キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ダーハダカおじさんは、ありまーす(その1)

パシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャ ====


(キ)えー、まずは。。。
本日はお忙しいところ、こんなに多くの方にお集まりいただきありがとうございます。
今回、目的がなんだかわかんなくなっちゃったことはすべて、おれさまちゃんの不徳のいたすところで、それにつきまして、みなさまにご説明申し上げようとこのような席を設けさせていただいたしだいです。

―ん? なんかきょう、おかしくないすか?

(キ)なにがでしょう?

―端的にいえば「1行が長い」「使い慣れない『ですます』」。

(キ)おっしゃってる意味がよくわかんないのですが。あたしはいつも、平常心です。

―ともあれ、ダーハダカおじさんはほんとうにいるのか、と。

(キ)おもいかえしますれば、ですよ。
今朝、パッと目が覚めたら寝室の時計が9時35分を示していたんです。
集合時間は朝9時。しかも、あたしがお声掛けしてる企画。
そりゃあ、アセりまくりますよ。
「あちゃー、やっちまった」と。

もし千葉に住むことがあったら、八街(やちまた)だな、ぐらいのピーナッツって感じで。
まあ、八街のバヤイ、「ピーナッツ」より「落花生」のほうがしっくり来るんすけどね。

―質問とこたえがまったく噛み合ってない気がするんですが。。。

(キ)「あちゃー、やっちまった」と。
まあ、飛び起きますわな、雄叫びをともなって。

隣のふとんで寝ていたにょうぼうも、
雄叫びにビックリクリビツして目が覚めちゃったぐらいです。
「すわっ」って、いっちゃうぐらい。
「ぎゃふん」って、いっちゃうぐらい。

―はあ。。。

(キ)とりあえず、あわててトイレに入るわけです。
寝起きの排出はタイシェツですからね。

―ダジャレすか?

(キ)で、排出しながらトイレの時計を見ると。
5時05分なわけです。

もう、わけがわかりません。
ワケワカメ、ですよ。

もし東北地方に住むなら三陸しかないな、ぐらいのわかめちゃんって感じで。
まあ、桜新町の磯野さんちの隣でも、わかめ気分だけは味わえるんですが。
なにしろあすこらへんは、浜さん、伊佐坂さん、うらのおじいさんと、おとなりさん激戦区ですからね。

花沢不動産で、よく相談して決めたいとおもいます。

―だいぶハナシがそれてますね

(キ)そうなんです。
寝室の時計は9時35分。
トイレの時計は5時05分。
ちょっとしたパニックです。
なにしろ、時空のひずみに引きずり込まれてしまったわけですから。

そりゃあ、トイレを出て一目散にガーミンヌをみますよね。
なにしろ、ヤツは電波時計。
正確な時刻にかんしちゃ、右に出るものはあんまいないはずです。

―そうしたら5時07分だった。めでたしめでたしと

(キ)なんでおれより先に正解を言っちゃうかなあ。
しかもトイレ排出のタイムラグも見越して。

ともあれ。
おっしゃるとおり、朝の5時ちょいすぎでした。

「あぶねえあぶねえ」
すっかり安心して、7時にアラームをセットし
安心して二度寝をカマしに寝室に戻った。
というわけです。

―それはよかったですね

(キ)ところがですよ。
被害者がいました。
あたくしのにょうぼうです。

被害者。
おまわり用語でいえば、ガイシャですね。

クルマを運転してると、
日向くん並みの「ごういんなドリブル」
をカマしてくるヤツっていますよね。

それってだいたい、クルマのグレードで変わる。

前に割り込んでこようとされて。
ポップなカラーの軽自動車なら、意地でもこっちの列には入れないわけです。
でも、相手がガイシャならどうですか?

