キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2015しまだ大井川マラソンその1―レース経過

2015しまだ大井川、シリーズ。

このエントリーはレース経過。
以後、行動記録。その他。ってふうにまとめてく予定。

なんだがまずは、ジャーン(↓)。 ====
image
ネット3時間22分14秒。
グロス3時間22分24秒。
記録証をクリックすると、ラップがみえるていどまで拡大される。



以下、
タイムはそれぞれ
上段ガーミンヌ、下段は公式のグロス(10kごと)。

ガーミンヌでは、総距離42.34km。
現場の距離表示とのズレは50~100mホド。



想定は、キロ430で巡航からのペースアップ。
松:ハーフから3段階
竹:大エイド(32k)から2段階
梅:第2折り返しから死ぬ気で。

ともあれ最低、32kまではぜったいに飛ばさない。

タイムは二の次。
でも、つくばへの弾みにしたいな。

余裕しゃくしゃくのヒトケタ前半。
あるいは、ヒトケタ死守。
さいあく、女性の国際。

ナドト、「タイムは二の次」ぇ。



スタート~5km
22:33/22:33(4:27、4:32、4:31、4:33、4:30)

なるべく430を切らない。
3秒以内の誤差に収める。
をムネとして、淡々と。

体調はすこぶるよい。
「きょうはやっぱりゼッコーチョーだ、さすがおれ」とか考えてる。
「だからこそ、慎重に行こうぜ」とか考えてる。

2k付近で沿道にファーさんが現れてクリビツテンギョーする。



5~10km
22:34/45:07(4:34、4:31、4:28、4:30、4:31)
45:30/45:30

河川敷に出る。
島田駅に着いたときはさほど感じなかったが。
それなりに向かい風。
あと、陽射しがつおいので、木かげを積極的に選ぶ。

リバティー(って謎のコース名)はわりと
S字カーブの連続なんだが。
なるべく直線的に進む。

タータン的なところがじぶんにはちょっと柔らかすぎる気がするので。
脇のアスファルトを、反発を利用しながら進む。

まったくよゆうなので
「きょうはすげえことになるぞ」
とかノーテンキに考えてる。



10~15km
22:35/1:07:42(4:33、4:34、4:33、4:28、4:27)

あいかわらず。
コースに蛇行がなくなり、直線基調になる。
周辺にチャンネー皆無。
ツーケーをゴチソーサマでけない。

仕方なく、フォームもペースも安定してる
チャンオジのツーケーをガッツリマーク。



15~20km
22:11/1:29:53(4:28、4:29、4:29、4:26、4:19)
44:52/1:30:22

折り返し(20.3k)が近づき。
テンションがあがってペースアップしすぎないように心掛ける。

スライド区間。
19kすぎ。ハロさん。
すげえ楽しそうに進んでる。
20k手前。ニッキーさん。
ちょうどニッキーさんのハーフぐらい。
87~88分程度。
こっちまでウキウキしてくる。

ここでちょっとペース上がっちゃったが。
まさかこの20kめの419がファーステストになるとは。

このときゃ、つゆほども
お・も・い・も・せ・ず~。
む・そ・お・だ・に、せ・ず~。



20~25km
22:10/1:52:03(4:21、4:23、4:27、4:30、4:29)

