おととい12分間走というやつをやった。
12分でどのくらい走れるかによって、
おおよその最大酸素摂取量がわかり、
フルマラソンで可能なタイムを大雑把に予測できる、らしい。
おれは3000m。
厳密にいうと3000mに12分03秒かかったので、
15mくらい足りないんだが。
まあ、3000mということにしておく。
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最大酸素摂取量とは、
体重あたり、1分間にどれだけ酸素を取り入れられるかっていう値。
多ければ多いほど、エネルギーがいっぱいつくれていいね、っていう値。
JogNoteていうサイトの、筑波大の先生の連載によるとこういうことらしい。
あと、ここで実際に測れたり、表が載ってたりする。
それによると、サブ3.5(3時間半以下)なんて出ちゃったりすんだが、
まあ、1つの目安として。
まず「全力で12分も走りつづける」てのが、けっこーキツいんだけどね。。。
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そもそも、どうしてこんなことしたかというと、
今年の夏のテーマが、スピードアップなんである。
スピードがねえなと実感してるんである。
足かけ1年ちょい、断続的にジョグを続けて、
距離にはあるていどの自信がついた。
完走しさえすりゃいいのなら、フルマラソンぐらいはいつでもやりまっせ、
ていどの。
ただ、
ジョグをしてるからといって、ダッシュが速くなってるわけではない。
たぶん、純度の高いダッシュをしたら、
同年代の運動不足な人と同じく、脚がもつれてコケちゃったりするんだろう。
ぐらい。
同じ「走る」という行為でも、
ジョグとダッシュってそんくらい異種なんである。
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ダッシュのスピード、といっても、
100m走やバスケ、サッカーなどで求められるダッシュ
とも違うんだけど、
話がややこしくなるので、ここでは措いておく。
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今年のはじめに、
1年でどれくらい走れるようになろうかな、と青写真を描いた。
それを具体的におとしたのが表題。
打倒したいのは、四半世紀ぐらい前の自分
なんである。
中学で陸上をやってたとはいえ、
まだ入ったばかりでさほど練習もできていない。
それならなんとかなんじゃね、と。
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じゃっかんの記憶違いもあるかもしれんが、
中1のころは、
1000mで3分ヒトケタぐらい。
1500mが4分47~48秒。
だったとおもう、確か。
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「12分間走とどう関係があんだよ?」
なんだが。
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中1のとき、1つけっこうな思い出がある。
夏だったか、はじめて3年生がふつうにやっている練習についていけて、
顧問の先生がほめてくれたことがあった。
中学とはいえ、四半世紀前の運動部。
さすがに水飲んじゃダメ、って時代ではなかったが、
ライカンを持ってこいっていわれて、ラインカー持ってって殴られたり、
「脚痛いです」っていったら「走れば治る」ってなる、
ぐらいの根性論。
あまつさえ、
日体大出身の顧問はまだ20代で、熱血路線だったりしたので、
顧問から歩み寄ってきてほめるなんてことは、基本的にない。
あ、「ライカン」てのは紙雷管。ヨーイドンのピストルみたいなやつ。
「ラインカー」てのは石灰でグラウンドに白い線を引く、アレのことね。
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その練習てのが、200mトラックを45秒ペースで25周。
つまり、1kmあたり3分45秒で5km。
復習。
きのう、1kmあたり4分で3km。。。
ぬぬぬ、まだ全然遠いじゃんか、四半世紀前のジブン。。。