どうぞどうぞ!
って、ダチョウのネタばりにお譲りしちゃうじゃないですか。

ベンツやBMならいざ知らず。
フェラーリ、ランボルギーニ、ベントレー?
いやいや、見たこともない、ただ、すげえ高えガイシャだってことはわかる。
そりゃあ41年も生きてるとそこらへん、ピーンと来ますよ。

よくぞ、あたくしの前に。って。
あたしの15年落ちのカムリに。って。
むしろ、ようこそ! って。

そんな感じなんです。にょうぼう。

おれの雄叫びが雄々しすぎたのか
すっかり目が覚めてしまって。

あたしが7時のアラームで目を覚ましたときにゃ。
「しようがないから、ジョギングしてきたわよ!」って。

ドヤ顔でシャワーを浴びにいくわけです。
その戦慄たるや、ですよ。
「あのう、もしよろしければ、これからトゥギャザーでダーハダカおじさんを探しにゆきませんか?」
って、誘っちゃうんじゃないか、ぐらい。

まあ、いろいろジャマくさくて、言葉を飲み込むんですけどね。

―ダーハダカおじさんは、ちゃんと実在するんですもんね?

(キ)それはともかく。

支度して、とりあえず待ち合わせの和泉多摩川駅に向かったわけです。
集合時間の10分ぐらい前に着くと。
既に、おなじ探索隊とおぼしき人影が2つ、見えました。

1つは、おなじ多摩川沿いをホームコースとする美女ガー。
もう1つは、まさしく真っ黒い影。
いやいや、よく日焼けした古本屋さんです。

ショージキ、ムネがダンスしました。
イマドキの言葉でいえばコフコフ、ですかね?

ソロ活動も辞さない覚悟で、とりあえず集合場所に向かったんですから。

―では今回のツアーは3人で?

(キ)それがですよ。

少し待っていると、来るわ来るわ。
いつの間に、7人にふくれあがってるわけです。あたくし含めて。
北は練馬区から、南は川崎市まで。

―ソレ、レンジが狭すぎやしませんか?

(キ)うん。
おっしゃってる意味がよく理解できないのは
きっとあたしの努力不足なんでしょう。

しかも7人のなかにはですよ。

とある村にはいらっしゃらないかたも、いるわけです。
しかも2人だ、です。
おれは白髪鬼かとおもいましたよ。

―スラムダンク、大すきですよね?

(キ)「バスケットマンですから!」
まあ、丘なんですけどね。

陸サーファー、みたいな。

とある村にはいらっしゃらないかた。

1人は、月例川崎でよくお会いするかたで。
去年の川崎国際でもエールを交わさしていただきました。
春の板橋のあと、村の陣地にも顔を出してくだすった。

なので。
「ひょっとしたら、網にひっかかりやがるかな」
と期待してました。

餌食、です。
ダーハダカおじさんに捧げる生け贄みたいなもんです。
そんなこと、ご本人には言えませんケドね。

―あと1人は?

(キ)まったく面識のないかたでした。
スルスルスルっと寄ってきて
「コレはアレすか?」と。

あんたはマイケルか!
This is It.
コレはソレです。

キョライしますよね。いやおうなしに。

もう、うれしくって、おもわず
「いいえ、違います」
ってジャクろうかとおもったくらいです。

―7人で漕ぎ出したわけですね

(キ)それがですよ。
向こうのほうから、汗だくのカップルがこっちに向かって走ってくる。

お会いしたことはありませんが、
ピーン
と来るわけです。

「こいつらは、あのセレブだな」
「シカトしたら給湯室でボコられるな」
「とりあえず神保町のラーメンは、褒めちぎっとかないとな」

案の定、でした。
マジ、wktkって感じです。

ひょっとしたら今回、コレがハイライトだったかもしれません。

―ん?

(キ)ともあれこの8人、あたしも含めると9人という
超絶大所帯で、探索隊が結成されたわけです。

あとはオートマティックです。

多摩川沿いをユルユル走っていれば
自動的にダーハダカおじさんが目の前に現れる。

うただだひかるって感じです。

河川敷に移動し、服を脱ぎ
シューズ写真をyeahして。
あたしたち探索隊は、河川敷という大海原に漕ぎ出しました。

ロンのモチ
シューズ写真なんか、公開しませんよ。

―うおお、ムダにつづくんですね。。。