何年かおなじ仕事を続けていると、
わかったような気になる。
だが、ほんとうにわかってるのか、疑わしい。
むしろ、その仕事特有のミョーな常識に縛られる。
というより、自分で自分を勝手に縛りつけるものだ。
「ものだ」ナドト一般論めかしたものの、
まったくの一人称的体験。
そんなとき、表題の言葉を聞き、ハッとしている。
*
特に前半部。
どんな発想をしようとタダなのに、
よぶんな縛りを入れたら、硬直するしかない。
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前エントリーの続き。
その制作物というのは、初体験ジャンルである。
にもかかわらず、
硬直しきった、それまで身につけた常識で考えようとした。
これでは表題の言葉のシロートとクロートが完全に逆。
話が曖昧なまま進んでいるが、
いまのところ言えるのは、
「この歳になって、まだメタメタにダメ出しをされる、
しかも身近な人が、教育としてやってくれる」
ことのありがたさ。
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ボスの言葉は、特に発想の仕方は
一見シロートっぽいそれであり、
でいて、十分にロジカルであり、
なおかつ、楽しくやってる感に満ちている。
おれもそうなりたい。
ということで、表題の言葉を肝に銘じるだけ。
曖昧なまま、何となく終わる。