キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

2014しまだ大井川マラソン2 「ガンバレー!」と行動記録

しまだ大井川のまとめ。
1)レース経過と、気になるアノことと、ナメたことぬかしてホントすんませんでしたってこと
2)「ガンバレー!」と行動記録→このエントリー
3)おれのPBはとうぶん、フロックだったってことにしようとおもうんだぜ
4)おれのPBはとうぶん、フロックだったってことにしようとおもうんだぜ2
でキメる予定。

の、2回目。
いつも以上にとりとめもなく長え
しかも、つまんねえ。と予告しとく。
とりあえず、ジャーン(↓)。 ====
2014しまだ大井川s
3時間28分03秒(グロス)。
3時間27分29秒(ネット)。
例によって、画像をクリックすると
ラップがわかるていどまで拡大される。



「ガンバレー!」の破壊力

今回すげえおもったこと。

大会自体は、運営も導線もカンペキだったし
沿道の応援も、ものすごくうれしかった。

ショージキ、河川敷なので
沿道なんかほとんど誰もいなくて
板橋のデジャヴみたいなもんでしょ
とおもってた。

にも、かかわらず。っていう。



あ、本題に入る前に。

きのうの夜、にょうぼうに
あのゼッケンどうだったって訊かれたので。

「Aブロックの最後尾に並んで
Bブロックに向かってこれ見よがししてさあ。

肩をツンツンって、してくるひとがいたから
どんな女子高生だろうって
wktkでふり返ったら

ワタナベさんっていう
これもブログやってるひと。

ワタナベさんは女子高生じゃないケド
オッサンだケド、乙女心は持ってるひとで
『おめえ、はたらきすぎなんだよお』
って肘でツンツンしてくれたのよ!」

ってったら。

「へえ! ほかには誰か?」と。

「いや、ワタナベさんだけ」と。

「ぷぷぷ。
リアルボッチのボッチ練ゼッケン」と。

プギャー!

