇居で朝9時半からなので。
物理的に、参加しようとおもえばでける。

が、同時に忘年会もおこなわれる。
走ったあと、ウタゲにイッチョカミせず
おとなしく帰ることなど、でけようか。

物理的に、不可能だ(?)。

というわけで、早々に不参加表明をした。

はたして、わざわざ
不参加表明するひつようがあったのか
どうかは、わからない。たぶん、ない。



義務なんてしょせん、そんなもんだ。

いっさいはたらいたことねえし、
脱税しまくりだし、
子どもを学校になんかぜったい行かせねえ!
選挙なんか、行ったことねえ!

ワイルドだろお(←再来年の流行語大賞)
ま、まじすか!?



いずれにしろ。
走るなら、日曜の午前中に済ましとく
ひつようがある。

ジツは
「ほんまもんの世田谷246フル」
をカマしてやろうかなとも考えてた。

世田谷246ハーフの折り返し点である
わが家の目の前から、国道246を遡上し
皇居を1周して帰ってこれば、
およそフルぐらいの距離になる。

「皇居をカスった」って既成事実でもって
ぼっち練に参加したことにしちゃおう。
よしんば誰にも会わなければ
ムッツリ的にちょっと、おいしくもあるし。



甲子園ボウルをちゃんと観るために
「ほんまもんの世田谷246フル」
をカマすには8時スタートが必須だったが

まあ、そこらへんはねぼうしたので。
「なかったこと」にして
マイコース「1周」12.3kの
TTをカマすことにした。



いっぽう、前日土曜の午後。
萌え太郎さんがLINEをくだすった。
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ロンのモチ、二つ返事で
「よろしくおねがいしますっ!」

日が暮れると地面が見えなくなって
狛江の砂利道はおっかないので
「では15時スタートで!」
高らかに宣言した。

その直後に気づいちまった。。。



あれほど観たかった甲子園ボウル。

13時にはじまる、ということは。
アメフトの試合って3時間ぐらいかかるので
16時すぎまで。

いちばんの勝負どころ。
第4クオーターが観られねえじゃねえか。。。

きょうの萌え太郎さんのブログにコウあった。
この時点で30㎞に到達。家に着いてシャワーを浴びた。

さぁ行こう狛江の帝王がいる多摩川の河川敷へ…
いや、こっちから誘った手前断れないけど、なかなかの疲労感。
いやいやいやいや。
断ってくれてもよかったんですって。

甲子園ボウルうんぬんじゃなくってね。
とか、いい顔しようとしてるが
言ってることがシリメツだぞ、キクチ。



午前中にマイコース「1周」TTをカマし。
そのあと、ムスメっこのポイント練習もカマし。
12時には帰宅。

シャワーを浴びて飯を食い、TVの前へ。
来い、甲子園ボウル、来い!

途中までしか観らんないケド
ひさびさの甲子園ボウルを堪能してやるっ。

かくして、甲子園ボウルがはじまった。



アメフトを観るのは、すきだ。
観はじめたのが社会に出てからなので
「おれイズニワカ感」が拭い去れないものの
ふとおもいかえしますれば20年近く経つので
「年季だけ積んだニワカ」にはなってる。

そして、ふと気づく。
おれは早稲田にも関学にも
ビタ一文おもいいれはねえし、
早稲田と関学の甲子園ボウルなんか
大して観たくもねえ。ってことを。

でもせっかくだからって観てたら
まあ、それなりには、おもしろい。

っていうか、
じぶんのなかでじぶんのおもしろがりかたを
なんとか見出だそうと、探り探り観てる。

と、こういう(↓)。
にょうぼうはむかしむかし
「アメフト」にも「甲子園ボウル」にも
まったく無関係だったというわけではない。
ので、その季節感の感じかたはわかりる。

でも、だからこそ、なんじゃそりゃ?



一気に気が抜けた。
というか、あらたなことに気づいた。

「TTの疲労、ハンパなく残ってるぞ?」
「このまんまじゃ萌えコース、走れねえぞ?」

TVの真ん前に座布団を連ね、
毛布をひっぱり出し、
念のため、14時半に目覚ましをかけ、
カラダを横たえながら観戦することにした。



かるく、まばたきすっと、目覚まし。
「ピピピピッ! ピピピピッ!」

やべえやべえ。
あわてて飛び起き、準備をする。

家を出る直前、TVを消し忘れたことに気づく。
リモコンを手に取り、TVに目をやると
いかついひとたちが広場を走り回ってた。
第3クオーター開始直後、
21対7で関学が早稲田をリードしてた。

「ふーん。。。」

TVを消し、ううさびいとか独りごちつつ
萌え太郎さんとの集合場所に向かったんであった。
義務はかならず、果たさねばならぬ。