中間点で時計をみると1時間35分02秒。
95分で行こうとおもってたので。
「カンペキだ!」
おれはジーコかってぐらい、声を出して独りごちる。

「折り返したら追い風になる」と楽しみにしてたのに
大安定のキープオン向かい風。謎だ。
でもおれ、ゼッコーチョー。
風はかんけいねえ。

「まったく上りではない」と言い聞かせながら巡航その2。



スライド区間その2。
プーさんというか、だれやねんさんがチョー目立つ。
「ちょっと前にハナぽんさんがいますよっ」
教えていただく。

楽しくなりはじめる。



25~30km
22:55/2:14:58(4:32、4:33、4:30、4:38、4:42)
45:17/2:15:39

さてと。イワカンな区間。

。。。


当初、まったくたのすい。

ペースアップしたい気持ちを
「まだ、ジョグだろ」とグッと抑えつつ。

「さてと、どこからアゲっかな」
とか、ノーテンキに考えてる。

「32kからの予定を30kに前倒ししても
きょうはイケるかな」
とか、ノーテンキに考えてる。

「そうすっと、PBはよゆうだな」
「むしろどこまで更新できるかって勝負だな」

クソノーテンキに考えてる。



とーこーろーがっ。
クマさんインザフォレスト。



28kを過ぎる。
「あと3分の1ぽっちか」
おもう。

しゅんかん、とつじょ、脚が微動だにしなくなる。
微動だに、ってヘンだな。

動いてはいるが、動いてない。

脚が前に出ない。
ストライドがはんぶんになった。
そんなイメージ。

脚に疲労が来てるわけでもない。
痛めたわけでも、ない。
でもラップ、どんどん落ちてく。

意味がわからない。



アタマにクエスチョンマークを浮かべてると。

「ボッチ練!」
横から声をかけられた。

「ゼッケン、前につけてるのに、どうやって見えるんだろう」
みると、ハナぽんさんだった。

さっそうと抜いていきなすったので
ついていく。



30~35km
25:21/2:40:19(4:55、5:07、5:10、5:10、4:59)

ハナぽんさんとは離れたが
ペースダウンに歯止めが利かない。

とうとう5分かかっちゃったりする。
去年の再現テープをいかんなく再現って感じだ。

大エイドでカップラーメン食いたい想いを
必死にドードー、する。
「まだ、レース中だろ」と。

ペースが一度あがってるのは、
315だかの私設ペーサー集団(?)
についていこうとしてみたから。



自己ベストだの松竹梅だの
このままいったら、それどこじゃねえ。

っていうことは自覚してる。
じゃあどこに最低ラインを据えよう。とりあえず
「200分」にした。



35~40km
27:49/3:08:08(5:14、5:36、6:15、5:19、5:25)
53:26/3:09:05

第2折り返し前後。
38kで完全に気持ちが切れて、歩く。

でも、「あ、200分ぐらいは切らないとな」
すぐ走り出す。
的なことを何度かくり返す。

第2折り返しは38.5k地点。
なかなか折り返し地点が見えてこない。

「いつ折り返すんだよ!」
独りごちる。
今年は周りに誰もいないのをじゅうぶん、確認して。



40kぐらい地点。
「ボッチ練、ファイト!」
すれ違う美女ガーが声をかけてくだすった。

その場のいきおいとかじゃなく。
もとからボッチ練のことを知ってたってふいんき。

すげえうれしかったにもかかわらず
あざすって無愛想に返すのがやっとだったのが悔やまれる。

あれはマボロシだったんだろうか。
大井川のフェアリーのしわざだったんだろうか。

そういえば、去年もおんなじような地点でおんなじことがあった。

ゴール地点を通りすぎる
35キロぐらいで沿道の女性が
「ぼっちのキクチさん、がんばって」
って言ってくれたおぼろげな記憶が
ないこともないんだケド

たぶんアレはマボロシ。
というか、大井川のフェアリーのしわざだろう。



40km~ゴール
14:08/3:22:16(6:49、5:59、1:19(3:54)(42.34km))
13:19/3:22:24

「キロ5ぐらいでいけば、まだ200分切れる」
っておもうが、もはやただおもうだけ。



(ハロさんの)残り1kぐらいのところで
ハロさんとすれ違う。

ペース、カラダの動き、表情。
ハーフ付近でスライドしたときと変わらない。

ハロさんはレース前。
「PB出したい」
「55分を切りたい」
っておっしゃってた。

その感じなら、いけまっせ!
ウキウキしてくる。



おれは、といえば。

「とにかくゴールにたどりつく」
だけが、ただひとつの目標。
ワン・アンド・オンリー。
じりじりじりじり、カラダを移動させてく。

がっつり歩いたり、気まぐれで走ったりしながら。

女性にもガシガシ、抜かれてく。
も、くやしくもなんともない。



ラスト500mぐらい。
美女ガーがけっこうなスピードで抜いてくのをみて。

ちょっとダッシュをカマそうかなとおもう。

いまさらダッシュをカマしたとて。
何の意味もない。
タイムがどうなるわけじゃない。
けっきょく1秒、負けてるしな。

でもでも。
このままじゃ負けっぱなしで、また
ゴール直前でコマネチキメちまいかねないし。

というわけで。
ぬおおおおおおおおっ。

キロ3ぐらいのダーッシュ! ロマーシュ!
チャンネーを鬼のように抜き返す。突き放す。

「そんな元気あるんなら、ちゃんと走っとけよ」っていうね。。。



なんていうか、こうね。

レースがグダグダだと
レース経過のエントリーもグダグダだな。
のいい例。



「踵じっくりなおして、かかってこいやー!」
何を言ってんだろう。1秒負けてんのにな。

とぅどぅくっ。