そんなきょうは、結婚記念日じゃんって
いまさっき、気づいた。

まあいい。どうでもいい。



「ガンバレー!」
ってのは、ものすごい破壊力がある諸刃の剣だ。

応援されればチカラが湧く反面、
メンタルのバランスを崩してしまった人とかには
言っちゃダメだ、ともいう。

おれはラッキーなことに
不幸とか災難にはまったく出遭わない
まったく平凡な人生を過ごしてきてる。

メンタルは違う意味でおかしい。
生まれつき。

「って言ってるの誰だー!!!」
っていきなり怒鳴りだす。
のを柱の影からみてほくそ笑んでる
ぐらい。



ので、「ガンバレー!」の諸刃の剣感。
あんまよく、わからなかった。
んだが今回、大失速してよおくわかった。

念のため言っとくが
けして不満だとかじゃ、ねえ。

たかがマラソン走っただけだし。
なんだかね。



あのう。

体調がよくてテンションもアガってるとき
ガンバレってのは
ガンバリをさらに後押しする
なんともありがたい言葉になる。

「うん、がんばる♪」って
もっとどんどんがんばれる。

「ありがとぅーー!」って
べーヤンなていで返しちゃったり、できる。



いっぽう。
つらいときはつらい言葉になる。

チカラを振り絞っても
カラダが動かない段階にきてるのに
それでもなんとかがんばってるのに
「これ以上、どうガンバレっつうのよ」
ってなる。

勝手な個人都合なのは、
ジュージューショーチ。ながら
「いや、がんばってますんですって」
って、なる。

「ガンバレ!」って言ってくれる
沿道のあふれる善意も、
ジュージューショーチ。

マジ、ありがたい。泣きそうになる。
だからこそ、よけいにつらい。



グダグダになったときはとくに
「ファイト!」
っていう、ふんわりさがいいね。
とおもった。

中島みゆき、すげえ。

「ガンバレー!」ほど限定的じゃないし
「遅えんだコラ」ほど威圧的じゃないし
「つらければやめちゃっていいよ」ほど甘やかし的でもない。

じぶんの都合にあわせて解釈できる。



少なくともおれが
沿道にまわる的な役割になったときは
「ガンバレー!」な気持ちを
違う言葉で表そうとおもった。

おもいましたとさ。
ってだけのハナシ。

なに、アタリマエのこと言ってんの。
てな、ハナシ。



行動記録 レースまで

おのれへの美ぼう、いやいや備忘的に。



3:30起床。

15分前ぐらいには目が覚めてた。
なんでだろうね。wktkしてたんだろうね。

家を出るのは5時前。
時間をゆったりとったのは
トイレのトイレによるトイレのため。

起きてトイレ。
飯食ってトイレ。
準備ができたらトイレ。
家を出る直前に、もいっちょトイレ。

荷物は、当日の行動に合わせて
前日にカンペキに準備・仕分けしといた。

朝飯は切り餅3ケ。
チョコレート。
ちょっと、水分。

水分は前日からひかえる。



4:50ぐらい。クルマで家を出る。

5:20ぐらい。
東名川崎ICで高速に乗り
なるべく先に行ってしまおうと
サブ25分ペースで飛ばす。



7:00ぐらい。日本平PAで休憩。

吉田ICまであと10数kmまで来た。
ってのと、ちょっとくたびれたしねむかったから。

日本平には。
あきらかにこれからマラソン走りまーす
ってひとがチラホラいた。

おれは
「あきらかにマラソン走りまーす」
ってかっこうをしてなかったので
そのひとたちに関心バリバリなのに
関心ありませんよってていで横を素通りする。

日本平は、トイレがキレイ。
とくにもよおしたわけではなかったが
大用のほうに入ってみた。

精神的には、これですごく落ち着けた。



7:20ごろ。会場の駐車場に到着。
最小限の荷物を持って、シャトルバスへ。
あ、「最小限の荷物」ってのが問題なんだけど
それは次エントリーで。

シャトルバスに乗って会場入り。

バスでは。
近くの席に、5人ぐらいの団体さまっぽいのがいて。
マラソン大会で毎度おなじみな
「てめえの緊張をやわらげるために
やたらデカい声でお追従笑い」
な、毎度おさわがせしますがいて。

毎度ちょっとゲンナリするけど、
そろそろゲンナリし飽きてもきたので、
どうでもいい。

何を言ってんだろう、おれは。

シャトルバスで座ってるとき
いま何時かなあって腕をまくって時計をみたら
相席のひとが「むむむ?」ってチラ見した。
おれのガーミンヌ620が気になったらしい。

よくわかんないけど、
ちょっと勝ったって気になった。



8:00すぎ。会場着。

とりあえず、トイレ。
男性の小用はほかとは別行列になっていて
回転も速いので10分ぐらいで終了。

荷物を預けて、
背中のボッチ練ゼッケンを誇示するよう
ノシノシ歩く。
いまとなっちゃムダなノシノシ。

なんて、いわなーい!



8:20。スタート地点へ。
ブログ村のひとたちが集合する
というので顔を出してみた。

マラソン大会でこう
大々的にお会いするのは初めてなので
人見知りに輪をかけた人見知り
な感じだった。

8、9人いたかな。
みんなおれより速そうだなとおもった。
5分ぐらいですぐ解散。

みなさん、場慣れ、集合慣れ
してらっしゃる。



それでもまだ
スタートまで30分以上ある。

とはいえ、トイレはますます
ものすごい行列。

スタート地点に整列して
しかも木陰に陣取り、
昼寝のひとつも始めようって
のどかな感じだった。



そーのー数ー時ー間ー後ーっ
悪い意味でヘロヘロになってるなんて
知ーるーよーしーもーなーくーっ。
むーそーおーだーにーせーずーっ

でーはー。
問題のシーンを、もー一度ー。
な、ていで。



行動記録 レース後

12:30ごろゴールして。

ゴール後の導線はカンペキだった。
脚の計測チップは高校生がどんどん寄ってきて
外してくれる。

今回、おれのチップを外してくれたのは
フカキョン似の女子高生。

ではなく、体操の白井健三クンみたいな
イガグリ頭のさわやかクンだった。
白井健三クンって若いころの定岡に似てるよね
ちょっとだけ。
定岡


その後の導線もカンペキ。

記録証を発行してくれたのは
フカキョン似の女子高生。
いや、フカキョンとは系統が違うケド
そうとうビジンさんな女子高生さん。

ペットボトルのドリンクを渡してくれたのは
フカキョン似の女子高生。
いや、似てはいないケド
かわいらしい女子高生。

「おにぎりを1ケずつどうぞ」
ってくばってたのもフカキョン似の女子高生。
マジでうれしかったので
「やったー!」って喜んだら
こっちもうれしいわよ的な笑顔だったので
全面的に好感しかもてないわけで。
ほんとうにフカキョンに似てるかなんて
もうどうでも、よくって。
梅干のおにぎりをもらった。

荷物預けによろよろ近づくと
受付に到着する前に荷物が用意されてる。
なんだそのホスピタリティーは。
フカキョンに似ても似つかないおじさん。
好感しかもてない。

ってぐあいに。
フカキョンが跋扈する恐るべき街、島田。



何がいいって、
レース前もレース後もそうだけど
時間的なストレスがまったくねえ。

これで6500円ってすげええ。

ブームに乗ってんだかしらねえが
クソみたいな運営なのに、エントリーフィーだけ
足並みそろえて5ケタ踏んだくる。みたいな
クソみたいな大会が跋扈する、中で。

クソみたいって2度言う必要は、ねえ。




いや、こんな行動記録。
おもしろくも何ともなくね。
だが、おれの後学のために、つづける。



今回、最大の課題。

というか、不安ごとは
マラソンのことなんかどうでもよくて
「日曜夕方、渋滞がはじまる前に家に着く」
だった。ある意味。

フルマラソンを走って
そのまま運転して帰る。

どれだけ体力が残ってるかが未知数だった。



あ、コレ、ほんとに日記になっちゃうな。
路線変更。



駐車場を出発したのは、13:30ごろ。

○行きは東名で行きましたっ。
○でもgoogleさんによると、新東名経由のほうが15分ぐらい速いそうですっ。
○でもでも、使い慣れてる東名のほうが、何かと安心できそうな気がしたので、そっちで行きましたっ。

○おれは新東名童貞ですっ。
○せっかくなので今回、帰り道で使ってみることにしましたっ。
○一国に出て藤枝岡部ICから乗りましたっ。
○高速に乗ったとたん、雨が降ってきましたっ。
○「おめえ。すり減らすべき体力と神経、まだ残ってんだろ! アアーン!」っていう神さまのいたずらなんだとおもいますっ。
○あまつさえ、新東名はずっと山の中なので、飽きますっ。
○ずっと山の中なので、土地勘もさっぱりですっ。
○坂道だらけなので、ガソリンの減りも早い気がしますっ。
○珍走団にもお会いしましたっ。

○そんなわけで、ぼくは二度と、新東名に乗ることはないでしょうっ。

○御殿場で東名に戻りましたっ。
○どうやら渋滞がはじまってしまったそうですっ。
○ラジオの交通情報でおなじみの「綾瀬バス停付近」ですっ。

○「眠気ざましのコーヒー」と、ヒトサマよりひんぱんに訪れる「尿意」を、バランスよく考えなくてはなりませんっ。
○そのときのぼくにとっては、どちらか1つだけをカンペキにやりさえすればいいわけではありません。どちらかをミスってもガチで命あるいは人間の尊厳を、著しく損なう恐れがありますっ。
○なので、とりあえず尿意の目を摘んでおくことにしました。どこだか忘れましたが、PA滞在時間は2分未満だったとおもいますっ。

○さて安心。とおもいきや、「ガソリン残り少ねえぞ」を表すランプがつきました。さっきまで、坂道の角度によってはついたり消えたり、弱い表示だったのに、たいへんくっきりわかりやすく、ですっ。

○渋滞のストップ&ゴーは容赦ありませんっ。
○15年以上前のクルマなので、アイドリングストップなんてありませんっ。
○カーナビなんか、当然ありませんっ。

○いらない情報ばっかなので、箇条書きに変わっただけで、けっきょくくそ長いじゃねえかでありますっ。
○まあ、17:00前、何とか無事、おうちに着きましたっ。
○えっ、そこはぜんぶ端折るんですか? そうです。彼の名前はボブではありません。アイケルバーガーですっ。



とりあえず、来年も出るなら、
今度は電車で行こうとおもう。
今年も実は、電車で行こうとおもっていた。
でも、富士山マラソンはクルマで参戦する。

今回のしまだ大井川はあくまで
富士山のリハーサル。なので
「クルマで行く→フル走る→クルマで帰る」
がどんな感じか、体験してみたかった。
ってだけのこと。

わかったのは2つ。
「あんがいイケるぜ。もうやんないけどね」
あと。
「走り終わっても、酒が飲めねえんだぜ」

とくに後者。
ソレ、体験しなきゃ、わかんねえか?



そんなわけで、もう一回だけつづく。
次はもっと、人口に膾炙するようなこと、書く。
なんてつもりはさらさら、ねえ。